ファンティアの今後の懸念点。利用ユーザーが大幅に減る可能性も。

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クリエイター支援サービスは、
世の中に複数存在しますが、
その中でも有名な部類に入るサービスが”ファンティア”です。

しかしながら、このファンティアでは、
本人確認書類の提出を求めるようになるなど、
今後、利用者数が大幅に減少する懸念なども
出て来ています。

今後、ファンティアはどうなってしまう可能性があるのか、
どのように対応した方が良いのか、
この点を詳しく解説していきます。

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本人確認書類の必須化で敷居が非常に高くなった

ファンティアは、今までは
実写などの活動を伴うクリエイターなど以外、
(例えば小説や漫画、イラストなどのクリエイター)は、
無料で登録でき、当然、本人確認書類なども
必要ありませんでした。

基本的に漫画・イラスト・小説など、
そういった創作物中心の支援系のサイトでは
本人確認の提出を求めるようなところはほとんどなく、
例えばクリエイター支援系のサービスである
「Ci-en」や「ファンボックス」などに関しても、
そういった対応は行われていません。

一応、ファンティアは↑の2つよりもさらに幅広く、
実写作品なども取り扱っているために
その兼ね合いもあると考えられますが
”他のところよりも”遥かに導入のハードルが高くなってしまったのが
現状で、今後、新規クリエイターの登録などは
非常に少なくなる可能性が懸念されます。

創作のクリエイターと分けて考えた方が良い

確かに、実写系での活動があるクリエイターについては、
本人確認書類の提出を求めることは妥当ですし、
法律的な部分もよりしっかりと守るために、
そういった対応を行うことは当然のことと言えます。

が、一方で、漫画・イラスト・小説等の
創作物のクリエイターにまでそれを課している
サービスは、あまり見受けられることはなく、
これらのクリエイターにも一律で本人確認書類の
提出を求めてしまうことは、少々”過剰な対応”であると
考えられます。

実際、同系列のサービス(漫画・イラスト・小説などの
クリエイター支援系のサービス)では
そのようなことを求めているところはあまり確認できず、
極めて異例の対応をファンティアは行っていることになります。

もちろん、厳格にするのは運営側の判断ですので、
それ自体は「してはいけないことではない」ですが、
「利用者数」が今後どうなっていくか、という観点で考えると
過剰な対応をすれば、それは当然
利用者数は減っていくでしょうから、
今後、特にイラストや小説、漫画などの創作を中心とする
クリエイターは大幅に減少する懸念があります。

本人確認書類を求めるにしても
一律ではなく、活動のジャンルなどに応じて
「必要か、必要ではないか」を、分けておいた方が、
利用者数の観点や、ユーザーの利便性の観点からも
良かったのではないかと考えられます。

例えば、実写(写真など含む)を扱う
クリエイターには本人確認書類を求め、
そうでないクリエイター(漫画や小説などのみ)には
今まで通り、と、こういう区別は必要であったかと思います。

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不正の確認は運営の仕事

創作物や商品の展開だけのクリエイターでも、
本人確認書類の提出が必要な理由として、
怪しいプランやサービス、商品の展開をするクリエイターもいるためと、
そう説明されていますが、
そういったものを対応するのは、
どのサービスでも運営の仕事で、
そういったおかしなものを見つけ、削除したり
アカウントを停止したりするのは運営の仕事です。

これは、どのサイトでも同じことです。

ファンティアでも、作品などを投稿する際に
「運営が一つ一つ目視でチェックしています」のような
案内が出ていますが、
それをちゃんとしていれば、不正な利用は
本人確認書類を提出させなくても十分に対応できるはずで、
この点に関しては少し疑問の残る対応です。

もちろん、”より円滑に不正を取り締まれる”ということは
ありますが、
”あまりにも過剰な対応は普通のユーザーも追い払ってしまう”ので、
このことの意味をしっかりと理解しないと、
この先、サービスが維持できなくなるぐらい、
クリエイターの数が減る恐れは十分にあり、
この点も懸念される部分になります。

新規クリエイターは確実に減る

本人確認書類の提出がファンティアでは必須になったことで、
新規クリエイターはこの先”大幅に減る”と予測されます。

もちろん、”怪しい人たち”を排除できるのは
とても良いことですが、
一方で”何の悪さをするつもりもない普通の人たち”も、
一緒に排除してしまうことに繋がります。

”本人確認書類の提出”まで求めるというのは
利用者側としては、何の後ろめたいことがない人でも
なかなかハードルが高いものです。
特に、公的なやり取りや、仕事関係だったり、
そういうところならともかく、
”ファンティアでの活動”は多くの人にとっては娯楽の一環だと思いますから
そこで本人確認書類となると「え…」と思う人もいるかもしれません。

また、小説や漫画、イラストなどを描く人は
”周囲にそれを知られたくない”人もいて、そういう人にも
心理的にかなりの負担となるでしょう。

そうなると、やはり類似のサービスにユーザーは
流れてしまうと思いますし、
単に「面倒臭いからやめよう」という人もいたり、
さらには「個人情報をこのサイトに預けて大丈夫かな?」と
警戒心が強い人は警戒もするでしょう。

そういった点から今後の”新規ユーザーは大幅に減る”と
考えられます。

配慮不足が目立つ。ユーザーを逃がす原因に

どうしても本人確認書類の提出を求めるにしても、
利用者側の配慮不足が目立っており、
まず、「説明文に矛盾が生じている」部分があり、
例えば説明の部分に「全てのクリエイター様には」と書かれているところもあれば
対象者は「新規開設者」と、
「既にファンクラブを開設済みで、運営事務局にて年齢確認が必要であると判断した場合の
クリエイター」と記載されているため、
文面通りに受け取るのであれば、
このルール適応前の「ファンクラブを開設済みで運営が必要と判断しなかったファンクラブ」に
関しては提出しなくても良いはずですが、
結局、一律で求めているような感じになっていたりと、
イマイチ説明と食い違っている部分も見受けられます。

また、書類提出の際には「審査」が行われますが
その間は更新させないなど
(※新規開設者はともかく、既存ユーザーは審査中も審査に落ちない限りは
更新は可能にするべきだと思うのですが)
ユーザーに不便をとにかく強いている点も気になります。

更新がひと月に1回のクリエイターもいれば
数日ごとに更新しているクリエイターもいるわけで、
審査中も、新規のユーザー出ない限りは
更新ぐらいはさせてあげるべきでしょう。

こういった積み重ねも、ユーザー離れに繋がる懸念もあります。

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影響の大きさは未知数

この規約変更によって、ファンティアのユーザー数には
大きな影響が出ると考えられますが
このような変更を行ったサービスは同ジャンルのサービスでは
あまり見られないため、影響は未知数です。

もちろん、不正行為をしっかりガードすることは
大事なことです。
が、その一方で、一般ユーザーに与える不便は
最小限に抑えなくてはいけません。

あまりに過剰な対応をしてしまうと結果的に
自らのサービスの首を絞めることにもつながるため、
この点は”節度を持つ”必要があります。

まとめ

不正対策は必要ですが、
過剰にやり過ぎると、ユーザー離れを起こす懸念があり、
最悪の場合、ユーザーが減り過ぎればサービスの存続が
困難になる可能性もあるために、
加減の非常に難しい問題です。

が、ファンティアでは「有料プランを用意していないユーザー」まで
本人確認書類の提出を求めており、
(これは、やり方のガイドで書かれている書類提出を求める理由とも矛盾しています)
さすがに過剰対応すぎる部分はあるので、
この傾向が続けば、サービス自体の未来も暗いものになりかねません。

”加減”は大事です。
このあたりは面倒がらずに、利用者の立場に立ち、
加減を考えていくべきであると考えます。

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