野球選手の目の下についている黒いモノ「アイブラック」とは?

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野球選手が、目の下に、
謎の黒い模様のようなものをつけているのを
見たことがあるでしょうか?

野球選手以外の他のスポーツ選手でも
見かけたことがある!という人もいるかもしれません。

あれっていったい何の意味があるの?
ファッション?と思っている人も
いるかもしれませんが、
実は、一応の意味があったりします。

知っていても、日常生活であまり役に立つことは
ないかもしれませんが、
あの黒い物体は何なのか、解説していきます。

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目の下の黒いモノは何?

野球選手などの目の下についている
黒いマークのようなモノ。

あれには、一応名前もついていて
「アイブラック」と呼ばれるものになっています。

野球選手を中心に、
スポーツ選手が、とある目的のために
つけているものになりますね。

何の意味もなく黒くしているわけではなく、
ちゃんと、意味があるものになっています。

その意味とはいったい何なのか、という点も
含め、解説していきます。

その目的と効果は?

アイブラックと呼ばれる謎の黒い物体の
目的・効果は何なのか。

答えとしては「まぶしさ」を軽減させる、
というものになっています。
ただのファッションではない、
ということですね。

太陽光や、スタジアムの照明下において、
目の下で反射した光が、
両目の感覚を鈍らせてしまい、
空中のボールなどが「見にくく」なってしまうために
それを軽減させる目的で使われているのが
アイブラックになります。

まるで別世界のようだ!と呼べるぐらいに
変わるようなモノではありませんが、
スポーツ選手たちにとっては
「わずかな変化」であったとしても
その「わずかな」差が、プロ選手にとっては
大事な大事なポイントになる、ということです。

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その他の用途も…?

主な目的としては
光の反射を軽減させるための用途になりますが
それが全てではなく、
ファッション的な意味合い、見た目の部分の
意味合いもかねて使っている選手もいるでしょうし、
気持ちの問題で使っている人もいるでしょう。

仮に見え方が実際のところはほとんど変わっているように
感じない選手であっても、
アイブラックをすることによって
”見えやすい気がする”となるのであれば、
それでも”わずかなプラス”としては、働きます。

そういった、メンタル的な意味合いも
選手によっては出て来る部分もあります。

どの目的を一番としてアイブラックを使っているかは
選手によって異なってくるとは思いますが、
単純に光を軽減する意味合い以外にも
使われる場合はある、ということです。

主に2タイプ存在している

アイブラックは主に2タイプ存在していて
「ステッカータイプ」と「塗るタイプ」が
存在しています。
どちらを使うかは、人それぞれ、ということになりますが
ステッカータイプはその名の通り
貼り付けるタイプで、塗るタイプの方は
コルクをあぶって塗り付けるかたちのものになっています。

外から見ていると同じように見えるかもしれませんが
実のところ、2種類存在している、
ということになります。

使わないといけないわけではない

この「アイブラック」は「使わないといけない」と
いうルールは存在しません。
そのため、野球中継などを実際に見てみると
分かると思いますが
全ての野球選手がアイブラックをしているわけでは
ありません。

比較的アイブラックを使っていることが多い選手と
ほとんど使っているのを見たことがない選手、
色々いると思いますが
ルール上、使わないといけない、ということは
ありませんので、最終的にはそれぞれの選手ごとの
判断に委ねられている、ということになります。

ただ、日本において、近年の状況を見ていると
だんだんとこの「アイブラック」が定着してきていて
使う人が増えているようにも見えますね。

効果を感じる選手が多い、ということであれば、
だんだんと広がっていき、さらに利用する選手は
増えて行くのではないでしょうか。

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アイパッチと呼ばれることも

日本では「アイパッチ」という名前で呼ばれることも
あるようです。
「アイパッチ」と呼ばれていたら
「アイブラック」と同じもの、と思っていて
大丈夫です。

ただ、アイパッチは本来、眼帯を示す言葉ですので、
眼帯のことを示している可能性もあります。

相手に伝わるなら、アイブラック、の方が
良いのかもしれません。

海外では特に多い

アイブラックは、海外では特に多く、
野球やフットボールなどで
これが用いられています。

日本で多く見かけるようになったのは
比較的最近になってから、でしょうか。

海外の野球やフットボールなどにおいても、
アイブラックは、ルール上OKとなっているので、
日本以上に、たくさんの選手が活用しています。

ただ、相手を威嚇する目的や
顔全体にアイブラックを用いるなどの行為は
基本的には禁止されているようですね。

日本とはまた違ったアイブラック事情、
ということになっています。

まとめ

野球の試合などを見ると
目の下に黒いペイントのようなものが
ついていて「?」と思うことが
私も前はよくあったのですが、
その正体は、今回ご紹介した
「アイブラック」と呼ばれるものでした。

確かに、プロ選手ともなれば
「ほんのわずかな変化」であったとしても
その「ほんのわずかな差」が大事になってきますから
こういった”アイブラック”のような要素も
とても重要な要素の一つになってくる、
ということですね。

もちろん、ファッション的な意味合いで使っている選手も
いるとは思いますが、
ちゃんと、実用性のあるもの、ということですね!

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