クリエイターを支援することのできる
「ファンティア」で、
色々なクリエイターの作品を見たり、読んだりしている人も
いるかと思います。
しかし、作品を読んでいると
稀に、文章の途中が突然伏字「〇〇など」になってしまっている
場合もあり、
読んでいる側からすると「何だこれ?」となってしまうことも
あるかもしれません。
ファンティアをクリエイター側の立場で利用している人は
どういうことか分かる人も多いとは思いますが、
確かに、読む・見るだけで利用している人からすれば、
急に文章の途中が〇になっていたりすると、
”いや、意味が分からない…”と、首をかしげてしまうことも
あるかと思います。
では、ファンティア内の伏字は何なのか、
どうやったらちゃんと読むことができるのか、
この点について詳しく解説していきます。
どうして伏字になっている部分があるの?
これは、各作品の作者側がそうしているわけではなく、
(もちろん、作者が意図的にしている可能性も0ではありませんが)
ファンティアのシステム側による都合となっていて、
ファンティア側で禁止されている単語が小説内などに含まれたりすると
自動的に「伏字」になるようになっています。
そのため、読む側からしてみれば、急に伏字になってしまっていて、
ただ単に読みにくいだけになってしまっており、
読み手としてはなかなか困るシステムであるのも確かです。
何のワードが伏字になるのかは公表されていませんが
(これは不正防止の観点から仕方のないことですね)
一般的な物語などで使われる言葉でも伏字になるケースが
確認されており、
(例えば、刑事モノなどでも使われそうな言葉なども
伏字になる事例を確認しました)
一般用語であっても伏字になってしまうために、
読む側としても、作る側としても、
なかなか不便に感じる部分が出て来るようなシステムで
あるのは確かなことです。
この点を、もう少し詳しく見ていきましょう。
読む側が、伏せられた部分を表示することはできないの?
読む側としては、文章の途中が急に伏字に
なっていると読みにくいものですし、
伏字になってしまっている場所によっては、
小説でも、文章でも、内容が分からなくなってしまう場合も
あるかと思います。
そうなってくると、”伏字の部分を表示させる方法はないの?”と
思うことは読み手としては当然のことです。
が…残念ながらその方法は存在しておらず、
システム上、自動的に伏せられてしまっている部分に関しては
”本当は何が書かれていたのか”を確認することは
読み手側からはできないようになってしまっています。
これは、読む側としては非常に不便なことなので、
今後の改善(例えばクリックしたりタップすれば表示できるなど)が
望まれるところではあります。
一般的なワードにまで、範囲が広がってしまっているため、
この点は読み手側としても、改善が必要になるでしょう。
(年齢制限的なものがあるようなものは仕方ないとしても
一般的に使われるようなワードまで制限がかかってしまうと、
創作物を投稿・見るサイトとしては致命的ですからね)
前後の文章から予測するしかない
前述した通り、消えてしまっている文章は
読む側が確認する方法が一切ないため、
もしもそうなってしまっている部分があった場合は
前後の文章の内容から、
”何が書かれているのか”を予測していくしかありません。
ただ、小説にしても、
その他の文章にしても、
前後の文章を読めばある程度は
消えてしまっている部分に何が書かれているのかは
何となくわかることも多いと思いますので、
前後の文章から、”ここには何が書かれていたのか”を
予測しながら、読み進めていく必要があります。
…とは言っても、読む側からすれば
やはり不便なことには変わりないところではありますね。
作者本人に確認するのは…?
文章内にシステムで自動的に伏字になってしまっている
部分がある場合、
その作品の作者に、コメント欄などでコメントをして
確認すれば、何を書きたかったのか、という部分に
ついては確認はできるかと思います。
ただ、これに関しては
答えてくれるかどうか、作者が迷惑に思うかどうか、
このあたりは”人によって異なる”ために、
一概には言えません。
作者も人間なので、人によって考え方は違いますし、
感じ方も人によって異なります。
そのため、伏字になってしまっている部分を
指摘されたり、聞かれたりした方が
ありがたいと思う人もいれば、
いちいち聞かないでほしいと感じる人もいるでしょうし、
そもそもコメント欄を確認していないような人、
コメントを最初から受付していない人なども
存在します。
これらに関しては実際に、その作者ごとに考え方は違いますので、
実際に聞いて見ないとどんな反応が返って来るのか、
あるいは反応なしなのか分かりませんが、
コメント欄が用意されている作者相手であれば
聞くことはできますので、どうしても気になるのであれば
聞いて見ると良いかと思います。
なお、先ほども書いた通り、
作中で意味がある伏字以外に関しては
(ほとんどの場合)作者本人がそうしているわけではないために、
作者に対してクレームを入れるようなことは
しないようにしましょう。
作者側が自分で気づく可能性は?
作者側が、自分の投稿した作品で
自動で伏字になってしまっていることに
気付く可能性はあるのかどうか。
これに関しては”何とも言えない”というのが
答えになります。
と、言うのも、ファンティアでは
自動的にシステムで伏字化が行われるために
特に作者本人にも通知などは行かないシステムに
なっています。
が、先ほども書いたように、一般的なドラマなどでも
普通に使われるような言葉も、一部引っかかったりするため、
作者本人も”まさかこの単語がダメだとは思っていない”
可能性は十分にあり、
そういった人は、確認をせずに気付かない可能性も
十分にあります。
通知なども来ず、基準なども特に明らかになっていないため
作者が自分自身で更新後に文章まで含めて全部確認するか、
他の人から指摘されたりしない限りは気付かないため、
作者によって、気付いて自分で直す人もいれば、
気付いても特に変更はせずにスルーの人も、
そもそも気付かない人もいる、という状況になります。
ユーザー目線で考えれば対応が必要に
どうして、見る側も投稿する側も得をしないような
対応をしているのか?と、疑問に思う人も
いるかと思います。
この点は、ファンティア側が…ということではなく、
他の会社との兼ね合い(カード会社など)で、
色々難しい部分がある…と、いうことだと考えられます。
ただ、他の同系列のサービスを見ても
”通知もなく勝手に文章が伏字になっている”ようなケースはなく、
例えば同系統のサービスの「Ci-en」では、システム上NGな文章が
あっても、似たような意味合いの文章に自動的に変わるようになっていて、
これであれば、読む側も”意味”は理解できるようになっています。
が、ファンティアのように「〇」にされてしまうと、
読む側としても困ってしまうでしょうから、
ユーザー目線で考えるのであれば
読む人にも迷惑が掛かってしまう以上、
この点は改善することが望ましいのではないかと考えられます。
普通にお話を読んでいる最中に「意味が伝わらない」のでは
読む側の立場に立って考えて見れば”困る”のは分かるはずです。
ただ、カード会社との兼ね合いなど、色々な理由もあるでしょうから、
バランスを取ってCi-enのような対応をするなり、
”読む側”などユーザーへの配慮も必要になるでしょう。
まとめ
ファンティアで作品を読んでいる際に
不可解な伏字があった場合には
それはシステム上によるものです。
基本的に、利用者側とは関係のない理由(特に読む側にとっては)に
よるものなので、ユーザー目線からすれば
「なんだこれ?」と言う感じになってしまっても
仕方のないことですが、
上手く、そのシステムに付き合っていくしかありません。
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