映画館で見た映画がつまらなかった場合、返金してもらうことはできるの?

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映画館に映画を見に行ったけど、
残念ながらその映画がつまらなかった…!
満足できなかった…!と、いうことも
あるかと思います。

そんな場合に、人によっては
「つまらなかったから返金してほしい」みたいなことを
言い出す人もいるかもしれません。

実際のところ、
そんなことはできるのでしょうか。
この点について解説していきます。

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映画に満足しても、できなくても返金は不可能

映画館で映画を見た際に、
「その映画がつまらなくても」返金してもらうことは
できません。
これは、当たり前のことですね。

そのようなことをしていたら、全ての映画館が
つぶれてしまいます。
人間の好き・嫌いは人によって異なりますから、
どんなに人気の映画でも「自分にはつまらない作品だった」と
感じるような人は確実にいますし、
人間は”嘘”をつく生き物ですから、
「映画にご納得いただけない場合は返金いたします」なんて
やってしまったら、
最後まで映画を見て、本当は楽しんでいたのにも関わらず
「つまらなかったので、返金お願いします」みたいな
人が出て来てしまいます。

そのため、映画がつまらない内容だった、という理由で
返金してもらうことはできません。

例えば、
レストランなどでも、「これ口に合わないから返金してほしい」
なんてことはほとんどの場合できないでしょうし、
ゲームなどの場合でも「遊んでみたらつまらなかったから返金してほしい」
などということもできません。

映画館としては、当然、お客さんに楽しんでもらいたい、
という気持ちはあると思いますが、
とは言え、”好みの問題”の部分まで保証することは
出来ません。

「つまらない映画だった」と言われても、
そもそも映画を作っているのは映画館ではありませんし、
好みに合っても、合わなくてもちゃんと”作品”は提供したわけですから、
返金などできないのです。

すぐに退出しても返金はできないの?

これも「不可能」です。

映画を見始めて「つまらないな」と思ったから
すぐに映画館の外に出た…

そんな場合でも、返金を求めることはできません。

映画を最後まで見るのも、
途中で退出するのも自由ですが、
退出は「自ら映画を見る権利」を手放すだけのことであり、
映画館側の責任ではありませんので、
映画館側に返金の必要性は生じません。

そのため、映画が始まって早い段階で退出したとしても、
普通にそのまま「お金がかかる」だけであり、
割引も、返金も、後日見直すこともできません。

その点は理解しておきましょう。

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クレームをつければ通報される可能性あり

映画がつまらなかった、という理由で
映画館のスタッフに返金を求めたり、
クレームをつける行為は、
”モンスタークレーマー”と呼ぶべき行為です。
つまり、ただの”迷惑行為”になります。

もしもそのような行為をしつこく行ったり、
暴言や暴力行為などを行うようであれば
映画館側に通報される可能性もあるので、
絶対にそのようなことをしないようにしてください。

確かに”映画がつまらなくて損をした”という
気持ちは分かりますが、
それでも、その気持ちを映画館にぶつけるのは
間違っていますし、
見る映画全部が”自分にとって面白い”なんてことは
絶対にありませんから、その点も勘違いをしないように、
注意していきましょう。

当然、映画館側に”返金しなくてはいけない”などという
法律はありませんから、
”つまらなかったから金返せ”などと騒いでいると、
最終的には、自分自身が罪に問われることになります。

この点、勘違いしないように注意しましょう。

もしも自分が
”つまらなかったから金返せ”と言い出してしまうような
気がするのであれば、あなたは映画館には向いていません。

ご自宅で、動画配信サイト(ネットフリックスだとかhuluだとか)を
利用して、作品を見る方がはるかに良いです。
自分のためにもなると思いますし、
映画館のスタッフに迷惑をかけない意味でも、
そうするべきです。

返金してもらえるケースは?

前述のように”映画がつまらなかったから”という理由で
返金してもらうことはできません。

返金があるとすれば、
映画館側の設備の問題で、途中で上映が止まってしまったりだとか、
火災や自然災害などで映画の上映が最後までできなかった場合、
人為的なミスなどがあった場合…になります。

そういった”イレギュラーな出来事”があれば、
当然映画館側としても対応を行ってくれる部分は
ありますが、先ほどから書いている通り
”つまらないから”という理由で返金を受け付けてくれる可能性は
ほぼ0パーセントになりますので、
”つまらない映画”に当たってしまった場合は
”自分の見る目がなかった”と、諦めましょう。

別に映画は「これを見なさい」と強制されるわけでは
ありませんから、
ものすごく冷たい言い方をしてしまえば、
「自分の見る目がなかった」だけです。

つまらない映画を現地で見たくない!という場合は、
事前にしっかり”この映画は自分に合うかどうか”という点を
調べてから向かうようにしましょう。

まとめ

映画館で”つまらない映画”を見ることになってしまっても、
返金してもらうことはできません。
この点は非常に大事なことになりますので、
よく覚えておくようにしましょう。

映画館でスタッフにクレームをつけたり、
しつこく返金を訴えるようなことがあれば、
最終的には警察に通報されることになります。
ただの”迷惑行為”になってしまいますので、
映画が好みに合わなかったとしても”仕方ないな”ぐらいに
留めておくことが、大切になります。
気持ちに余裕を持って、映画を楽しむようにしましょう。

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