家の近くを電車が通過する…
そう言った場所に住んでいる場合、
人によっては”電車の音”が気になってしまい、
日常生活に支障を及ぼしたりするような可能性もあるかもしれません。
また、そこまでいかなかったとしても、
”うるさいなぁ”と感じたり、
睡眠の妨げになってしまったりするような場合も
あるのではないでしょうか。
では、家にいる際に電車の音が気になってしまう場合には
どうすれば良いのか。
対処法や考え方のポイントについて、
それぞれ解説していきます。
家の中で電車の音が気になる場合は？
家の近くを線路が通っている場合、
電車が通過する音が聞こえる時も多いと思いますし、
線路との距離や条件によっては
音だけではなく、振動も伴うような、
そんな場合もあるかと思います。
そうなってくると、”音”が気になってしまったり、
”振動”が気になってしまったりする人も
いるでしょうし、
深夜に眠れなくなってしまったり、
また、日中でも電車の音がとにかく気になってしまって
色々なことに集中できない…
と、そういうことも出て来るでしょう。
もちろん、このあたりは”人によって感じ方は異なる”ので、
電車が近くを通過するような家に住んでいても、
”全然平気な人は全然平気”なのは確かです。
一方で”耐えがたい”と感じる人もいるのは事実なので、
その場合にはどうすれば良いのか、という点を
解説していきます。
無理のない範囲で我慢できるなら…
まず、電車の音に関しては
引っ越し直後だったり、
あるいは新たな路線が完成したりするなどして
不慣れな状態だと気になることも多いと思いますが
その環境で暮らしているうちに、
次第に慣れていく人も多いかと思います。
また、”そもそも最初から全く気にしない人”も
中にはいると思いますから、
そういった人だったり、”無理のない範囲内で我慢できる”
レベルなのであれば、
これは、特に何か対応をする必要はありません。
電車の音が聞こえていても、
電車による振動が家に多少伝わって来ていても、
住んでいる自分自身が気にしないのであれば特に問題はないですからね。
”無理のない範囲内で”我慢できる場合や
そもそも気にならない場合は、何か対応をして頂く必要はありません。
…では、逆に気になってしまう場合はどうすれば良いのか。
この点についてはこの先で順番に解説していきます。
窓の開ける場所を考える
自宅から”線路のある方向”は限られています。
余程特殊な環境にある家でもない限り、
家の北側にも南側にも線路がある！！なんてことは
ないでしょうから、”どこかの方角に線路がある”という
状態であるかと思います。
ですので、ご自宅の窓を開ける場合、”どの方角の窓を開けるか”に
よって（窓が1か所しかない場合はどうにもなりませんが）
ある程度電車の音を防ぐことは可能です。
例えば線路が自宅の北側にあるのであれば、北側の窓は閉めておき、
他の方角を向いている窓を開けるようにしておけば、
線路がある方向の窓を開けるよりかは、”音”も多少マシになりますので
音が気になる場合は有効的な対策の一つになります。
また、窓を開けなくてもいいや、という場合は
窓自体を閉めてしまえば、より電車の音をカバーすることが
できますので、暑さ的に”別に開けなくていいか”という場合に関しては
窓を閉めてしまうのも方法の一つになります。
メインで過ごす部屋の場所を考える
家自体が狭い場合はどうにもなりませんが
ある程度の部屋数があるところに住んでいる場合は
メインで過ごす部屋の場所を考えるのも、
多少の音対策になるでしょう。
例えば、線路がある方角に一番近い部屋よりも、
一番離れている部屋の方が
ほんの少しではありますが、音は聞こえにくくなる場合もあります。
また、その部屋の扉を閉めてしまえば
さらに音は聞こえにくくなるでしょう。
メインで過ごせる部屋が複数個所ある場合で、
電車の音が気になる！という場合に関しては
メインで過ごす部屋を”線路からなるべく遠い位置の部屋”に
すると、ある程度の対策にはなるはずです。
上手く、自分の生活スペースを調整していきましょう。
音楽などで防ぐ
電車の音が家にいる間、気になってしまう…という場合は
音楽を聴いてそれを防いでしまうのも一つの方法になります。
…と言っても、集合住宅などの場合、
音楽を夜間に流していたりすると迷惑になりますから
ヘッドホンやイヤホンなどを利用した上で
音楽を聴く、というのがベストです。
誰かと一緒に暮らしている場合は
会話をすることもあるでしょうから、
なかなかずっとヘッドホンやイヤホンを…
と、いうのは難しいと思いますが
一人暮らしの場合は、ヘッドホンやイヤホンをつけて
生活していても、ほとんど困ることはないと思いますので
”電車の音がうるさい…”と言う場合は
ヘッドホンorイヤホンを使いつつ、
音楽を聞いたり、ゲームを遊んだり、映画を見たり、というのも
一つの対策になるはずです。
イヤーマフを使う
イヤーマフは”ヘッドホンのような形をした”
音を防ぐための道具で、
ヘッドホンのような感じで取り付けることが
できるものになっています。
音楽を聞かない場合は、
このイヤーマフを使って、電車の音を多少防ぐのも
有効的です。
イヤーマフはネットでも検索すればすぐに見つかりますし、
そこまで高額ではありませんので、
電車の音で悩んでしまっている場合には、
検討してみる価値は十分にあります。
また、電車の音で夜に眠れなくなってしまっている場合にも
イヤーマフは有効的ですので、
夜間に電車の音で睡眠が…という場合も
導入を考えてみても良いでしょう。
（※ただし、イヤーマフを使って寝る場合は
朝、目覚ましの音が聞こえずに寝坊してしまう…
みたいなことにならないように自分なりに
注意して下さい）
眠れない場合にはどうすれば？
電車の音・振動で眠れなくなってしまうことが
多い場合には下記のような点を意識して、
注意するようにしてみて下さい。
・窓を閉める（※暑さを無理しない程度で）
・線路がある方角からなるべく遠い部屋で寝る
・ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴きながら寝る
・イヤーマフなどを利用して寝る
・耳栓を利用して寝る
・すぐに眠れるように疲れを程よく蓄積させておく
・睡眠環境（枕・布団などの見直し）の見直しをする
このようなところを意識しつつ、
何とか自分なりに寝やすさをUPさせることができるような方法で、
なるべく快適に眠れるような環境を作っていくことが
大切になります。
敏感な場合は物件選びの際に注意する
線路が近くにある場合、そもそもの話、
電車の音はどうしてもある程度してしまいますし、
振動もある程度してしまいます。
ですので、電車自体が好き！みたいな人は
問題ないと思いますが
そうではなく、音や振動に敏感だったり、
苦痛に感じるような人は
物件選びの際にも慎重に、そのあたりの判断を
していく必要があります。
一度、その場所に住んでしまうと
すぐに退去するのも難しいですから、
音や振動に敏感な場合は
特に注意して物件を選ぶようにしてください。
内見などに行った際に音を確認するときも
”ずっとこれが続く”ということをイメージした上で
判断していくと良いですね。
まとめ
線路が近くにある場合、
家の中でその音や振動が気になってしまう場合の
対処法を解説しました。
線路が近くにある以上、
できることは限られてしまってはいますが、
自分なりに上手く対応を行っていくことが
大切になります。
音や振動が苦手な場合は物件選びの時点から
しっかりと注意するようにしましょう！
