マスクをしていない人に対して
怒鳴りつけたり
文句を言ったり、
睨みつけたり…
そういったことをして、問題になっている人も
最近では見かけます。
ですが、”人にマスクを押し付ける行為”は
絶対にしてはいけません。
感染症予防のため、ということは
分かります。
ですが、おかしな行動に出る前に
よーく、冷静になって物事を考えるようにして下さい。
そもそもの前提を理解する
そもそもの大前提として、
「マスクをする」「マスクをしない」ということは
自由です。
法律上、マスクを絶対にしなくてはならない、
ということはありません。
そのため、あなたが他人にマスクを強要する
資格はありませんし、
マスクをしろ！と言われた相手が
謝ったりする必要もなければ、
それに従ってマスクをする必要もない、ということです。
これは、世の中のルールの事実として
覚えておかなくてはいけません。
自分の都合の良いように勝手に
ルールを捻じ曲げてはいけないのです。
”マイルールの押し付け”は
場合によっては犯罪になります。
”外ではマスクをしろ”と相手に言えば
それは”マイルールの押し付け”以外の
何者でもありません。
そのような法律はないわけですから。
理屈を色々言う人もいますが、
そんな法律はないのですから
マスクをしてなくてもそれは
犯罪行為でもなければ違法行為でもなく、
悪いことでもないのです。
これは”事実”として
自分がどう思っていようと、理解は
しなくてはいけません。
ここまでは前提のお話です。
他にも、理解しておくべきポイントは
たくさんありますので、
それを解説していきます。
相手の事情も考えてみる
「なぜ、マスクをしていないのか」
まず、その事情もよく考えてみることです。
人間は”自分を中心に”物事を
考えてしまいがちですが、
それでは、トラブルになるだけです。
相手がなぜマスクをしていないのか、
何か事情があるのではないか。
文句を言う前に、それを頭の中で想像する
想像力は絶対に必要です。
まず「本当はしたいけどマスクが手に入らない」のかもしれない。
マスクが品薄になっていることもありますし、
配布マスクなどもあるとは言え、
それでも、マスクを切らしてしまっていて
手に入らないのかもしれません。
簡単に「手作りすればいいんだ」とかいう人もいますが
それができない人（時間や、手が不器用で出来ないなど）もいます。
あなたを中心に物事を考えてはいけません。
また、体調面でマスクをしていない可能性もあります。
例えば、夏は熱中症のリスクがあります。
身の危険を感じたり、元々暑さに弱い人は
マスクを外したりして、自己防衛することもあるでしょう。
”自分が大丈夫だから他人も大丈夫”とは限りません。
熱中症になってしまうタイミングは
人間によって異なります。
マスクがどうしても苦手な人もいるでしょうし
マスクで皮膚がかぶれてしまう人もいるでしょう。
本当に”色々な理由”が考えられるのです。
あなたは相手のことを全て知っているのかどうか。
それをよく頭の中で考えてみてください。
外で見ず知らずの人間に文句を言うような
人まで出てきていますが、
”相手のことを何も知らない”のであれば
黙っているべきです。
人に文句を言う前に自分が予防する
人に文句を言っているぐらいなら
自分が、自分にできる予防をするべきです。
自分がマスクをしていて
相手がマスクをしていない。
腹が立つこともあるのかもしれませんが、
それは精神的に余裕が無さ過ぎです。
そんなイライラばかりしていると
かえって精神的な負担が強くなって
体調を崩してしまう可能性だってあります。
また、結局のところ、感染症予防は
自分自身の行動が大切になります。
マスクをしていない人が気になるなら、
せめて自分自身はしっかりマスクをすること、
その人との距離を保つこと、
喉を乾燥させないように、水分をしっかりと補給すること、
手洗いやうがいなどをしっかりと行うこと…
こういうことを徹底してください。
人に文句を言うのではなく
自分が、自分にできる範囲で徹底するのです。
イライラは何のプラスにもなりません。
マスクをしていない相手に文句を言えば↓のようなことに
なる可能性もありますし、
その人と会話をするわけですから
あなたの恐れているウイルス感染のリスクも
高めることになり
結果的に”逆効果”になってしまうわけです。
そのことはよく頭に入れておき、
冷静な対応を心掛けるべきでしょう。
度を越せば犯罪行為。正義ではない
人にマスクを強要する行為は
度を越せば犯罪行為になります。
自称正義みたいな人が増えてしまってますが
それは正義ではありません。
先ほども書いたように
”マイルール”の押し付けはダメなのです。
マイルールに基づいて勝手に正義ぶっていたら
最後には犯罪者になっている可能性だって
あります。
そんな風にはなりたくないですよね？
そうなってしまわないように、
自分の行動が度を越していないかどうか、
これはよく考えてみてください。
まず、マスクをしていない人に対して
「暴言」を吐くようなことがあれば、
これは場合によっては通報される可能性があります。
”あなたが暴言だと思っていなくても”
”相手が暴言だと感じたら”それは暴言です。
ここ、勘違いしている人が多いので注意してください。
相手が怖い、と感じるような言い方をしてしまえば
本当に通報されることになりかねませんから
よく考えて行動するようにして下さい。
また、流石にいないと思いますが
暴力を振るったりすれば、
これは完全に犯罪です。
マスクをしていないから、
注意してもマスクをしなかったから、
なんて言い訳は通用しません。
それは、ただの暴力行為であり
正義でも何でもありません。
さらに、勘違いしてはいけない点としては
”腕を掴んだりする”行為も相手が暴力として
捉えた場合、それは暴力です。
場合によっては犯罪行為になりますので、
気をつけるようにして下さい。
”他人にマスクを強要する行為”は
一歩間違えれば本当に犯罪になってしまいますから
”絶対に”勘違いしないようにする、ということは
大事なことになります。
後から”そんなつもりじゃなかった”と
言っても、アウトです
何事も過剰反応は厳禁
マスクにしても、そうですが
何事も過剰反応したり、
狂ったようにパニックな反応をしたり、
そういったことはしてはいけないことです。
”外に出る時は絶対にマスクをしなければいけない”と、
それを人に押し付けるようなことがあれば
それは”過剰反応”です。
人に咳を吹きかけているような人がいるなら
それは問題ですが、普通にしている人にまで
他人がマスクを強要する資格はありません。
もうちょっと、気を楽にして物事を考えるようにしましょう。
あなたがマスクを絶対にする！と考えるのは自由です。
ただ、相手にもいろいろな事情があるかもしれませんし
考え方も人それぞれ違います。
そもそも、マスクしていない＝悪いという考えも
これは間違っています。
悪いか、良いか、ルールとして決まっているわけではありません。
夏には熱中症のリスクもあります。
勝手に”自分の中での正解”を他人に押し付ける行為は
ただの迷惑行為ですから、
そのような”暴走”をしてしまわないよう、
自分でよく、冷静になって考えてみてください。
感情的になったり、パニックになったりせずに冷静に。
まとめ
自分がマスクをつけて予防するのは自由です。
ただ、他人にまでそれを押し付けてはいけません。
家族や親友に対して、「した方がいいんじゃ…？」ぐらいなら
良いですが、他人に言うことではありません。
夏は特に、熱中症などのリスクもあります。
暴言や暴力行為までするような人は
そもそも論外です。
とにかく、冷静になって物事を考えるようにし、
何事にも過剰反応することは
結局、自分自身にマイナスが降りかかる行為だと
いうことを、忘れないようにしましょう。
