トイレの水を流さないとどうなる?節約が裏目に出る可能性も?

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ご家庭のトイレの水を流す回数を減らして
「節水」している人もいると思います。

ですが、これは場合によっては
リスクも伴う”節約方法”になりますので
そのリスクをしっかりと理解した上で
考えていく必要があります。

「トイレの水を流さないとどのようなリスクがあるのか」

その点を解説していきます。

トイレにも色々な種類がありますので、一概にこう、
と言うことはありませんが、リスクが生じるのは
紛れもない事実なので、注意してください。

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水を流す回数を減らす節水のリスク

トイレを利用するたびに、1回1回水を流さず
何回かに1回、流している、ということは
本来、水道代以外のことを考えるのであれば
決してプラスにはなりません。

確かに、トイレの水は節水トイレであっても
1回流すごとにある程度の量を使うのは事実ですし、
流す回数を減らすことによる節水、ということを
したくなってしまう気持ちもわからないでもないですが、
「リスク」の部分にもしっかりと目を向けて
その点は理解・覚悟しておくことも大事です。

他の人に悪印象を与える可能性

ご家族で納得しているのであれば、
家族間では問題ないと思いますから
この点は、気にしなくても良いのですが
「他の人が遊びに来たりしているとき」、
これは、要注意ですね。

トイレについての考え方は当然人それぞれです。

もし、家に遊びに来たり、
トイレを借りる可能性のある来客が来るような場合に
関しては「悪印象」を抱かれる可能性があります。

相手も、自分たちと同じように、
「トイレの流す回数を減らして節水している」
タイプの人であれば、この点は問題ありませんが
もしもそうではない場合
(毎回流す人の方が基本的には多いと思われます)、
変なイメージを持たれたり、イヤな思いをさせてしまう
可能性もあります。

そのため、もしも自分たちがそうであっても
誰か、来客が来るような場合に関しては
その時だけでも、毎回流すようにしておいた方が、良いでしょう。

また、”他人からのイメージ”以外にも色々な問題が
ありますので、その点も解説していきます。

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悪臭の原因に

当然、悪臭が発生しやすくなります。
流せばどうせ消えるし、いいや、などと
芳香剤などで誤魔化すことも”その場しのぎ”としては
可能と言えば可能ですが、
積み重なっていき、トイレ自体に汚れが
こびりついてしまったりした場合は
慢性的に悪臭が発生してしまうような状況に
なってしまう可能性も十分に考えられます。

そうなってしまうと、芳香剤などの対処だけでは
どうにもならなくなってしまう可能性もあり、
注意が必要です。

汚れが取れなくなってしまう

流す回数を減らすことによって
汚れが蓄積されてしまい、
目に見えるような汚れが落ちなくなってしまう
可能性も考えられます。

当然、そうなってしまえば、悪臭などにも
繋がるために、この点も、注意が必要な
部分の一つになります。

見た目が汚い状態になってしまうと、
来客があった時にも
あまり良い印象はないと思いますし、
その意味でも、注意をしなくてはいけません。

トイレが詰まるリスクが高まる

汚れなどが蓄積してしまうことにより、
トイレにダメージを与えてしまい、
トイレが詰まってしまうリスクを
高めることにも繋がります。

自分で解消できるレベルの詰まりであっても
面倒臭いと思いますし、
自分で対処できないレベルの詰まりが
発生してしまった場合は、
費用も時間もかかってしまいます。

また、汚れなどを原因として、
配管にダメージを与えてしまうようなことに
なってしまうと、
慢性的に「詰まりやすい」状態になってしまい、
一度つまりを解消しても、
またすぐに同じようなことを繰り返してしまう…
などということにもなりかねません。

そうなってしまうと、もはや業者に依頼するしか
無くなってしまいますから、
そういったリスクについても
しっかりと考えておかなくてはいけません。

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最悪の場合はトイレが故障する

最悪の場合は汚れなどを原因とし、
配管が詰まってしまうなどして
結果的にトイレが故障してしまう…
というパターンです。

この場合は、相当な費用が掛かることになってしまいますし、
最悪の場合、トイレそのものを交換しないと
いけないような事態になってしまう可能性もあります。

こうなってしまうと、もはや節約どころではなく、
完全に”逆効果”になってしまっており、
本末転倒ですので、この点はよく、頭の中で考えて
判断するようにして下さい。

逆効果にならないよう注意

流す回数を減らして節水する…ということには
リスクが伴います。
上のようなことが100パーセント発生する、ということではありませんが、
当然、何事もなく使い続けられることもあれば
↑のようなことが発生することもあります。

もし、流す回数を節約した結果、トイレが壊れるようなことに
なれば、完全に金銭的にも”マイナス”となります。

この”リスク”についてはしっかりと理解しておき、
もしもそれでも流す回数を節約したい!という場合は
止めはしませんが、
↑のようなことにならないよう、気を配る必要があるのは事実です。

まとめ

「節約」は上手く行ってこその節約です。

節約に夢中になるあまり
”逆効果”になるようなことをしてしまえば
それは節約でもなんでもなく、
「お金を捨てた」のと同じことです。

トイレの水を流す回数を節約することは
場合によっては、そのようなリスクにも
繋がりますので、
しっかりとよく考えた上で、各ご家庭で、
判断してみてください。

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