ゲーム機で純正品以外の周辺機器を使って壊れた場合、どうなる？

ゲーム機のコントローラーやケーブルなどの
”周辺機器”には
メーカーから発売されている純正のものから、
別のメーカーから発売されているメーカーライセンス品なども
ありますが、
その他にもメーカーライセンス品ではない
その他のメーカーの周辺機器も存在します。

そういった商品だと、メーカーライセンスではない分、
例えば同じゲーム機に使うことができる”コントローラー”でも
かなり安く購入できるようになっていたりすることもあります。

ただ、安い分、純正のコントローラーに比べると
使用感覚が劣ったりすることはありますが、
それを理解した上で使う分には問題はありません。

が、もしもそういった
”純正やメーカーライセンス品ではない周辺機器を使って”
ゲーム機が故障してしまった場合は、
保証などに関してはどうなるのでしょうか。

この点について、詳しく解説していきます。

メーカー保証は受けられない可能性がある
1. 周辺機器のメーカーは本体の故障は保証してくれるの？
2. 純正やライセンス品以外は危険ということ？
まとめ

メーカー保証は受けられない可能性がある

純正の周辺機器及び、ライセンス品の周辺機器以外を
使っていた場合、
万が一、その周辺機器が原因で故障してしまった場合
”メーカー保証を受けられなくなる”可能性があります。

この点には注意をしなければいけません。

実際のところは”どんな周辺機器を使っていたのか”までは
言わなければ分からない部分も多いですし、
修理を依頼すればメーカー保証期間内であれば
無料で修理してもらうことができる可能性も高いのですが
明らかに変な周辺機器を使ってしまったり、
純正・ライセンス以外の周辺機器を使っていたことを
素直に伝えたり、一緒に送付してしまった場合に関しては
”メーカー保証対象外”となる可能性は十分にあります。

ですので、ライセンス品以外の周辺機器を使う場合、
その点に関しては注意が必要になります。

ゲーム機を展開しているメーカーからしてみれば
”自分たちとは関係のない周辺機器（例えばコントローラーやコンセントなど）を
使って故障したものまで保証することはできない”というのは
当然のことであり、仕方のないことです。

そのため、現実的には
”普通に修理を受け付けてくれる可能性は高い”のですが、
”断られる口実には十分に成り得る”ということになります。

周辺機器のメーカーは本体の故障は保証してくれるの？

周辺機器を発売しているメーカーも基本的に
”本体側の故障”については対応しないとしているところが
多いです。

大体の場合、商品のパッケージに
”本製品を利用して生じた損害については～”みたいな注意文が入っており、
予め”万が一本体の方が壊れてしまっても、
対応できない、ということは明記されていることが多いです。

そのため、純正品やライセンス品以外の周辺機器を使った場合
本体が故障してしまっても
ゲーム機本体のメーカーも、周辺機器のメーカーも対応できない、
ということになります。

これ自体は悪い対応ということではなく
ゲーム機以外でもよくあることなので
この点は一つ、覚えておきましょう。

なお、周辺機器自体（例えばコントローラーなど）が
壊れてしまった場合に関しては、
これはその周辺機器のメーカーが保証なりで対応してくれるので、
こちらに関しては心配いりません。

あくまでも、周辺機器メーカーが対応するのは
”その周辺機器自体に関して”になりますので、
この点は覚えておきましょう。

ちなみに、ごく一部、ネットなどで入手できる
海外製の周辺機器（例えばAmazonなどにはたくさんの
PS4やスイッチの海外製のコントローラーなども売られています）に
よっては、メーカーと上手く連絡がつかなかったり
サポートがどうしようもない状況になっていて、
修理すら受けられない可能性があるので、
海外製の周辺機器を買う場合は注意してください。
（※海外製でもちゃんとしているところもありはします）

国内メーカーの周辺機器（HORIだとかアンサーだとかコロンバスサークルだとか）で
あれば、周辺機器自体の保証についてはちゃんと対応して貰えると思います。