人に風邪をうつされたと感じてもやってはいけないこと!注意点を解説!

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”人に風邪をうつされた”

そう感じることもあると思います。

例えば「この人にうつされた!」と思うようなことも
あるでしょう。

しかしながら、その時に
”仕返し”をしたり”お前のせいでうつされた”みたいな
ことをやってしまうと、
トラブルにつながる可能性もありますので、
この点は注意が必要な部分の一つです。

風邪を”この人にうつされた”ということを
証明することはできません。
「絶対にこいつのせいだ!」と思うようなことも
人によってはあるかとは思いますが、
冷静に、対応していきましょう。

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その人にうつされたとは限らない

「風邪」とはどこで貰ったのか、
誰にうつされたのか、それとも自分自身が
何かに付着していたウイルスを体内に入れてしまったのか…
それは、誰にも分からないことです。

仮に、いつも一緒にいる友達や家族が風邪を引いていて、
数日後に自分自身が風邪を引いたとしても、
その風邪は”その人からうつされたものとは限らない”ですし、
100%その人から風邪をうつされた!と証明する方法は
ありません。

そのため、”絶対にこの人にうつされた”と思っても、
そう決めつけないこと、
相手を責めないことが大切になります。

人のせいにしない。誰かを責めない

風邪をひいた際に
”この人にうつされた!”と感じるようなことが
あったとしても、”他人を責めない”ということは
非常に大事なことです。

上で書いた通り、その人にうつされたとは限りませんし、
確実にそうだと思っても、そうでない可能性もあります。
もちろん、風邪やインフルエンザ、その他ウイルスは
どんなに本人が注意していたとしても、感染を
防ぐことができないようなケースもあり、
こればっかりは仕方のないことです。

「お前にうつされた!」と人のせいにしてしまうと、
トラブルになってしまう可能性もありますし、
相手からしても、困ってしまいます。

風邪を引いてしまった場合に大切なことは
”風邪をどこから貰ってしまったのか”ではなく
”風邪を誰からうつされたのか”でもなく、
”どのようにして自分の風邪を治していくか”と、いうことです。
この点を勘違いしないように、しっかりと
対応していきましょう。

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どんなに注意していてもうつるときはうつる

風邪やその他ウイルスは、
”どんなに風邪を引いた本人が感染対策をしていた”と、
してもうつる可能性があるものであり、
こればっかりは避けようがないものである、
というのが一つの事実です。

感染予防対策など全くしていなかったような場合でも
うつらない時は本当にうつりませんし、
逆に、神経質すぎるほどに感染対策をしていたとしても
風邪はうつってしまう時にはうつってしまうものです。

”絶対に”うつさないということは不可能です。
悪気が全くなかったとしても
うつってしまう時はうつってしまうので、
風邪をうつされたと感じたとしても、
その人を怨むようなことがあってはいけません。

別の人からうつされている可能性もある

たとえ「この人からうつされたのではないか?」と
思うような相手がいたとしても
”別の人からうつされた”可能性も十分に考えられます。

”いつも一緒にいるから”
”一緒にいる時間が一番長いから”
”ちょうどその相手が風邪を引いていたから”
”その相手が感染対策も何もしていなかったから”

そのようなことは、理由にはなりません。

確かに、可能性としては高くはなりますが
それでも、その人が”絶対に”うつしたと断言することはできず、
他にも色々な可能性が考えられるため、
その人のせいにはしてはいけない、ということを
覚えておきましょう。

自分が先に風邪を引いていた可能性もある

”この人に風邪をうつされた!”と感じるような場合でも
実際には、その相手から風邪をうつされたのではなく、
”実は自分が先に風邪を引いていた”という可能性は
十分に考えられます。

風邪の潜伏期間は人によって異なり、
仮に同じ風邪・ウイルスであったとしても
異なる時期に発症する可能性があります。

そのため、相手からうつされたと思っている
自分自身が実際には先に風邪を引いていて、
自分から相手に風邪をうつしていた、などということも
十分に考えられることです。

自分の風邪の潜伏期間が長く、
相手の潜伏期間は短かった場合、
”相手のほうが先に風邪を引いていた”ように見えたとしても、
実際には”自分の方が先に風邪を引いていた”と、
いうことですね。

この点もはっきりとしたことを(どっちが先に風邪を引いていたのか)
突き止めることは困難ですので、
相手が悪い、と決めつけるようなことでは
ありません。

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相手が気にしている場合は?

中には、あなたから「風邪をうつされた」と言わなくても
相手が「うつしちゃったかもしれない…」と心配してくるような
そんなケースもあるかもしれません。

この場合に関しては
ハッキリと「気にしていない」という態度を
相手に示すことが大切です。

実際に”人にうつしてしまったかもしれない”と
気にするような人は一定数存在しているので、
安心させてあげることも大切です。

これまでにも書いてきた通り、
風邪をうつす・うつさないの点に関しては、
誰かが悪い・悪くないの論点のお話では
ありませんので、
この点に関しては、よく覚えておくようにし、
”もしかして自分が悪いのかもしれない”などと
気にしている人間が周囲にいるのであれば、
「気にしなくていい」ということは
しっかりと伝えてあげるようにしましょう。

風邪をうつす・うつさないの責任は取れない

風邪をうつした、うつさない、では他人に
責任を追及することはできません。
例えば強引にわざと近付いてきて
咳を何度も何度もかけ続けた…などということがあれば、
それは「風邪をうつしたから」ではなく、別の意味で
法律的な問題にすることもできると思いますが、
単純に”ただ単に風邪をうつされた”だとか、
そういうことでは、相手に責任を問うことは難しいですし、
そんなこと、してはいけません。

風邪はどんなに気をつけていてもうつる可能性の
あるものになりますから、
相手に責任を取らせることなんてできませんし
本当に相手からうつされたのだとしても、
相手に責任はありません。

悪いのはウイルスであり、
人間ではない。
うつした側の相手もまた”被害者”であるということは
忘れてはいけないことです。

気持ちに余裕を持って治療に専念

「人からうつされた!」と感じても、
これまで書いてきたように、
その人に必ずしもうつされたとは限りませんし、
仮に相手に本当にうつされたのだとしても、
その責任を問うことはできませんし、
責任もありません。

そのようなことで怒りを感じていたり、
イライラしていたりしても、意味がありませんし、
逆に精神的に不安定になって、
風邪などの悪化を招く可能性もあります。

誰かにうつされた、うつされていない、ではなく
風邪を引いてしまった場合は、
引いてしまったで仕方のないことですから、
「何かを憎む」のではなく、
自分の治療を行う、ということを最優先に
しっかりと風邪自体に対する対策を
行っていきましょう。

うつされた!と怒っても何も得るものはありませんし、
得るとすれば、相手とのトラブルだけです。

まとめ

風邪をうつされてしまった!と感じた場合でも
100%その相手が悪いと断言することは
できませんので、冷静になり、
相手を責めるようなことはしないようにしましょう。

また、本当に相手が原因だったとしても
悪いのはウイルスであり、人間ではありません。

いまいち、このあたりを理解できず
”お前にうつされた”みたいな人が未だにいますが
それは間違った考え方なので、控えましょう。

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