「いじめ」は、相手を傷つけたり、
相手の人生を壊してしまう可能性があるだけではなく、
「自分自身が傷つくことになったり」「自分自身の人生が壊れる」
可能性もあることです。
当然、相手のことを考えれば絶対にしてはいけないことですが、
それでも、相手のことを考えることができずに、
いじめのような行為をしてしまう人は、
実際に世の中にいるものです。
ですが、いじめは
「自分の人生が壊れる可能性もある」ということを
しっかりと理解する必要があります。
軽い気持ちでいじめを繰り返していれば、
自分が大人でも、子供でも、
最悪の場合は「人生が壊れる」可能性もありますし、
周囲を巻き込む可能性もあります。
そういった怖さについても、しっかりと認識しておきましょう。
いじめは相手の人生も自分の人生も壊す可能性があるもの
いじめは、当然、いじめられた相手は傷つきますし、
最悪の場合、いじめがトラウマになって、学校の場合
不登校になってしまったり、
大人の場合は、退職に追い込まれたり、鬱になってしまったり
するようなケースもあります。
また、精神的に病んでしまって
社会復帰が難しくなってしまうようなこともある…
これが、いじめの恐ろしさです。
ですので、いじめは、相手のことを考えれば
”絶対にしてはいけないこと”なのです。
ですが、その一方で
「いじめの加害者側」にも、相応のリスクが存在しており、
軽い気持ちでいじめを繰り返していると、
最終的に「加害者の人生が壊れる」ケースもあるのです。
「いじめは相手を傷つけるもの」であると同時に
「自分にとっても恐ろしいもの」であることを
しっかり理解しておきましょう。
もしも、軽い気持ちでいじめをしている人がいるのであれば
「そういうこと」が起きる前に、
今すぐにでもやめることをおすすめします。
周囲から叱られる可能性
これは「一番軽い」ケースですが、
いじめをしていれば、当然周囲から叱られる可能性があります。
学校であれば先生、
社会人であれば上司など、
そして、プライベートでも家族や友人などから
叱られる可能性は十分にあります。
場合によっては、友人などを失うこともあるでしょう。
子供の場合でもそうですが、
特に「大人になってからいじめで叱られる」というのは
非常に恥ずかしいことです。
そのようなことになってしまう前に、
自分の行動を顧みることも大切です。
ただ…これは、”一番軽い部類”のリスクです。
いじめを軽い気持ちでしていると、もっと恐ろしいことが
起きる可能性があります。
退学・停学・解雇など処分が下される
学校の場合、いじめをしていることが発覚すれば
場合によっては「停学」になることがあります。
私は高校時代、校則が厳しめの学校に通っていましたが
いじめで「停学」になった生徒を複数見かけています。
（私は加害・被害の当事者ではありませんが）
また、「退学」になった生徒も一人だけいます。
これは、珍しいことではなく、
いじめによって、場合によっては停学や退学に
追い込まれる可能性がある、ということです。
原因がいじめをしていたことであれば、自業自得ですし、
その後の就職活動などにも大きな影響が出ることが
考えられます。
社会人になってからも、いじめをしていたことにより
「懲戒解雇」などの処分が下される可能性は十分にあり、
要するに「誰かをいじめていればクビになる可能性がある」ということです。
クビにならなかったとしても、
降格処分や減給、謹慎などの処置がとられる可能性は
十分にありますので、
この点もしっかりと覚えておかなくてはいけません。
場合によっては「軽い気持ちのいじめ」から
大きく人生の予定が崩れる可能性もあります。
軽い気持ちでいじめなどするべきではないのです。
賠償などが発生する可能性
いじめで相手を怪我させてしまった場合などは、
賠償金などが、場合によってはかかる可能性があります。
また、万が一相手に一生モノの怪我などを
追わせてしまった場合は、それだけでは済まず
”一生をかけてお金を払っていく”ようなことに
なる可能性も考えられます。
そうなってしまえば、被害者側は当然、
人生台無しですし、
加害者側も”自業自得”で、人生台無しとなります。
いじめがエスカレートして、相手を怪我させてしまう
ケースはよくあることです。
注意するようにしましょう。
逮捕などに至る可能性
いじめがエスカレートすれば、
”事件沙汰”に発展し、”逮捕”される可能性も
否定はできません。
例えば、暴力などを振るえば、
それはもはやいじめではなく”暴行事件”ですし、
何かモノを盗んだり、破壊したりするようなことがあれば
それも当然罪に問われる可能性があります。
いじめという軽い気持ちでやっていることが
場合によっては「逮捕」に至る可能性もある、
ということですね。
子供の場合であっても、あまりにも悪質であれば
補導などが行われる可能性は十分にありますし、
社会人になってからいじめをしていれば
当然「逮捕」に至る可能性は十分にあります。
そのようなことになってしまってから
後悔しても遅いので、注意するようにしましょう。
炎上などに至る可能性
これは現代ならではのリスクですが、
いじめ行為が、大々的に広がり「炎上」する可能性があります。
実際に過去に「いじめ」の行為がネット上などで広がり
炎上したケースもあり、
そういったリスクもある、ということも
理解しておきましょう。
例えば、いじめられている側や、第3者が、
ネット上に「いじめの瞬間」を流せば
一気に大問題になる可能性は高く、
場合によってはネット上での炎上をきっかけに、
大きな問題になったり、
自分の素顔が「いじめっ子」として、全国・全世界に
広がる可能性もあります。
ネット上に顔が晒されれば、
当然、名前や住所、職業、通う学校など
あらゆる情報が拡散し、
場合によっては直接家に嫌がらせが始まったり、
家族などが被害を受ける可能性もあります。
一度こうなってしまってはもう手遅れです。
「いじめ」の行為は、現代では
こういうことになる可能性は、何も決して大げさな
お話ではなく、実際にあることですから、
注意しておかなくてはいけません。
いじめなど、相手のために、というのはもちろんですし、
自分のためにもするべきではないのです。
思わぬ結末に至る可能性も
いじめにおいて、時々
「いじめの加害者側」が「被害者側」に反撃を受けて
命を落とすような事件も起きています。
命を落とさないまでも、怪我するような反撃を受けたり
することは実際によくあることです。
逆に、いじめを苦にして、被害者側が自ら命を
絶ってしまうこともあり、
”いじめ”が招く最悪の結末として考えられることは
「加害者側」も「被害者側」も命を落とす可能性がある、
ということです。
軽い気持ちでいじめをしているのであれば
絶対に、今すぐにでもやめたほうが良いです。
自分自身が命を落とすことになるのは
当然イヤでしょうし、
相手が命を落とした場合、
一生その罪を背負うことになります。
どちらにしても、その先の未来に
明るい未来は待っていません。
最悪の結末が訪れてから後悔したのでは
遅すぎます。
そのようなことになってしまう前に、
いじめなど、やめた方が良いのです。
まとめ
いじめは、自分自身に跳ね返ってくる可能性の
あるものだ、ということを
しっかり頭に刻み、
そのようなことはしないことをおすすめします。
相手のためにも、というのはもちろんですが、
そういう風に考えることができない人でも
「自分に大きなリスクが降りかかる」と考えれば
その恐ろしさは理解できるはずです。
いじめが良い方向に転がることはありません。
相手を傷つける行為であり、
自分自身もまた傷つける行為であるということを
しっかりと自覚しましょう。
