ゲームの「容量」が大きいほど、内容が充実していて面白いの?

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以前はあまり分からない部分でしたが、
最近はゲームにも「ダウンロード版」が登場していることにより、
”そのゲームの容量”が分かるようになりました。

ゲームによって「1GB」程度で済むモノもあれば
もっと容量の低いものもありますし、
「20GB」だとか「30GB」だとか、それなりの容量を
消費するようなゲームもあります。

また「100GB」を超えるような、かなり容量の大きなゲームソフトも
存在しています。

中には「容量が大きければ大きいほど、ボリュームも多く、
面白いゲーム」と思う人もいるかもしれませんが、
実際のところはどうなのでしょうか。

この点について、実際に色々なゲームを遊んだ経験をもとに
解説していきます。

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容量が大きい=面白い・ボリュームが多いではない

ゲームの容量は
あくまでも「容量」でしかなく、
ゲームの容量が大きければ大きいほどボリュームが多い、とも限りませんし
ゲームの容量が大きければ「面白い」とも限りません。

私は色々なゲームを遊びましたが、実際にそれを身を以て
実感していますし、
実際、ゲーム以外の分野でも「容量が大きければ大きいほど良いのか」と
言われると決してそうではありません。

容量が大きくても「どこ」に容量を消費しているのか、という点は
ゲームによって大きく異なっており、
もっと極端な話をすれば
”無駄なデータで容量を喰っているだけ”だったり、
”容量の圧縮などが十分に行われていない”など、
”ゲーム内容とは関係のない部分で容量が増えている可能性”もあり、
容量でゲーム内容を推し量るのは難しい、というのが現実です。

容量で評価は左右されない

実際にゲームの世間的な評価を見てみると
「容量が大きいのに」クソゲー扱いされているようなゲームも
ありますし、評価がお世辞にも良くないゲームもあります。

逆に、使用容量は低いのに、ゲームとしての評価は非常に高かったり、
クオリティの高い作品も存在しており、
”ゲームの評価”=”容量の多さ”ではないことが分かります。

また、ゲーム内容が悪かった場合”容量が大きい”ことも
マイナス評価の原因になる場合もあり、
”ゲームの容量の大きさ”が”評価”に結びついているものではない、
ということが分かります。

もちろん、容量が大きくて、内容も充実している傑作もありますし、
容量が小さくて、その通り中身もスカスカなゲームもあります。

要するに「容量」だけでは”評価”までは分からない、
ということです。

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容量で売上も左右されない

もちろん、中には容量を見て
「このゲームは60GBも使うから、楽しそうだ」と
ゲームを購入したり、
「容量が低いからこのゲームは微妙そうだ」と、
考えるような人もいるとは思います。

しかしながら、”実際のゲーム売上”を見てみると分かりますが、
「容量が大きいゲームは売れる」ということではありません。

容量が50GBのゲームでも、ほとんど売れないような作品もあれば
売れるゲームもありますし、
容量が5GBぐらいしかないようなゲームでも、
100万本越えの売上を記録することもあります。

例えば、ニンテンドースイッチの
「スーパーマリオメーカー2」というソフトは
容量は「3.1GB」ですが、売上は100万本を超えています。

一方、50GB以上の大きな容量のゲームでも
売上1万本を切っているようなソフトが多く、
”容量が大きいゲームほど、売れる”というのは
成り立たないことが分かると思います。

寧ろ、容量だけの話をするのであれば、
近年、国内で売上100万本越えを達成しているゲームは
ほとんど全てニンテンドースイッチのソフトになっており、
そのうちのほとんどが任天堂タイトルです。

任天堂タイトルは比較的「容量」としては低めなものが多く、
その任天堂のタイトルが、近年の100万本突破のほとんどを占めている、
ということは、
もしも「容量で売上が決まる」なら「使用容量が低いほうが売れる」と
いうことになってしまいます。

…ですが、実際は容量高い・低いは売上にはあまり関係のない要素であり、
容量の小さいソフトでも、大きいソフトでも売れるものは売れるし、
売れないものは売れないのです。

売上を左右するのは「別の要素」と、いうことですね。

グラフィックに関しては綺麗なことも多い

グラフィックが綺麗なゲームであればあるほど
容量が上昇する傾向にあるのは事実です。

そのため、容量で唯一見極めができるとすれば、
”グラフィックなどの部分”になりますね。

ただし、これに関してもあくまでも”目安”であり、
1GBに届かないようなゲームでも「かなり綺麗なもの」も
実際に私は遊びましたし、
30GBのゲームでも「え?これ?」と思うようなグラフィックの
ゲームも遊んでいます。

全体的に「使用容量が大きい」ゲームほど
綺麗なゲームは多い印象ですが、
必ずしもそうとは限らない、というのも現実です。

とは言え、この部分だけに関して言えば
”ある程度の目安”にはなりますね

まとめ

ゲームの容量の大きい・小さいでは、
読み取れるものは少なく、
売上・評価にもあまり関りのない部分です。
容量が大きければ大きいほど、
面白いとも限らず、ボリュームがあるとも限りません。

また、あまりにも容量が大きすぎる場合、
ダウンロードに時間がかかったり、
本体の保存容量を圧迫するなどの
デメリットも生まれますので、
容量が大きいことが、必ずしもゲームソフトにとって
プラスになるか、と言われれば
決してそうではない、というのが答えになります。

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