大学中退の就職活動上の扱いと印象は?高卒と比べてどう思われる?

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店員Kです!

世の中には、残念ながら学歴重視なものも
多く存在します。

学歴だけではじかれてしまうようなものも
あるぐらいですからね…。

自分がどんなに努力したか、中身はどうか、など
配慮されず、ロクでもない人でも学歴があれば
有利であることには違いありません。

この世はそういうものです。

ですが、中には「大学中退」をする人も居ると思います。

大学を中退すると、どのように扱われるのか。
その印象はどうなのか。
高卒に比べてイメージはどうなのか、色々気になることもあると思います。

今回は、大学中退で、企業が抱くイメージについて書いていきます。
私の店長経験や、採用担当者と実際に話した話も織り交ぜながら
書いていきます!

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大学中退とは?

大学中退とは、大学を何らかの理由で途中で辞めてしまうことです。
理由は様々だとは思いますが、
要するに「大学に入学したけれど、卒業することはできなかった」と
いうのが現実です。
やむを得ない事情であっても、そう捉えられてしまうことは
仕方がないことです。

では、大学中退は、企業にとって、世間にとって、どのような
イメージを抱かれるのでしょうか?

大学中退は学歴になるの?

これは相手によります。
大学中退を学歴として考慮に入れる企業もあれば
中退しているのだから、それは学歴ではなく、高卒だと判断する企業や人も
居るでしょう。

そして、大学中退の扱いもさまざまです。
基本的には大学の中退時期によってどうこうという話に
なることは少ないですが、それも可能性は0ではありませんし、
大学に2年以上在籍していた場合、短大卒業扱いなどにしてもらえる
場合もあるのです。

このあたりは相手企業や人によるので何とも言えません。
↑に記したような、あらゆる可能性がある、ということです。

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大学中退は隠した方がいいの?

基本的には、大学中退は隠さない方が良いと思われます。
後で、何らかのかたちで発覚したらどうして嘘をついたんだ!と
いう話になってしまいますし、
マイナスになる可能性はあるものの、プラスになる可能性も
ありますから、基本的には、隠さないでそのままありのままを
伝えた方が良いと思います。

大学中退は確かにマイナスになる可能性はありますが、
中退を隠せば、その間の経歴に空白期間が出来上がります。
嘘を嘘で固めるのも辛いでしょうし、
中退してしまった以上、多少のマイナスがあるかもしれないという
リスクは覚悟しておいた方が良いかとは思います。

大学を中退すると就職はできないの?

そんなことはありません。確かに、大卒が必須の会社などには
応募すらできないとは思いますが、
大学中退でも就職できる場所はいくらでもあります。

もちろん、大卒に比べれば苦労をする、というのは事実でしょう。
私の勤務していた企業でも、大卒の方が優遇はされていましたし
採用人数も多かったです。

なので、大学を中退してしまう、ということは大卒に
比べて不利になってしまうことは必然的であり、
仕方の無い事です。

他の「面」でカバーをするしかありません

中退のマイナスを少しでも減らすためには?

大卒に比べれば大学中退がマイナスになる可能性は高いでしょう。
もちろん、何の考慮にも入れないでおいてくれるところも
あるでしょうし、高卒に比べてプラスになる可能性もありますが、
やはりマイナスになる可能性も高いのは事実です。

そんな大学中退という経歴による傷を少しでも減らすために
大事なことは、やはり「大学を中退した理由」ですね。

中退した理由が「大学と合わなかった」だとか
「学業不振」だとか「人間関係」だとか、そういうものの
場合、マイナスイメージはぬぐえないでしょう。

できる限り、やむを得ない事情にしておくことが
ベストではないかと思います。

ただ、どのような理由であっても
途中で辞めているのは消せない事実ですから、
多少のマイナスは覚悟しなくてはなりません

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高卒と大学中退、どっちがいいの?

これは一概に言うことはできません。
高校を卒業して、高卒の状態の方が良いのか、
それとも高校卒業後に大学に進学して、大学中退の方が良いのか。

人によって意見は分かれるでしょう。

ただ、全体的には「大学中退」にはマイナスイメージが
あるでしょうから、高卒そのままの方がイメージ的には有利な
ところが多いですね。

が、先ほども書いたように、大学中退でも、短大卒業扱いに
してくれる企業もありますし、
大学に一度は進んだことを、高卒に比べて評価する人も居ます。
もちろん「大卒」というステータスには敵わないでしょうけれども、
高卒に比べると良い印象を抱く人も実際には存在します。

ただし…
高卒の方がいいな!と思う人も存在します。
大学を中退した、ということは下記のようなイメージを
抱かれる可能性があるのです。

例えば、学業不振や大学と合わなかった、
やりたいことが見つからなかった…などの理由で中退した場合、
「この人は就職後も「こんなはずではなかった」となって
 辞めるのではないか」というイメージを与えてしまいますし、

人間関係が理由で中退している場合、
会社の人間関係が上手くいかなければ辞めるのか?という
イメージを抱く人も居るでしょう。

また、経済的な理由であっても
入学時にそれを予測できなかったのかどうかや、
今後の将来性などを懸念される心配があります。

これらの悪いイメージを抱く人は居ます。
私の勤務先だった会社の採用に関係している人も
「大学中退はイメージが悪い」と言っていました。
このように、悪いイメージを抱く人は実際に存在しますし
「途中で辞めてしまった」のは事実ですから、
多少、ハンデになってしまうのは仕方のないことです。

なので、高卒と大学中退、どちらが良いかと言うことに
ついては、人によって違います、ということですね。

ちなみに私個人の意見としては
大卒>高卒>大学中退 ですね…。

学歴重視の人間ではないのですが
学歴だけを見たときに抱くイメージとしては
上の順番になります。

やっぱり、理由は何にせよ一度辞めているわけですから、
「それなら最初から大学に行かなければ良かったんじゃないですか?」
と言うのが最初に学歴を見たときの第1印象であり、
高卒の場合は、最初から就職を目指しているわけですから、
その方が潔いと私は思いますし、大学中退に比べてイメージは良い、
と私が採用担当者であれば判断します。

あとは、そのあとのお話次第ですね。
大学中退の理由によっては、最初に抱いたイメージを払しょくして、
「あぁ…そういうことなら仕方がないですね」と私もなると思います。

あくまで、一個人の意見なので、この辺は採用担当者に
よって違いますから、参考までにどうぞ。

できることなら…

せっかく大学に入学したのであれば、できれば中退という
理由は選ばない方が後々に有利になるのは事実です。
ただ、人によって色々な事情があると思うので
止むを得ない場合は仕方がありません。

ただし、上でも書いたように決して良い経歴として
残るわけではないので、その点は覚悟しておかなくては
なりません。

大学に行くなら”覚悟”を持つことです。
不安であれば高卒の道を選ぶのも一つの手段ではあります

まとめ

世の中は学歴が全てではありません。
ですが、やはり残念なことに大学中退は世の中では
不利に働いてしまうケースが多いです。

経済的理由も含め、何か、辞める理由があったわけですからね…
高卒と比べても、マイナスイメージになるところも
あると思います。

できれば避けた方が良いですが、既に中退済みの場合は
それを受け入れて、その経歴と付き合っていくしかありません。

大学中退=就職できないなんてことは絶対にないので、
諦めずに頑張っていれば、必ずゴールは見えてきます!

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