「ファイナル」と名のつくゲームや「完結編」を謳うゲームは本当に最後なの?

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数多く存在するゲームソフトの中には
「ファイナル」と名前がついたタイトルや
「ついに、完結」みたいなキャッチコピーで宣伝されている
タイトルも時々存在しています。

しかしながら、そういったタイトルを見ると
「本当にこれで終わるの?」と、思うような人も
多いと思います。

では、実際のところはどうなのでしょうか。
その答えを見ていきましょう。

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終わるとは限らない

ゲームのタイトルに「ファイナル」や「エンド」など、
終わりを明言するような言葉がついているタイトルでも
その作品が本当に最後になるのか?と言われると、
最後にならないことも多いですし、
キャッチコピーなどで「この物語の完結」みたいなことが
書かれていたとしても、
数年後には「新章、突入」みたいな感じで
物語がスタートするようなことも実際にあります。

そのため、基本的にはファイナルなどの言葉が
使われていたとしても、
宣伝などで「今回が最終作」と言われていたとしても、
本当にそれが最終作になるとは限らない…
ということです。

タイトル自体が「終わり」のようなワードの場合も

タイトル自体に「ファイナル」や「エンド」などという
言葉が使われているゲームソフトも多く、
この場合は、タイトル自体がそういう言葉なので、
「別にこれで最終作だと現しているわけではない」と、
いうことになります。

例えば、
有名なRPGゲームに「ファイナルファンタジー」と
「ドラゴンクエスト」というものがありますが、
このうち「ファイナルファンタジー」は、
”この作品でシリーズの最後”という意味ではなく、
元々題名自体に「ファイナル」と入っている作品であり、
実際にシリーズは、ファイナルファンタジー1、2、3と
どんどん続いています。

こういった、元々「終わりを示唆するような単語」が
入っているタイトルに関しては、ファイナルやエンドなどの
言葉が入っていても、そもそもそれが最終作と
いうわけではありません。

一方で「ドラゴンクエスト」のように、ファイナルなどの
言葉が最初からついていないゲームの作品で
「ドラゴンクエスト ファイナル」などというタイトルの作品が
もしも発売されたら(現在、ドラクエにそういうゲームはありません
例えばの話です)、これは
「このシリーズの最後の作品」ということを示しているものになります。

ファイナルなどの言葉が入っていても、
使われ方によって、そもそもの意味が異なります。

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最終作のようなサブタイトルが付いている場合は…?

↑で挙げたように「サブタイトルとして終わりを示唆する言葉」が
使われているような場合は、
一応はそれが「最終作」という意味合いである可能性も高いです。

しかしながら、実際に過去のそういう作品を見てみると…
案外「ファイナルのあともあっさりと続いている」ケースが
多いですね…笑

例えば、
「アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナル」という
作品は当初、最終作として発売されていましたが、
その後、「アナザーセンチュリーズエピソードR」という新作が
発売されて、その後はさらにPSPにも新作が発売されています。

シューティングゲームの
「R-TYPE FINAL」という作品も、R-TYPEシリーズの最終作と
して発売された作品でしたが、
その後、15年以上の歳月を経て
「R-TYPE FINAL2」という作品が発売されました。
ファイナルの2、という面白いスタイルですね笑

さらに「龍が如く」というシリーズも
「龍が如くOF THE END」という作品が発売され、
同作品のスタッフロールでは、
それまでのシリーズのシーンが少しずつ挿入されていて
「本当に最後」みたいな感じになっていましたが、
その後も5が発売され、6や7、と普通に何事も
なかったかのように続いています。

このように、ファイナルが出ても、普通に続いている
ケースが多いですね。
また、その時は終わりのつもりだった作品でも、
ファンからの要望や、
長年が経過したことによる復活などもあるため、
「終わり」と書かれていても「終わりとは限らない」
というのが、現実的な部分になるでしょうか。

「完結」を謳っていても終わらないことも多い

タイトルではなく、キャッチコピーなどで、
「ついに完結」のような言葉が添えられているような
ケースも存在します。

ただ、これに関してはタイトルにファイナルなどの言葉が
ついている以上に続きやすく、
”これまでの物語が一旦完結する”という意味だったり
することも多いです。

そのため、「また新たな戦いが始まる」みたいな感じで
すぐに次の作品が発売されてもおかしくありませんし、
大筋の物語は終わっても、その後外伝作品などの
展開が続くようなケースも多いです。

あくまでも盛り上げようとするための
一要素、ぐらいに考えておくと
分かりやすいかもしれませんね。

まとめ

ファイナルやラストなどと名前が
ついたゲームでも、
その後も普通に復活する可能性は
十分にあります。

案外、ゲームのシリーズが終わるときは
「急にぱったりと発売されなくなる」感じで、
急に消滅してしまうことが多いです。

人気シリーズだと、やはり、
終わりたくても終えることが出来ず、
結果的にずるずると続いていくような作品も
ありますし、
映画などでもそうですが、
なかなかすっきりと「これで終わりです!」と
終わるような作品は、案外少なかったりするものです。

特に、シリーズが長期化すればするほど、
終わりの見えない、長いシリーズ作品になる可能性は
高まっていきます。

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