電気料金の値上げ対策!個人で出来る対処法は?

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「電気代」の値上げ…。

ほとんどの人が日常生活の中で
「電気」は使っていると思いますし、
電気代が値上げされても、
電気代が上がったから給料も上がる…ということは
ないので(別の要因で給料が上がることはあっても、
電気代が上がったから昇給!なんてことはないですからね)、
電気代が上がれば上がるほど、家計には
大きな負担となってきます。

電気代の値上げが続くと、本当に困ってしまいますよね。

では、電気代が値上げされた場合に
個人で出来る対策は何かあるのでしょうか。
その点について解説していきます。

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電気代の値上げを阻止するのは難しい

”個人”が電気代の値上がりを阻止する、
ということは現実的には困難なことであり、
電気代は、色々な世の中の状況などによって
上がっていきます。

残念ながら、1個人がどうにかできるようなお話ではなく
「電気代の値上げ?ふざけるな!」と
電気会社にクレームを入れたりしても、当然意味はありません。

あなたが何をしようと、電気代の値上げが
発表されれば、電気代は上がります。

そのため、電気代の値上げに対する対策としては
”電気代の値上げを阻止する”ではなく、
”電気代が上がることを受け入れた上で対応する”というのが
適切な方法になります。

個人がどんなに騒いだところで、
「申し訳ありませんでした 電気代の値上げは中止いたします」
なんてことには、なりませんからね…。

電力会社を見直す

電力会社の切り替えや、契約内容になって
電気料金を下げることが可能です。

ただし、電力会社を切り替える際に注意するところは、
どこも”客寄せのために良い部分を大々的にプッシュしている”という
点は頭の中に入れておく、というところです。

これは、どんな分野でも同じことで、
何らかの契約をお客さんにしてもらおう!と、考える企業は、
どこも”良い部分を全面的に押し出して”アピールします。

悪い部分については、小さく書かれていたり、
こっそりと告知されていたりするだけのことも多いので、
”その時点の価格”など、表面上の部分だけを見るのではなく、
”ちゃんと細かい部分までしっかりと確認した上で”
電力会社の切り替えなどは行うようにしてください。

そうでないと”切り替えたことによって、後々
逆に費用がかかるようになってしまった…”なんてことに
なってしまう可能性も十分に考えられますし、
そうなってしまったら、本末転倒です。

そうならないためにも、電力会社の切り替えを検討する際には
細かな部分までしっかりと確認し、分からなければ
必ず電力会社に確認を行うようにしてください。

”どの電力会社にすれば良いのか”に関しては
地域や、各ご家庭の契約状況・今現在利用している電力会社・
どのぐらい月に電気代がかかるのか、など、
色々な条件によって変わってくるため、
ここは一概に言うことはできません。

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契約内容を見直す

電力会社を変えないまでも
「契約アンペア」を見直すことで、
電気の基本料金を下げることが可能です。

ご家庭のブレーカーには30Aだとか40Aだとか、
そういった数字が、大きく書かれている部分があります。
これが「契約アンペア数」で基本的には
数字が高ければ高いほど
”同時に使える電気の量が多い”のですが、
その分、電気の基本料金も高くなっていきます。
基本料金が高くなる、ということは
つまり”使っても使わなくても”電気代が上がる、ということを
意味するわけですから、
”契約アンペア”が、あなたの家の生活スタイルには”多すぎる”場合は
これを見直すことも重要です。

ただし、注意すべき点としては
「契約アンペア」を下げることで、
電気代の節約には繋がりますが、
”同時に使える電気の量”は減ります。

この、契約アンペアの数値を超えて、家の中で家電を使っていると
ブレーカーが落ちて停電します。
1日の電気の使用量の上限…ということではなく
「同時に使う電気量の上限」なので、
1日に電気をほぼ使わなくても、”契約アンペアを超えた電気を家の中で使う”
と、ブレーカーが落ちて停電してしまいます。
停電後はブレーカーをあげれば復旧しますが、
何度も繰り返すようなことがあれば、
生活にも、家電自体にもダメージを与えることになります。

例えば、夏場に、一度に同時にエアコンを2台つけたりすると
ブレーカーが落ちて停電してしまうなどの
トラブルに見舞われる可能性もあるわけです。

そのため
”自分の生活スタイルには少なすぎる契約アンペア”に
してしまわないように、注意してください。

自分の生活スタイルにとっては”足りない”
契約アンペア数にまで下げてしまうと、
電気代は安くなっても”頻繁に停電してしまう”という
大変な状況になってしまいます。

そうなってしまわないように
”無理をしない範囲内で”検討してみてください。

家電製品の見直しを行う

家電製品によっては「同じもの」であっても
買い替えを行うことで、かなり消費電力を
抑えることができるような場合も存在します。

例えば、同じ洗濯機でも、
古い洗濯機と省エネの洗濯機などでは
大幅に電気代も変わってきますし、
冷蔵庫などでも、これは同じことです。

特に古い機種の場合は、無駄に電気を使っている可能性も
十分にありますので、
「ちょうど壊れそうな家電があるなら買い替え」も
一つの方法です。

電気代のためだけに、購入して1年の家電を買い替えたりだとか
そこまでする必要はありませんし、
家電の買い替えは「そう簡単にできるものではない高い買い物」で
あることも事実ですから、
自分の金銭事情などと相談しつつ、ということになりますが、
今後の”買い替えのタイミング”の時に
このことを思い出しつつ、
消費電力を抑えられるかどうか、という点で
新しく買うものを選ぶようにする、というのも一つの方法になります。

節電を行う

王道と言えば王道ですが電気料金が
上がった分「節電」して、消費電力を抑えて
家計への負担を抑える、と、いうのは当然
”すぐにでもできる対策”の一つです。

今回は節電方法自体の話題ではないので、
簡単に済ませてしまいますが、
「無駄遣いの削減」はもちろんとして、
各種家電の設定(例えばエアコンの設定温度など)や、
使い方の工夫(エアコンと扇風機の併用による節電など)、
消耗している家電の掃除(例えばエアコンのフィルターなど)、等、
色々な工夫を行うことで、消費電力を少しずつ抑えることが可能です。

もちろん、一つの対策を行ったからと言って、
電気料金が激減することはありませんが、
こういったことは”積み重ね”が大事になりますからね。

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別の方向性での対策も…

そう簡単なことではありませんが、
電気代が上がる、となった場合に、
収入を増やすことができる方法が自分の生活の中に
あるのであれば、”支出を減らす”のではなく
”収入を増やす”方向で対策・対応していくのも
一つの方法になります。

ただし、当たり前のことですが
そんなこと、多くの人は簡単にできることでは
ありませんから、
”それができる人”限定の対策になります。

まとめ

電気料金の値上げ自体をどうこうすることは
個人の力では難しく、
電気料金が上がり続けるような場合は、
契約自体の見直しや、電力会社の見直し、
それに加えて、節電などの対策をしつつ、
少しでも支出を減らしていく、というのが
一番現実的な対策方法になるかと思います。

しかしながら、そうは言っても、
やはり”苦しい”のは事実です。

出来る限り電気代が上がらない状態で
いてくれるのが、本当は一番良いことなのですけどね…。

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