親から”婚活”をするように言われてしまったり、
強制されてしまった場合は
どうすれば良いのか。
難しい問題ですね。
本来、”結婚”は自由であり、
結婚を望む人も、望まない人も世の中にはいます。
そして、結婚する・しないも個人の自由ですから、
どちらも正解・不正解はありません。
生涯独身でも良いですし、
結婚しても良いわけです。
なので、”婚活を親が強制する”ということは
間違いなのですが、
それでもそういうことをしてしまう親がいるのも事実で、
婚活とか、結婚とか別に望んでいないのにも関わらず、
親からそういうことを迫られてしまって、
困っている人もこの世の中にはいます。
そんな場合、どうすれば良いのかを、詳しく解説していきます。
結婚は「自由」婚活も「自由」これを忘れない
まず、大前提として
”結婚する” ”結婚しない”
これは、個人の自由であることと、
婚活をする・しないも、個人の自由であること。
これは、忘れないようにしましょう。
する・しないで優劣はありません。
どっちも正解の一つであり、不正解ではないので、
このことを、頭の中にしっかりと入れておく必要があります。
親から”婚活しなさい！”みたいなことを言われたり、
断ったりしたら悪く言われたりすると、
中には”自分は間違っているのか”だとか
”結婚しないとおかしいのか”だとか、
そんな風に思ってしまう人もいるかもしれません。
が、先ほどから書いている通り
結婚する・しないは自由なので、
もしも親からしつこく婚活を迫られたとしても、
「選ぶのはあなた」であることを忘れないでください。
そして、あなたがどちらの選択をしようとも、
それは、間違いではなく、どちらも正解の一つなので、
そのことを覚えておきましょう。
ずっと責められ続けたりすると、
人間は「自分が悪いのではないか」と思ってしまう生き物ですが
婚活をする・しないに関しては
”しない”でも”する”でも、悪いことはないので、
（既婚で婚活する、とかそういうのはダメですが）
自分の選んだ選択に、自信を持って頂いて大丈夫です。
ハッキリと考えを伝える
親から婚活をするように言われたりした場合、
自分がしたくないのであれば、
ハッキリとその考えを伝えて下さい。
理由は色々あるとは思いますが
例えば「好きな人がいる」なら、そう言えば良いですし、
「今は結婚を考えていない」のであれば、そう言えば良いですし
「結婚するつもりがない」のであれば、それを言えば良いことです。
確かに、親が”結婚こそ全て”の考えの場合、
なかなか認めてもらえないケースもあるとは思いますが、
それでも、曖昧な返事をすることは
かえって状況を悪くしてしまいますので、
”自分の考え”をちゃんと伝えることです。
そうでないと、”いつの間にか勝手に話が進んでいたり”、
”婚活に前向き”だと勝手に判断されてしまったり、
そういうことに繋がりかねないので、
言いづらい場合でも、ちゃんと”No”なら”No”と言うべきです。
もちろん、婚活に興味があるなら、
親の話に乗って、婚活をする方向に話を進めても構いませんが
そうでないのであれば
「今はこういう理由があって婚活は考えていない」と
ハッキリと言いましょう。
これは、別に悪いことではないですからね。
感情的にならずに冷静に話し合う
親側が感情的になる可能性はありますが、
そんな場合でも自分は感情的にならずに
冷静に話し合うようにして下さい。
感情的になってしまうと、余計な口論や
親との関係の悪化に繋がります。
こちらはあくまでも冷静に
”婚活をするつもりはない”と、理由も交えた上で
説明してください。
その上で、親の考えを全否定するような感じではなく
”もし、この先気が変わるようなことがあったら”だとか、
”婚活は一人じゃできないし、乗り気じゃないのに婚活すれば
相手の人にも迷惑をかけてしまうから、それはできない”だとか、
上手く、理由付けや、フォローするような言葉を交えつつも
”婚活を（今の時点では）しない”ということを
ハッキリ伝えることが大切です。
親がどうしても納得しない場合の対処
婚活をしない、と、理由付きで説明しても
どうしても納得しない場合は、
一度、その話題に関しては距離を置くしかありません。
あなたが”婚活は（今の時点では）絶対にしない”という
意思を伝えたのであれば、親が納得しなくても、
後は、親が分かってくれるのを待つしかありません。
ただ、親世代の人は特に
当時は生涯未婚率もかなり低かった時代の年代の人が
今はまだ多いために、
どうしてもその時代の考えが中心になってしまっています。
今の世の中は、生涯未婚率は上がっており
”当たり前のようにそこら中にいる時代”ですが
それを理解できていないことが多いですね。
とはいえ、そういった人に
”今は生涯未婚率も上がっているし”みたいなデータを
示してもあまり効果的ではない
（何で結婚しないんだ！みたいにデータにすら
否定的な感情を露わにするケースも多いです）ので、
一旦、その話には触れないようにするなどして、
少なくとも”婚活”の話題からは距離を取った方が良いです。
相談できる相手（例えば両親のどちらかは婚活しなくてもいい、
という考えならそっちの親に相談したり、親戚や祖父母などに
相談したり）がいるのであれば
相談して、”第3者”にブレーキをかけてもらうことも
一つの手段にはなりますね。
それでもどうしてもしつこいようであれば
一度、親自体ともある程度距離を取るなどして
身を守る必要が、場合によっては出て来るかもしれません。
毎日毎日”したくもない婚活”のことを言われ続ければ
それは、かなりの苦痛になりますから…。
勝手に結婚相談所などに登録された場合
これは、すぐにでも業者に連絡し、
「親が勝手に登録してしまったこと」や「契約の解除」などを
申し出て下さい。
そうでないと、相手を見つけられたりしてしまって、
”関係のない他人”まで巻き込む可能性があります。
また、親にも「そういうことは絶対にしないでほしい」と、
これはきつく伝えておく必要があります。
”相手の業者”にも”本気で婚活している他の人”にも
迷惑をかける結果になりますし、
当然、あなた自身にとっても迷惑な上に
”相談所に登録する際の費用”などが戻ってこない可能性も高いです。
”登録されている状態”が続けば当然費用も掛かりますから
”とにかく素早く契約解除”を行い、親ともしっかり
”これだけは絶対にしないで”ということを伝えておきましょう。
親と険悪な状態になってしまった場合
婚活をしない、と言ったことで親と
険悪になってしまった場合、
残念ながらその際には”いったん距離を置く”しか
方法はありません。
自分の意思を伝えても、親が納得しない場合、
これ以上は難しいでしょう。
ですが、”だからと言って”無理に婚活をしたり、
親が強引に婚活を始めさせたりすることは
控えるべきです。
婚活には必ず”相手の人間”がいます。
”自分の親との関係を維持するためだけの婚活”なんて
してしまったら、相手にとって大変失礼ですし、
あなたにとっても辛いことです。
他の部分では、できる限りいつも通り接しながら、
いつか親が落ち着くまで待つぐらいしか
出来ることはありません。
本当に手をつけられないぐらい怒っている場合は
残念ながらしばらく距離を置くしかないです。
怒られても、婚活をしなければいけない、なんてことはないですし、
婚活を”強制”しようとする親の方が間違っているのは
事実なので、親が間違いに気付いてくれるのを待つしかありません。
ただ、自分の側にも”言い方に問題はなかったかどうか”などは
振り返って、問題があったと感じるのであれば
その点に関しては、早めに謝るようにしましょう。
まとめ
親から婚活を勧められた場合でも、
婚活は強制ではありませんし
絶対にしなくてはいけないことでもないので、
自分自身で、どうするかを判断していきましょう。
相手にも迷惑がかかりますから、
くれぐれも”乗り気じゃないけど、無理に婚活をする”
みたいなことは、ないように、注意しましょう。
