”結婚は若いうちにしておいた方がいい”
そんなことを言う人もいます。
もちろん、その話にも一理あり、
結婚したいと考えている人にとっては
ある程度若いうちに結婚しておいた方が
その後の生活にプラスになる可能性もありますし、
ダラダラと年齢を重ねることで
”結局、結婚できなかった…”という風になってしまう
リスクを下げることは可能です。
結婚相手を探すにしても、年齢を重ねてから
探すよりも、相手を見つけやすいことは事実でしょう。
しかしながら
”結婚は若いうちにしておいたほうがいい”という言葉は、
必ずしも当てはまらないこともあります。
注意するべき部分もありますので、
その点は、しっかりと頭の中に入れておきましょう。
では、どのような部分に注意すれば良いのか、
この点をお話していきます。
必ずしも「若いうちに結婚」が正解とは限らない
”結婚は若いうちにしておいた方がいい”と言う人の中には
”絶対にそうするべきだ！”と言わんばかりに
決めつけてしまっているような雰囲気になっている人も
実際にいます。
が、それは間違いであり、
若いうちにしておいた方が絶対にいい、とは限らず、
人によって事情は異なりますし、
結婚を焦って失敗する人もいますから、
結婚は若いうちにしておいた方がいいのか？と言われれば
必ずしも、そうとは言い切れません。
”人による”というのが、正しい答えになりますね。
自分なりに色々と事情もあると思いますし、
考え方も人それぞれなので、
”必ずしも結婚は早いうちにするのが正解というわけではない”
ということは、しっかりと覚えておきましょう。
では、ここから先では各ポイントを解説していきます。
焦って結婚して「失敗」するケースもある
「結婚は早いうちにしておいた方が～」と言う人の中には
何故か”結婚は必ず成功する”と思い込んでいる人もいますが、
結婚とは、焦ってすることによって逆に失敗することもあるものなので、
この点は注意しなくてはいけません。
結婚を急ぐあまり、適当に相手を選んでしまうことは
よくないことですし、
一緒にいたい、と思えるような相手でもないのに
結婚というステータスだけを目当てに結婚してしまったり、
相手と交流を重ねる中で、自分の中で相手に対して
何か引っかかる部分があるのに、そのままそれを飲み込んで
結婚してしまったり…
こういったことがあると、結婚後の生活が上手く行かずに、
結果的にトラブルになったり、離婚に至ったりしてしまう可能性があります。
もちろん、結婚も離婚することはできますが、
”やっぱりやめた！”というほど軽くキャンセルできるものでは
ありませんから、
この点はしっかりと理解しておいて、
”ある程度慎重に結婚を考える”必要があるのは事実です。
”若いうちに結婚した方がいい”という言葉を鵜呑みにして
”焦って結婚する”ということはないようにしてください。
もちろん”冷静に判断した上で若いうちに結婚する”のであれば、
先程も書いた通り、若いうちに結婚するメリットも色々ありますので
それは理想的なことです。
ただ”若いうちに結婚しようとするあまり、致命的な部分を妥協してしまう”
ことはしてはいけない、ということです。
”素早く結婚する”と”焦って結婚する”は
同じ若く結婚する場合でも”別物”ですので、
この点は注意をして下さい。
結婚に失敗して、中には”地獄”を見る人も世の中には
本当にいるわけですから、この点は注意しなくてはいけません。
結婚するつもりが無ければ気にしなくていい
「結婚は若いうちにした方がいい」というのはあくまでも
”結婚願望がある人向け”のお話です。
もしも自分が”結婚したくない”と思っていたり、
”結婚願望自体がなく、どっちでもいいや”と、
特に結婚願望がないような場合に関しては
これは”気にしなくてもいい”ので、安心してください。
結婚する・しないは個人の自由であり、
そこに優劣はありません。
結婚して、大切な人と共に人生を歩んでいくのも良いですし、
生涯独身で、自分のやりたいことを堪能する人生を歩んでいくのも良いのです。
今の時代は生涯独身の人もそれなり増えており、
今後もさらに増加が見込まれるため、
生涯独身であっても色眼鏡で他人から見られてしまうようなことは
以前と比べても、かなり無くなりました。
そのため、結婚願望がない人に関しては
”若いうちに結婚”などと、そんなことは気にしなくても大丈夫です。
また”結婚願望がないなんて言ってられるのは若いうちだけ”
みたいな説教をする人もいますが
これも実際問題”人による”というのが答えで、
人生を終えるまで結婚願望などない人もいますし、
もちろん、後からそういうものが出て来る人もいます。
この点に関してもあまり気にする必要はなく
結婚願望がない人に関しては無理して若いうちに結婚しようとする
必要はありません。
客観的に状況を考えた上で決断すること
”結婚は若いうちにしたほうがいい”という言葉を
鵜呑みにして、まだまだ生活できるような稼ぎがないのに
無理に結婚したり、
お互いがまだ結婚するような準備が出来ていないような段階で、
無理に結婚したりするようなことは、控えましょう。
結婚を考える場合は、結婚後の生活を客観的に考え、
収入や仕事、家族関係、自分の生活力など、
色々な場所を考えてから、決断することが大事です。
例えば今現在無職で収入もないのに
”若いうちに結婚した方がいいから”などと無理に結婚して
”生活できませんでした”みたいなことになってしまっては
本末転倒です。
そのようなことになってしまわないために、
”只々、若いうちに結婚すればいい”ということではないので
その点はちゃんと理解しておく必要があります。
相手がいない場合はどうすれば？
「若いうちに結婚を」と言われても”そもそも相手がいないんだけど”と
言う人もたくさんいると思います。
この場合、結婚は自分自身と結婚することはできませんので、
まずは相手を探す必要があります。
…が、今の世の中、そう簡単に自然な出会いもないため、
あなたが今”相手がいない”状況で、
今までにも恋人がいなかった、またはあまりいないような人の場合
そのままの生活を続ければ”恐らくそのまま”です。
そのため、何かを変える必要があります。
方法としては
・婚活を始めてみる
・友達などに紹介をお願いしてみる
・趣味を増やし、趣味の場などに足を運ぶ
・とにかく”人”との繋がりを趣味の場でもボランティアでも
何でも良いので増やしていく
などを意識しながら生活していくと良いと思います。
”何も変えなければ”、”そのまま”なので、
もしも結婚願望があり、若いうちに結婚したいということであれば
1日でも早く”何か”を変化させていく必要があります。
”若いうちに…って言われても相手がいないよ！”なんて
嘆いているだけでは、何も変わらない、ということですね。
どんどん年だけを重ねていき、そのまま独身に
なってしまう可能性もあるので（結婚願望があるなら）注意
するようにしてください。
まとめ
若いうちに結婚することで、
確かに子育て（する場合）などに関しても、
自分の体力がまだあるうちに終えることができるようになりますし、
子供との世代差がそれほど開かない状態で
子育てすることができます。
また、結婚願望がある場合
”相手が見つからずに結婚できなかった”ということは
防げますから、そういった点でもメリットは多いです。
ただ、焦って結婚して失敗したり、ということも
本当にあることなので
”若ければいい”ということではなく
冷静に判断することが大事です。
