子供に習い事をさせる必要はあるのかどうか。ポイントを解説!

この記事は約5分で読めます。

子供に”習い事”をさせる親も
世の中にはたくさんいます。

しかし、周囲がそうだと、
”自分の子供にも習い事をさせないといけないの?”と
疑問に感じるような人もいるのではないでしょうか。

が、習い事をするにはお金もかかりますし、
何より、子供本人の時間も使うことになり、
さらには本人が嫌がる場合もあります。

この点は、親としてしっかりと把握し、
対応していくことが重要になりますので、
親の都合で子供を苦しめたりしないように注意しましょう。

”子供に習い事をさせないといけないのかどうか”
この点について詳しく解説していきます。

スポンサーリンク

習い事は「絶対にしないといけない」訳ではない

まず、一番大事なポイントとしては
子供の”習い事”は、”絶対にしないといけない”ものではなく、
習い事をするのも、しないのも
”どちらでも良い”というのが答えになります。

実際に、子供に習い事をさせている親もいれば
そうでない親もいます。
どっちも正解、ということではなく、
このあたりは親自身の考え、そして子供自身の考えを
尊重しながら考えていくと良いかと思います。

”習い事をしていない”=ダメ、などということは
絶対にありませんので、
まずは親自身も”習い事をさせなくちゃ”などと、
間違った考えに至るようなことのないように、
(※絶対にさせないといけない、みたいな考え方になって
させなくちゃ!とならないようにする、という意味です)
注意して下さい。

それを理解した上で、子供と話し合って
習い事をさせるのは問題ありませんが
”絶対にやらないといけないから”みたいな考え方に
親がなってしまわないように、注意しましょう。

当然のことながら
習い事をしたことが無くてもちゃんと成長する子もいますし、
習い事をしたことがあっても、問題児になってしまう子もいますから
このあたりも一概には言えない部分になります。

そのため、習い事の有無で、
必ずしも良い・悪いが決まるわけではありませんので、
その点は覚えておきましょう。
(習い事で学んだことが将来に生きる子もいるかもしれませんし、
逆に習い事をしないことで得た自由時間にしていたことが
将来に役立つ子もいるでしょうから、習い事をする・しないで、
良い悪いは決まらないのです)

子供の意見は尊重すること。親の自己満足ではいけない

習い事をさせる際には、”子供の意見”は
必ず尊重してあげて下さい。

と、言うのも、習い事をするのは”親”ではなく”子供”です。
この点を勘違いしてしまっている人が残念ながら結構いますが、
まるで、親が”自分が習い事をするかのように”一人で盛り上がって
子供が全く興味のないことや、苦痛に感じるようなことを
押し付けて習い事をさせてしまう…ということは避けなくてはいけません。

子供の習い事は”親の自己満足だけ”であってはならない、ということです。

もちろん、親が子供の習い事を探してあげて
本人に確認した上で、本人も乗り気であれば
それはそれで構いませんし、
親の自己満足であっても、”子供も乗り気なら”
それはそれで良いですが、
”親の自己満足だけ”…つまり、子供は嫌がっているような習い事を
押し付けるようなことがあってはいけません。

子供の習い事は、必ず本人の意思を尊重し、
本人と相談をしながら考えていくようにしてください。

スポンサーリンク

辛そうにしている場合は相談に乗る

習い事を始めたあとに、子供が辛そうにしている場合は
そのまま放置したり、
むやみに叱りつけたりするのではなく、
”どうして辛そうにしているのか”ということをちゃんと聞いて
確認、相談に乗ってあげるようにしてください。

習い事の種類によっては子供本人と相性が合わない可能性もあります。

そういったものを無理に続けさせると、
子供に苦痛を与えるだけになってしまい、
何かを得るどころか、歪んでしまう可能性もあります。
当然、そうなってしまうと
”子供に苦痛を与えるためにお金を払っている”状態に
なってしまいますので、それは避けなくてはいけません。

しっかりと子供の状況を把握しながら
習い事が苦痛になってしまっていないかを
注意深く見守るようにしましょう。

他の保護者から何か言われた場合は?

周囲の保護者が、”習い事をさせている親”ばかりだと、
もし、自分の子供が習い事をしていない場合、
中には何か言うような親もいるかもしれません。

ただ、これに関してはあまり相手にする必要はなく、
人は人、他人は他人のスタンスで大丈夫です。

「その分、他で色々やっている」とでも
(例えば読書してるなら読書、スポーツしているならスポーツ)
言っておけば十分です。

それでも、何か嫌味っぽいことを言ってくるような親が
周囲にいる場合は、そのような親とは距離を置き、
あまり関わらないようにすれば良いだけです。
(直接口論したりすると、今度はまた嫌がらせをしてきたり
面倒な展開になる可能性もありますから、スルーが一番良いかと思います)

まとめ

習い事は、あくまでも任意で、
必ずしもやらなくてはいけないものではありません。

習い事をしてることにより、得るものもありますが
習い事をしていないことにより、得るものも人によってはあります。

そのため、習い事は”必須”であると勘違いしないようにしましょう。

また、先ほども書いた通り
”親の自己満足だけを押し付ける”ような状況に
なってしまわないように注意が必要で、
子供に習い事をさせるようなときには
”子供本人の意見もちゃんと尊重されているのかどうか”は
しっかりと考えるようにしてください。

タイトルとURLをコピーしました