ゲームとして発売された作品が
「実写の映画」になることも時々あります。
全体で見れば、ゲーム⇒映画になる作品はわずかで、
実写映画に限定すれば、さらに全体数としては少なくなりますが、
それでも「マリオ」や「バイオハザード」「龍が如く」など、
実写映画化されたゲーム作品も多く存在しています。
しかしながら
”ゲームの実写化作品って面白いの？”と、疑問に
感じるような人もいると思います。
実際に、ゲームから実写映画になった作品は
面白いのかどうか、その点について解説していきます。
作品・人によって異なる。答えは「人それぞれ」
ゲーム⇒実写映画になった作品が
面白いのかどうか、という点についての答えは
”人それぞれ”と、いうのが答えになります。
まず、人間は人によって、そもそも感じ方が違います。
例えば、世間的に大ヒットしていて、
大絶賛されているような映画を見ても
「なんだこれ…？」と、いうような人もたくさんいると思いますし、
逆に、世間的にはつまらない！と言われているような映画でも
「面白い！」と感じる人もいるでしょう。
加えて「ゲームの実写版」にも色々な作品が存在しており、
作品ごとによって、世間的な評価も当然異なります。
お世辞にも、世間的には”評価が高い”とは言えないような
作品もたくさん存在していますし、
逆に高評価を得ている作品もたくさん存在します。
上でも書いたように、当然
世間的な評価とは真逆の感想を抱く人もいるわけですから、
実写映画が「面白いのかどうか」に関しては、
人による、作品による、というのが事実で
一概に答えを出せるような単純な事柄ではありません。
ヒットした作品はあるの？
ゲームから実写映画化された作品で
ヒットした作品はあるのかどうか。
これは、実際にいくつか存在しており
カプコンの「バイオハザード」シリーズは、
実写映画シリーズもヒットを記録して、
全部で6作品作られるほどのシリーズ作品になりました。
2022年に入ってからは↑の6作品とはまた別の
実写版バイオハザードも公開されたりしています。
もちろん”失敗”に終わり、
黒歴史扱いされている”ゲームの実写映画”も存在していますが、
ヒットした作品も存在しているため、
ゲームの実写映画版は、必ずしもヒットしない、だとか
そういうことはありません。
ゲーム版と全く同じイメージではない
作品にもよりますが、
当然、”100％ゲームと同じ雰囲気で実写映画化”することは
出来ません。
実写と、ゲーム、そもそもその時点で
多少の違いは出るものです。
CG映画などであれば、ゲームと100％同じ世界観を
作ることも可能ですが
実写とゲームは、別物ですから、
完全には再現できない部分もあります。
ただし、”かなりゲームの雰囲気を再現できているようなもの”も
実際にありますし、
逆に「スーパーマリオ」の実写映画のように
原作ゲームからだいぶかけ離れてしまっている作品もあり、
このあたりの”再現度”は作品によっても、大幅に異なっている、
というのが現実です。
ゲーム版を遊んでいないと楽しめないの？
基本的に、実写映画版は
「ゲームの続き」とかそういう感じではなく
「ゲームの世界観や登場人物などを再現した作品」として
1から描かれるので、
”ゲームをプレイしていないと理解できない”というものではなく、
ゲームだけでも、映画だけでも楽しめるようになっている場合が
ほとんどです。
仮に”原作がゲーム”だと全く知らないまま実写映画版を
見たとしても、問題なく楽しむことができると思いますし、
物語も理解できるかと思います。
ゲーム版を遊んでいる人にだけ分かる
”ちょっとした要素”などが盛り込まれているぐらいの
話になりますね。
ゲーム版との連動要素はあるの？
上でも書いた通り、基本的には
「知っていればより楽しい」ぐらいのネタが
仕込まれることはありますが、
ゲームはゲーム、映画は映画で独立している
ケースが多いですね。
ゲームの続きを実写映画版で！ということはないですし、
実写映画版の続きはゲームで！ということも、
基本的にはありません。
そのため、ゲーム版のファンで
「映画は見たくないなぁ…でも続きが描かれるなら見ないとダメかな…」みたいな
心配をする必要はありません。
基本的に、ゲームと、ゲームの実写映画版は独立した作品に
なっていることが多いです。
人気シリーズが実写映画化されるケースが多い
基本的に、実写映画になるゲームは
”高い売上を記録しているシリーズ作品”がほとんどで、
マリオ、バイオハザード、モンスターハンター、龍が如く、
アンチャーテッドなどなど、人気作品が多いです。
また、ゼルダの伝説など”企画”の話が出たりしている
作品も多いですね。
ただ、稀に「売上」だけ見ればそれほどでもないにも
関わらず、実写映画化される作品も
ないわけではないので、
このあたりは、映画を作る側やゲーム会社側など
色々な事情によって、
どの作品が実写化されるかどうかは、
何とも言えないところです。
まとめ
ゲームの実写映画も、
普通の映画と同じように
面白いかどうかは、人によって、作品によって異なるものです。
また、基本的には”ゲーム版を一切知らなくても楽しむことができる”
ように作られている作品がほとんどになりますので、
「ゲームをやったことがないから、見ても意味がない…」だとか
そういう考え方をする必要はなく、
「1つの映画」として考えれば良いかと思います。
中には、普通の映画よりも楽しめる作品も、普通に
たくさん転がっています。
