大病院を利用する際の注意点と知っておくべきことをご紹介!

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皆様は地元の医院などを利用して
大病院などで検査を受けるように言われて紹介状を
貰ったことはありませんか?

町の診療所レベルでは、対応できなかったり
精密な検査が必要な場合は、大病院に紹介されることもあります。

普段から大病院を利用している方はともかく、
普段は小さな診療所や開業医の医院を利用している場合、
なかなかその違いに戸惑うこともあるかと思います。

今回は、大病院を訪れて利用する際に
知っておくべきことと、注意点をまとめていきたいと思います。

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大病院を利用する際の注意点

大病院を利用する際の注意点と知っておくべきことは
色々とあります。
私も、紹介状を貰って、大病院を訪れたことがありますが、
色々と勝手が違って、実際に経験しないと分からないことも
ありました。

歯科治療の親知らずの抜歯の際や
目の、二重にモノが見える症状の際に、それぞれ大病院へ
紹介されて、検査・治療を行いました。

その際の経験をもとに、普段は開業医院を利用されている方向けに
大病院利用時の知っておくべきことをまとめていきます!

紹介状が必要な病院も…

まず、大病院を利用する前に知っておきたいことは
”紹介状が必要かどうか”ですね。
病院の、受診する科によっては、地域病院の
紹介状が無いと、受付すらしてもらえない場合もあります。
このあたりは、病院や受診する科によって異なりますので、
自分が行く場所のことをよく確認しておきましょう。

近所の医院などから、紹介状が出ている場合は
100パーセント大丈夫ですが、
そうでない場合、つまり紹介状を持ってない場合は
いきなり行っても受付してもらえない病院もありますし、
紹介状なしだと手数料などが余分にかかる病院もあります。

その点は、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
ホームページなどに必ず記載があるはずです。
確認せずに行って、文句を言うのは間違えです。
紹介状が無いけど、大病院に行く!という場合は
事前確認を忘れずに!

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混雑している可能性があります

大病院は、地域の病院などとは異なり、
かなり混雑している可能性があります。
待合室が溢れている場合などもあり、
運がよければ数分で呼ばれることも無くはないですが場合によっては
1時間、2時間、3時間と待たされる可能性もあります。

診察までに数時間待たされて、
その後検査が必要になって、また別の場所で待たされて、
お会計でも数十分待たされて、
さらには処方箋で、院外の薬局などを訪れることになり、
そこでも数十分待たされる場合などもあります。

私が目の検査で病院に訪れた際の時間を参考に書いておくと
予約が11時で、
病院に入ったのが10時、受付を終えたのが10時30分でした。

そして、その後に
待合室で待機。最初に呼ばれたのが12時20分、
検査終了後に、今度は診察のために最後待たされて、
呼ばれたのは13時30分ごろでした。
で、診察終了後が13時45分ごろ、
そして会計を終えて病院から出たのが大体14時でした。

さらに、目薬が処方されていたので、薬局へ行き、
薬局も30分待ちだということで、
結局、薬局で薬を貰い終えたのが、14時30分でした。

と、いうことでこのケースの場合は、
10時に病院に入って、14時30分に全部終わった、という
感じでした。

もちろん時間がかからずに終わるケースもありますが、
もっと時間のかかるケースもあります。
そのあたりはなんとも言えないので、
時間に余裕は持っておくようにしましょう。

予約時間はあくまで目安

大病院には予約していく人も多いと思いますが、
この”予約時間”というものはあくまでも目安であって、
その時間に必ず診察が開始されることを約束するものではありません。
これは常識として、覚えておきましょう。
診察には”人”が絡みます。
ですから、必ず予約時間通りに順番が回ってくることなど、
有り得ないことです。

前に別の記事でも書きましたが、
たまに、この予約時間で文句をいう人が居ますが、
よく考えてみてください。

例えば、診療時間を100パーセント守る、ということは
もしもあなたが何か医師の方に聞きたいと事があったとします。

「ここの具合が悪いのですが…」と。
ですがその瞬間に先生は言いました
「もう次の方の時間なので」と。
質問に答えることもなく診察が終わった…
と、すればどうでしょう?あなたは怒りますよね?

ですから、予約時間通りに進むことなどありえません。
予約時間ですぐに文句を言う人ほど、
もしも予約時間をきっちり守るシステムになったときにも
すぐに怒るのではないでしょうか?
つまりは自分勝手ということです。

予約時間は目安、これは覚えておきましょう!

紹介元に戻ることになる場合も…

大病院で行うのは、あくまでも
”小さな病院ではできないこと”だけです。
細かい部分まで大病院でやっていては、さらに混雑してしまい
本当に大病院での診察が必要な人が困ってしまいます。

そのため、大病院で検査や治療など、必要な処置が終われば、
紹介状などで来院していた場合、再び、元の病院に戻って
経過観察や治療を続けるように言われる場合もあります。
その場合は、先生の指示にしっかりと従い、元の病院で
治療継続を行うことが大事になります。

どこでもできるような治療は基本、大病院では
行わないことも多いので、覚えておきましょう!

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いつも同じ先生とは限らない

大病院に通う場合も、場合によっては
いつも同じ先生の診察を受けられるとは限りません。
場合によっては、別の先生の診察になる場合も。

もちろんカルテなどはありますが、場合によっては
自分の口で、もう一度説明を行う必要が出てくる
場合もあります。

先生を指定したりすることも病院や治療内容に
よっては可能ですが、その先生が、その病院にずっと
居るとは限りませんから、
開業医とは違い、いつも同じ先生に診察してもらえるかと言うと、
必ずしもそうでない場合があります。
このことは、覚えておきましょう。

もしも何か問題があれば…

もしも、大病院で検査などを行い、
その検査の中で問題が見つかった場合は、
そのまま必要な処置を行ってくれるはずです。
場合によっては入院が必要になる場合もあるかもしれません。
これは治療内容次第ですから、なんとも言えませんが、
大病院の場合は、設備が整ってますから
検査などで何かが見つかっても、基本は安心かと思います。

診察の流れ

あくまでも目安です。
受診する科や治療内容によって大きく異なります。

まず、大病院を利用する際は、
直接訪れる(病院によっては不可)か、
地域の医院などから紹介状を貰い、予約して病院に行きます。

最初は入り口付近に受付があると思うので
そこに、声をかけて指示を貰うようにしましょう。
受付が終われば、どこに行けば良いか案内してもらえるはずです。

その後、自分の受診する科の待合室に行き、
診察券などを指示された場所に提出して、待機、
呼ばれたら診察を受けて、診察終了or別の場所で検査や診察などを
受ける、という流れになるかと思います。
検査内容などによっては複数の科を訪れることになる場合もあります。

診察が全て終了したら次回の予約が必要な場合は予約をし、
会計を済ませて(会計は入り口付近にある場合が多いです
指示されるのでそれに従いましょう)、
薬が出ているのであれば処方箋で薬を貰う、という流れになります。

↑はあくまで目安なので、病院の指示に従ってください!

まとめ

普段大病院に行きなれていない方は、大病院を訪れると
戸惑うこともあるかと思います。
しかしながら、基本的には、病院内でちゃんと
「次はこうして下さい」という指示をもらえると思いますから
その指示に従って行動すれば、特に迷うところは
ないかと思います!

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