風邪薬不足を防ぐために、個人ができることを徹底解説!

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風邪薬の不足…。

一時的に感染症などが流行したり、
普通の風邪でも、大流行などが起きれば
市販の風邪薬などが不足したり、
場合によっては病院などで処方される
せき止めなどが不足してしまったり、
そういったことも出て来るかと思います。

しかし、風邪薬は必要な時に手に入らないと
なかなか困ってしまうものですよね。

では、風邪薬不足を防ぐために、個人ができることには
どのようなことがあるのか。
その点について、解説していきます。

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個人で出来ることはあるの?

風邪薬の不足などを防ぐために、
個人個人ができること…

当然のことながら、個人には生産を増やしたりすることは
できませんし、増産の手伝いをしたり、
代替品を作ったり、そういったことはできません。
また、入荷数を増やしたりだとか、そういったことも
個人がするのは難しいことですよね。

しかしながら、風邪薬の品薄を防ぐために
”個人”で出来ることは色々とあり、
一人一人がそれらを徹底していくことで、
”無駄な品薄”を防ぐことが可能です。

このあたりは、SNS上などでも、
本人は自覚なしに”逆効果なこと”をしている人も
多く見受けられますので、
しっかりと勘違いしないように、個人に出来ることを
実践していく、ということも大事なことのひとつになります。

では、個人でどのようなことができるのか。
この点を見て行きます。

ネット上で騒がないこと

まず、個人で出来る対策で最も大事なことが
”ネット上で風邪薬の不足を騒がないこと”です。

これが一番大事なことであり、
感染症対策のツイートなどをしているアカウントすら
”勘違い”している部分なので、
徹底してください。

どういうことかと言うと、
”風邪薬が不足している!”とか、
”お店に行ったら風邪薬が売り切れていました”とか、
そういう発言をするべきではない、ということです。

これは、風邪薬の品薄をかえって促進する行為であり、
逆に”迷惑行為”に繋がる行為です。

人間は”不安を感じる”と、それを買いに行く生き物です。
ですので、”風邪薬が不足しつつある。感染対策を徹底しよう”みたいな
善意による呼びかけであったとしても、
そのSNSの発言を見た人の中には
”品薄になってるなら今のうちに買っておかなくちゃ”と、
今すぐ必要でないのに買いに走る人が必ず出てきます。

もちろん、常備しているものが一つもなかったりする人だったり、
ちょっと風邪気味だったり、という人が買いに行く分には
仕方がありませんが、
そうではなく、SNS上の”風邪薬が不足しています”というような発言を見て
不安になり”過剰にストックしようと買いに行く人”が現れるのです。

その結果、本当に必要な人に風邪薬が行き渡らなくなる
可能性を高めてしまうことになってしまいます。

また、品薄をSNS上で騒ぎすぎることにより、
転売行為をするような人まで呼び寄せてしまうので、
”不足をSNSで騒ぐ行為はしてはならない”のです。

もちろん、SNS上で何の話題を出すのも自由ですし、
風邪薬の不足を発言すること自体は個人の自由です。

しかし、もしも”風邪薬の不足”に対し、
少しでも個人で協力する気持ちがあるのであれば、
少しでもその状況が悪化しないようにしよう、という気持ちがあるのであれば
SNSで風邪薬の不足を口にするべきではありません。

”風邪薬が不足している!気を付けよう!”と考える人も当然いるでしょう。

しかし、それ以上に人間は
”無用な不安を感じて過剰に買う人”
”品薄に乗じて転売行為をする人”の方が多いでしょうし、
プラスよりもマイナスが上回ることになってしまうので、
SNS上で、風邪薬の品薄を騒ぐべきではありません。

感染対策アカウント、と名乗っているアカウントなどでも
こういう”不足をかえって悪化させる行為”を、
(恐らくは悪いことをしている自覚なしに)繰り返している光景を
見たことがあります。

多数、そういうアカウントを見たことがありますが、
善意のつもりでも、結果は真逆の方向に進んでしまうので、
”SNS上で風邪薬の品薄・不足は騒がない”ということは、
しっかりと覚えておくべきことです。

”個人で風邪薬の不足を少しでも抑えよう”と思うのであれば
SNSで騒がない、ということがまず、非常に大事なことです。

2020年の感染症拡大の際にも
SNSをきっかけに”トイレットペーパー”や”ティッシュ”が
一時的に品薄になってしまいました。

これは、本来製造が滞っているようなこともなかったため
完全に”騒いだことによって、不安を感じた人が買い漁った”ことによる、
人災的な品薄です。

このように、SNSで騒ぐことにより、
”本来起きなくて良かった不足・品薄”を引き起こしたり、
それを悪化させる可能性があるのです。

そういったことを全て防ぐためにも、SNS上では
不足・品薄などは騒がないようにしましょう。

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無駄に買いすぎない

これは定番ですが、
”必要量以上を買わないようにすること”も、
一人一人が、個人で出来る、風邪薬への不足対策です。

もちろん、本当に風邪を引いていたり、
本当に体調が悪かったり、
常備していたものがなくなってしまったり、
そういったタイミングで購入する分には
全然問題のないことです。

しかしながら、例えば既に家に常備されているものはあるのに
”念のためもう1個ストックしておこう”とか
そういったことをやりだしてしまうと、
最終的には”本来であれば品薄にならなくても良かった状態で
品薄が起きてしまう”ことに繋がるので、
”必要な常備以上には購入しない”ということを徹底しましょう。

前述したトイレットペーパーの時にも
”異常な量をストックとして購入する”ような人も
多く見受けられ
”そのせいで”生産は普通に行われていたにも関わらず
品薄が一時的に発生してしまいました。

こういう、意味のないパニックを起こすのは
人間のよくないところですし、
それを煽るSNSもよくないところです。
もちろん、ニュース番組などでも風邪薬の不足を
煽ったりしている光景が見られるので、
そういう煽りと釣られる人を無くす、ということが、
大事なことです。

そのため、個々で出来ることは、
先程書いた”SNSでそういうことを言わない”という点と、
”過剰に購入しないようにする”という点が
大事になってくるのです。

転売からは絶対に購入してはならない

もう一つ、個人でできる対策としては
”転売業者からは絶対に購入しない”ということです。

これは、風邪薬に限った話ではなく、
その他のものでもそうですが、転売業者から商品を購入してしまうと、
それが転売業者の利益となり、
さらなる転売を招くことに繋がってしまいます。

逆に言えば、転売業者から誰も商品を買わなければ、
転売業者はやがて商売が成り立たなくなり、
そのまま撤退するしかなくなるわけです。

そのため、”転売業者からは絶対に購入しない”ということを
徹底し、定価を1円でも超えているものに関しては
”最初から存在しないもの”と考えて
対応していくことが大事になります。

ちゃんとしたお店で買わないと、
本物を売っているかどうかも怪しいですし、
個人情報などを怪しい業者に提供することになりますので、
必ず、ちゃんとしたお店で購入することが大切です。

まとめ

風邪薬不足を、個人で少しでも抑えようとするのであれば、
SNS上で風邪薬の不足や品薄を騒がないこと、
そして、自分自身が過剰に購入しすぎないこと、
この2つが、特に重要な部分となります。

その上で、転売業者から購入しないようにする、という点に
ついても、しっかりと徹底していくようにしましょう。

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