郵便局の局留めとは?保管の期間や利用方法、受け取り方法を解説!

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郵便物は「局留め(きょくどめ)」で受け取ることも
可能になっています。

通常、郵便物は届け先の自宅や会社などに
直接届きますが、
局留めに指定することで
最寄りの指定した郵便局に到着し、
そこで保管される形となり、
自分自身で郵便局に受け取りに行くことが出来る、
と、いうものになっています。

外出している時間などが多く、
なかなか自宅で受け取ることが出来ない場合や、
同居している家族などに見られたくない!という場合などに
重宝する受け取り方法ですね。

そんな局留めについて、詳しく解説していきます。

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局留めを利用するためには?

局留めを利用するためにはどうすれば良いのか。
「送る側」の場合、
「受け取る側」の場合、それぞれを解説します。

送る側の場合は、
封筒やゆうパックの伝票などに宛先を書く際に
郵便番号のところに「局留めを希望する郵便局」の郵便番号を記入し、
「〇〇郵便局留め」と記入します。
(〇〇の部分には、局留めを希望する郵便局の名前を記入してください)

その上で、受取人の名前と受取人の住所、郵便番号を
記入する、という形になります。

万が一、分からない場合は
郵便局の窓口などで局留めで送りたい、と聞けば、
その場で伝票の書き方などを教えてもらうことができるはずです。

ただ、基本的に送る側の場合、”相手が局留めを希望している”場合に
限られると思いますので、勝手に局留めにしないように、は注意しましょう。

自分が受け取る側の場合は
「相手に局留めを希望する」ことをしっかりと伝え、
局留め希望の郵便局の名前と郵便番号をしっかり伝えましょう。
ネット通販でも、個人的な贈り物でも
「局留めを希望している」ことを相手に伝えなければ
局留めで送ってくれることは基本的にはありません
(※一部ネットショップなどでは局留めに対応していないことも
ありますので、その点は各自、自分が利用するネットショップなどで
確認してみて下さい)

局留めに料金は掛かるの?

「局留め」を利用する際に料金は発生しません。
追加料金は掛からない、ということですね。

そのため、局留めでも、直接相手の自宅などに
送る場合でも、特に料金は変わらず、
通常の郵便料金(+何かオプションをつけるならその料金)と
いうことになります。

局留めで追加料金を請求されることはありませんので、
必要な場合は、安心して利用してください。

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局留めの郵便物はどこに出せばいいの?

郵便局の窓口か、ゆうパック取扱所、ポストなど
いずれでも利用することができます。
書留などの場合とは違い、記入物や、
追加料金が発生しないので、
ポストでも送ることが出来る(ポストで送れる範囲内のものは)のです。

自分の都合に合わせて、好きな場所から
荷物を発送しましょう。

局留めの荷物が郵便局に届いたことを確認するためには?

「局留め」の荷物が郵便局に到着しても、
基本的に連絡はありません。
後述する保管期限があるので、それを過ぎてしまうと
差出人の元に戻されてしまうので、
忘れずに受け取りに行く必要があります。

確認する方法としては、
「問い合わせ番号があるもの」であれば、
その問い合わせ番号で確認すると
郵便局に到着しているかどうかを確認することができます。
(ゆうパックやゆうパケットなど)
定形外郵便など、番号がないものでは、番号で到着を
確認することはできませんが、
番号がある郵便物に関しては、それで確認することが
出来るので、確認すると安心です。
(ネットショップなどで購入した場合、ほぼ確実に
発送時に相手から問い合わせ番号などが送られてくるので
それで確認しましょう)

問い合わせ番号がない郵便物の場合は、
相手の発送日時などから計算しましょう。

なお、郵便局によって方針が異なっており、
電話番号などの記載がある場合(受取人の)、
到着時に電話をしてくるところや、
保管期限が残りあとわずかになると
電話してくるところもあるそうです。
(ただし、これは、絶対にそうする!というルールではないので
連絡がない場合も多いです)

どうやって受け取ればいいの?

局留めの荷物が到着したことを確認したら、
局留め指定した郵便局の
窓口(ゆうゆう窓口というものがある郵便局ならそこで、
ない場合は普通の窓口)で、受け取ることができます。

その際に
「局留めの荷物を受け取りに来たこと」を伝え、
「自分の名前」「荷物の種類(ゆうパックなど)」を伝えてください。
その際に「お問い合わせ番号」が分かる場合は
それもメモしておくと良いです。
(※なかなか見つからないことも実際にあるので、
  番号を事前に控えておくと安心です。
  私も何度かそれで助かりました)

また、その際に「身分証明書」が必要になりますので、
免許証や保険証などを持参するようにして下さい
(局留めの荷物は本人確認が出来ないと受け取りできません)

印鑑は基本的には必要ない(サインでもOK)ですが、
心配であれば一応持って行っておくとよいかもしれません。
(私はいつもサインでOKでした)

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受け取りの際に必要なものは?

受け取りの際に必要なものは
「身分証明書」です。
上でも書いたように、それがないと受け取りできませんので
注意してください。
免許証や保険証、住民票などが必要になります。
(どれか一つあればよいです。)

また、代金引換で届いている荷物を受け取る場合に
関しては、その場で代金の支払いが必要になりますので、
忘れずに代金を持参するようにして下さい。

局留めの郵便物の保管期限は?

局留めにした郵便物は、永遠に郵便局に
置いておいてもらえるわけではないので
その点は勘違いしないように注意です。

局留めの荷物は、郵便局に到着した
翌日から起算して10日間となっています。
その間は保管されていますが、
その期限を過ぎてしまうと、
局留めの荷物は差出人へと返送されてしまいます。

受け取る側に料金が発生することはありませんが
(※郵便局からは、です。送り主から送料を取られる可能性はあります)
送り主に対しても迷惑を掛けることになって
しまいますので、そうなってしまわないように、
しっかりと期限内に受け取るよう、注意してください。

なお、局留めの荷物は、原則として、
保管期限が過ぎても特に連絡などは行われず、
そのまま差出人に返送される形となりますので、
その点にも注意が必要です。
(※一部、保管期限が過ぎそうになると連絡してくれる
郵便局もありますが、それはあくまで、特例のお話で
通常は、特に連絡などが行われることは、ありません)

保冷系の荷物の場合は…?

保冷系の荷物でも局留めにすることは
出来るのですが、
郵便局によっては「保冷で保管する設備が存在しない」
郵便局もあります。

そのため、保冷の郵便物を局留めにする場合は、
その取扱いが出来るかどうかを、事前に確認してから
利用するようにして下さい。

最寄りの郵便局が、必ずしも「保冷」に対応できるとは
限らない、と、いうことです。

思わぬトラブルの可能性もありますので、
しっかりと確認して、利用しましょう!

まとめ

「局留め」は使い方によっては
助かる受け取り方法の一つです。
ただし、使い方を把握していないと、
受け取り期限が過ぎてしまったり、
相手(送り主)に、局留めで送ってほしいと
伝えるのを忘れてしまったり、
予期せぬトラブルに繋がる可能性もありますので、
しっかりと最低限のことは覚えておきましょう!

一度発送されてしまったものや、
一度局留めで届いたものを後から変更するのは
原則的に難しいので、
先に必ず、自分に都合の良い方を、忘れずに選ぶようにしましょう!

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