リファラスパムとは何か。対処方法は?放置していても大丈夫?

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リファラスパムという言葉を
ご存じでしょうか?

サイトを運営している人は
一応、覚えておいた方が良い言葉で、
場合によっては悪質なサイトに
誘導されたりしてしまう可能性があります。

”覚えてさえ”おけば、
特に問題のないものですから、
さっくりと覚えておきましょう。

ちなみに、自分でサイトなどを運営していなければ
特に”リファラスパム”のことは
気にしなくても大丈夫です。

と、言うのもリファラスパムと呼ばれる行為が、
サイト運営者を狙ったものになるからですね。

なので「サイトなんてやってないけど?」
という人はそっと、このページを閉じて大丈夫です!

では、リファラスパムとは何なのか見ていきましょう。

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サイト運営者を狙った悪質な誘導

リファラスパムとは、
サイト運営者を狙った悪質な誘導行為です。

悪質なサイトにサイト運営者を誘導して
ウイルスに感染させたり、個人情報を抜き取ったり、
そういった悪事に利用する、というものですね。
(中にはただ単にアクセス数を稼ぎたい、レベルの
低レベルなものもありますが…)

サイト運営者の中には
アクセス数解析などをしている人もいると思います。
狙われるのは、この運営者たちですね。

アクセス解析の中に
”誘導したいサイトのアドレス”を表示させるようにして、
”どんなサイトから来てくれたんだろう?”と、
サイト管理者がそのアドレスをつい押してしまい、
”悪質なサイトに誘導されてしまう”
これが、リファラスパムです。

アクセス解析をしていて、ある日、急にアクセスが増えていたら
「あれ?」と思いますよね?
そして、どこのサイトから飛んできたのかを確認する人も多いと思います。

確認すると”見覚えのないアドレス”から
大量にアクセスがあったことが確認できた場合
これは、リファラスパムである可能性が高いのです。

リファラとは参照元を意味する言葉になっていて
簡単に言えば”どこからあなたのサイトにやってきたのか?”を
示すものです。

あえて、”誘導したいサイト”からあなたのサイトに
アクセスすることで、この”誘導したいサイトから
たくさんのアクセスがありましたよ”という記録を
サイト運営者のアクセス解析に残し、
”どんなサイトから来てくれたんだろう?”と
興味を持ったサイト運営者が、その誘導したサイトの
アドレスを押して、そのサイトに行ってしまう…

という流れになりますね。

そして、そのサイトに行ってしまったら
場合によっては”ウイルス感染”なんてことになってしまうわけです。

対策は?

リファラスパムの対策としては
基本的には”無視すればいい”というのが
一番簡単な答えです。

悪質なサイトからアクセスがあっても、
別にサイト自体に害はありません。
あなたがアクセス解析から、
そのサイトにアクセスしてしまわない限り
ウイルスに感染したり、そういったことは
起きませんから、
”あ~リファラスパムが来てる”と気づいても、
そのサイトには決して飛ばずにスルーするだけで
基本的には問題ありません。

また、リファラスパムと分からなくても
急激に”知らないアドレスからのアクセス”が
あった場合や”海外のサイトからのアクセス”が
あった場合は、怪しいので、放置しておくに限ります。

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数日経過で自然消滅することが多い

リファラスパム行為のターゲットに
されてしまった場合でも
基本的に、数日間で収まる可能性が高いです。

あなたが何の反応もしなければ相手にとっても
”意味がない”ですから、
次のターゲットに移るなりするのでしょう。

数日から数週間程度で、
リファラスパムによる異常なアクセス増は
私の経験上では落ち着くことが多いです

アクセス解析への影響

リファラスパムがあると「数値上」アクセス数が
大幅に増えてしまいます。
アクセス数が増えている(ように見える)状態は
気持ちの良いものですが、”本当のアクセス数”が
分からない状態になってしまいます。

あまり、アクセス解析を気にしないなら
問題ないですが、正確なアクセス解析を
したい場合は、リファラスパムを
集計に入れないようにするなどして
対処する必要があります。

落ち着かない場合、放置しても大丈夫?

数日間経過しても、リファラスパムが
落ち着かない場合、放置しても大丈夫なのかどうか、
心配になる人もいると思います。

が、アクセス集計上の問題を除けば
基本的に問題が出ることはないでしょう。

リファラスパムの対象になっているサイトの
評価が落ちたりだとか、
サイト自体が攻撃されてしまったりだとか、
そういったことは、
起きませんので、安心してください。
(検索エンジンなどの評価基準は具体的に
明記されているわけではありませんから
100%と断言することはできませんが、
そういった話は聞いたことはありませんので
必要以上に心配しなくても良いでしょう)

どうしても気味悪い場合や
アクセスの解析上困る場合を除けば
特に相手にせずにそのまま放置しておいても
問題はありません。

そもそも、サイト運営者でも
アクセス解析してない人もいると思います。
アクセス解析してなければ
リファラスパムが来てようが来てまいが
気づかないですからね…。

まとめ

リファラスパムの害としては
こちらが反応さえしなければ
”アクセス解析で正しい結果が得られなくなる”
ということぐらいです。

ただ、”どこからアクセスされているんだろう?”
なとと気にしてしまって
悪質なサイトに誘導されてしまうと、
ウイルス感染などのリスクがありますから、
そうなってしまわないようにだけは
注意しておくようにしましょう!

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