歴代XBOXは成功・失敗?国内ではどんな感じだったかを分析!

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マイクソロソフトから展開されているゲーム機・
XBOX。

日本国内では成功だったのか、失敗だったのかを、
販売店での勤務経験を元に、
ユーザー側目線で解説していきます。
(利益等そういった部分は考えないこととします)

日本国内では、全体的に苦戦が続いているXBOXですが、
今のところはどれが成功で、どれが失敗だったのか、
それを見ていきましょう。

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国内では全体的に苦戦が続いている

XBOX自体は海外では人気の高い商品ですが、
日本国内だけに目を向けると、厳しい状況が続いており、
今のところ国内では”その世代のトップ”に立った
XBOXはありません。

いずれも、競合機の方が売れている状態が続いている、
ということですね。

元々、発売されるソフトも他ハードと比べると
海外向けのものが多い点も、
そういった傾向を強くしているものと考えられます。

では、それぞれの歴代XBOXが日本国内では
成功だったのか、失敗だったのか、
それぞれ解説していきます。

初代XBOX

初代XBOXは、日本国内では存在感をあまり発揮することができないまま
次のXBOX360に世代交代してしまいました。
2002年に発売後、2005年の後半にはXBOX360が登場してしまったため、
現役だった期間も短く、売上台数も50万台ちょっと、という結果に
終わってしまいました。

他の国内で発売されたゲーム機との売上や
競合機との売上、現役でいた年数、ソフトの発売数などを
総合的に判断すると
”日本では上手く行かなかった”というのが客観的な
評価になると思います。

流石にこれで大成功、と言うのは無理がありますからね…。

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XBOX360

今現在、国内で最も成功したXBOXは、
このXBOX360になると思います。

次のハードが発売されるまでの年数もある程度余裕が
ありましたし、ソフトの発売本数や、CMなどでの盛り上げ、
ゲーム店での取り扱い状況を見てもそうですし、
売上も今現在では唯一国内で100万台を超えていますから
国内で”成功”したXBOXのひとつと言っても良いと思います。

実際、国内メーカーによる新作なども結構出ていたので、
国内では最も注目され、普及したXBOXと言えます。

それでも競合機のWiiやPS3には及ばなかったので
課題はたくさんありますが、
他のXBOXと比較すれば十分に国内でも”成功”した部類に
入ると思います。

XBOXONE

国内では最も成功したXBOXであった「XBOX360」とは
正反対で、
XBOXONEは国内では”大失敗”に終わってしまったハードと言えます。

XBOXの中では現時点では”一番苦戦したハード”であり、
売上台数も10万超えるのがやっと、というかなりきつい状態でした。

実際、当時ゲーム販売店にいましたが
XBOX360の頃が嘘のように存在感がまるでなく、
発売日にもほとんど売れなかったのは強く印象に残っています。

せっかくXBOX360で作り上げた国内展開のイメージを
一気に真逆の方向に悪化させてしまった存在とも言えるでしょう。

かなり”苦戦”したハードです。

XBOXSeries

XBOXSeriesに入ってからは、
XBOXONEの時の大苦戦から抜け出し、
ある程度回復したように思います。

流石にXBOX360にはまだまだ遠く及ばない状況では
ありますが、
初代XBOXも既に抜く勢いになっており、
競合のPS5自体が少し躓いたこともあり、
新たなユーザーの引き込みにも成功しているのも事実でしょう。

国内でのXBOXの中では”ある程度成功しつつある”という
状況でしょうか。

ただ、とは言っても現状では
スイッチやPS5には、国内では遠く及ばない状況であり
XBOX内で見ても、XBOX360の頃のような売上には
至っていないために、
”まだまだこれから”という状況です。

PS5が躓いている間に、国内へ一気に普及させることが
できなかったのは”チャンスを逃してしまった”ようにも思えますが、
まだまだ今後の展開次第では一定の伸びは期待できそうです。

現在は現役ハードなので、
今の時点で最終的な判断を下すことはできませんが、
XBOXONEと比べると飛躍的に伸びているのは事実ですし、
”まだまだ展開次第では伸びる”ハードであると思います。

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今後はどうなる?

どうしても、XBOXとなるとライト層に普及するのは
なかなか難しいので、国内では特に
コア層を中心に狙っていく展開になるとは思います。

が、まだ”国内ユーザー向けに”アピールする部分が
不足しているようには思えるので、
その点をもっともっと、一般ユーザーにまで
視野を広げ”日本受けするような展開”が出来れば
日本国内でももう少し幅広く広がっていくとは思います。

ただ、XBOXONEの時とは違い、XBOXSeriesでは
大分その努力も見られるので、
伸び自体は期待できそうな気もします。

まとめ

日本国内のユーザーの趣向などを考えると
残念ながらXBOXがトップシェアに立つことは
国内では限りなく不可能に近いとは思いますが、
それでも、売上を伸ばし、一定の存在感を
見せることはやりようによってはできると思いますから、
この辺りは、XBOX陣営の今後の展開・手腕次第、
ということになるでしょうか。

国内では特に任天堂ハードが圧倒的に強い状況が
ここ最近は続いていますし、任天堂ハードを好むユーザー層を
取り込むのは、XBOXの性質上難しいと思うので
長所を伸ばす、という点に重点を置くのがベストのように感じますね。

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