ネットの小説ってちゃんと完結するの?読めなくなる可能性は?

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ネットには色々な小説投稿サイトなどが
存在していて、
個人が書いた小説を無料で楽しむこともできます。

当然、プロ作家の人が書いたわけではない
作品がほとんどなので、
お世辞にも褒められた出来栄えではない作品も多く
存在すると思いますが、
逆に、世に”本”として放たれている作品よりも
良い出来栄えの作品なども隠れているのも事実です。

しかしながら、ネットで小説を読む際に
気になる点の一つが
”その小説はちゃんと完結するのかどうか”
と、いう部分です。

残念ながらネットの小説は特に
”完結しないようなこと”もあるので、
その点に注意することも、
物語を楽しむためのコツの一つです。

各ポイントなどを解説していきます。

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途中で更新が止まるのはよくあること

ネット小説でよくあることの一つが
”途中で更新が止まってしまう”と、いうことですね。

つまりは、どんなに楽しいお話であっても
物語の完結まで更新されることはなく、
途中で終わってしまう…
と、そういうことになります。

実際に小説投稿サイトに掲載されているような
作品を見てもらえれば分かると思いますが
”最終話まで更新されずに途中で終わってしまっている”お話は
残念ながら多数存在するのが事実です。

もちろん、プロの作家が書いたような小説であっても、
最後まで完結せずに終わってしまい、
単行本なども途中で終わってしまうようなケースは
ありますが、ネットの投稿サイトなどで連載されている
小説の場合、
”誰でも気軽に書けるからこそ”途中で更新を
やめてしまうような人もいるわけです。

そのため、”そういった作品”をなるべく避けたいのであれば
見極めの部分をしっかりとしていく、
ということも大切になります。

どうして途中で更新が止まることがあるの?

これは、単純に”誰でも小説を投稿することができるから”
と、いうのが答えになりますね。

例えば、書籍化しているような作家さんであれば、
それが”仕事”ですし、
色々な契約などもあると思いますから
”自分一人の作品”では既になくなっています。
急に「書くのをやめます」なんてなれば、
それこそ色々な責任が生じる可能性があるのです。

しかしながら、小説投稿サイトの小説などの場合は、
登録さえすれば、基本的には誰でも小説を
投稿することができます。
そしてそれは仕事ではありませんし、
何らかの企業と契約を結んでいるわけでもなく、
完全に”趣味”の範囲内になります。

簡単に言えば、
小説を書き始めるのも自由ですし、
途中で飽きて更新を止めるのも自由ですし、
何らかの事情で書けなくなった場合に
そのままフェードアウトするのも自由です。

”誰でも書ける”環境だからこその
メリットもたくさんありますし、
こういった”途中で飽きたらすぐにやめられる”という
読む側からしたらデメリットになる部分が
あるのも事実、ということですね。

途中で書くのをやめても、
仕事も失いませんし、法律上の問題も何もありませんから、
途中で飽きたり、何らかの事情で更新を止める人も
それなりの数、存在します。

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ちゃんと完結する作者も当然たくさんいる

上の話だけを聞くと、
”ネット小説って完結しないの?”と不安に思う人も
いるかもしれませんが、
そういうことではありません。

あくまでも一部の人の話であり、
当然、小説投稿サイトに投稿されている作品でも
最後まで完結する作品はたくさん存在しています。

ただし、市販されているような作品と比べると、
未完のまま終わってしまう作品も、
誰でも投稿できる空間であるからこそ、割合的には
多くなっているので、
その点は気をつけましょうね、というお話です。

完全な趣味で小説投稿サイトで小説を掲載している人の
作品も、当然、ちゃんと完結することもたくさんありますし、
信頼できる作者さんであれば、
急病などがない限りは、ほぼ確実に完結まで
たどり着くはずです。

ネットの小説投稿サイトの作品が
”必ずしも未完で終わる”ということではないので
その点は気を付けて下さい。

あくまでも”誰でも書けるからこそ、未完で終わる人も
ある程度いる”と言うだけの話です。

プロ作家さんと違って
”なんか飽きたから書くのをやめよう”ということも
簡単にできるわけですからね。

見分けるのは比較的簡単

読もうと思った作品がちゃんと完結まで
たどり着くのかどうかを判断するのは
比較的難しいことではありません。

下記のようなポイントを見て、
判断していきましょう。

・既に完結している場合問題なし
まず、読もうとしている作品が
既に小説投稿サイト内で「完結」している場合に
関しては特に心配する必要はありません。
もちろん、最後の方が打ち切りっぽいエンドに
なっていたりする可能性はありますが、
それでも、最後まで読むこと自体はできまず

・最新話の更新日などを確認
連載中の作品の場合は、
”最新話の更新日”などを確認してみて下さい。
例えば、数日前に更新されていたり、
先週更新されている場合は、まだ連載していることになりますが、
最新話の更新が”半年前”だったり”1年以上前”だったりする場合に
関しては、既に”未完結のまま更新が止まっている”可能性も
高いために、注意する必要があります。

・更新ペースなどを確認
連載中作品の場合”今までの話がどのぐらいのペースで”
更新されてきているのかを確認してみて下さい。
例えば最新話が1週間前に更新されていても、
その前の話から半年以上開いていたりして、
それまでは1週間に1回更新していた…などの場合、
最新話は最近更新されていても、既に
更新が止まりかけている可能性もあります。

・作者の情報を確認
作者の過去作品がしっかり完結しているのかどうかを
確認してみて下さい。
過去作品がしっかりと全て完結していれば、
現在連載中の作品も、当然完結する可能性は
非常に高いでしょう。
逆に、過去作品が完結していない作品ばかりだったりすれば、
(※複数作品同時に連載中の人もいるので、それは勘違いしないように)
今回の作品も最後まで完結するかどうかは分かりません。

このようなところを見ながら
判断していくと
ある程度”この作品はちゃんと完結まで描かれそうだな”と、
いうところは見えて来るかと思います。

小説はいつでも見れるの?

投稿サイトなどの小説は残念ながら
お気に入りを見つけても、”急に読めなくなる”
可能性もあります。

例えば、

・作者が投稿サイトから削除した
・作者が投稿サイトから退会した
・運営側が、その作品を何らかの違反と判断して削除した
・サイト自体が閉鎖されてしまった

などなど、いろいろな理由で見られなくなってしまう
可能性があります。

そのため、どうしても”この先もいつでも
その作品を読めるようにしておきたい!
という場合は、掲載サイトの規約上問題なければ
印刷するなり、自分のPC内のテキストファイルなどに
保存しておいたり、そういったことをしておいた方が
確実です。

極端な話をすれば、書店などに置かれているお話とは
異なり、”作者の気分次第”で、
明日、全話まるごと削除される可能性だってあるわけですから、
本当に好きな作品で、いつまでも読みたい作品に
ついては、自分なりに上手く対処していきましょう。

まとめ

プロ作家の作品でも色々な事情で未完で終わる作品は
小説でも漫画でもあります。

小説投稿サイトの場合にも当然そう言う作品はあり、
誰にでも投稿できるという特性上、
数としてはそういう作品はさらに多くなりがちですが、
ちゃんと完結する作品も当然たくさんあるので、
そういった部分はしっかりと見分けるようにしていきましょう!

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