暑い日にエアコンを我慢してはいけない。「自分は大丈夫」は厳禁!

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夏場にエアコンを使うことを
何らかの理由で我慢してししまう人もいます。

単に意地を張っているだけだったり、
過度の節電だったり、
色々な理由があるとは思いますが、
”やむを得ない理由”の場合を除き、
夏場の暑い日は特に、エアコンを我慢するようなことが
あってはいけません。

その理由を詳しく解説していきますので、
もしも夏場にエアコンを我慢してしまっているようなことが
あるのであれば、
しっかりと自分で見直し、
エアコンを使う様にしてください。

「故障してしまった」だとか
「エアコンが体質上、どうしても使えない(調子が悪くなってしまう)などの場合は、
エアコンの使用に関しては仕方がありませんが、
この場合は、他の方法でしっかりと自分の身を
守るようにしてください。

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熱中症は、最悪の場合「命を落とす」ものだと理解する

夏場にエアコンを使わないことによって
起きる可能性のある一番恐ろしいことが
”熱中症”です。

毎年、熱中症では多くの方が搬送されており、
搬送されるだけではなく、
命を落としてしまっているような方もいます。

高齢者の方が多い、と思うかもしれませんが
年齢に関係なく、熱中症になってしまう時は
なってしまいますし、
命を落としてしまう時には命を落としてしまうので、
この点は気を付けなくてはいけません。

自分だけは大丈夫は「あり得ない」誰でもなる可能性

熱中症は、人間であれば誰にでも
なる可能性のあることです。

もちろん、ある程度個人差はあると思いますし、
熱中症対策を何もしなかったとしても
”運よく”熱中症にならないで、そのまま過ごすことが
できるような人もいるでしょう。

しかしながら、それは”たまたま運が良いだけ”であり、
”自分だけは熱中症にならない”ということは
あり得ないことです。

人間である以上は誰にでも熱中症になる可能性があり、
どんなに”自分は暑さに強い”と思っていても、
熱中症になる可能性があります。

時々、熱中症を根性の問題だと思っている人がいますが
それは完全に間違った認識になりますので、
すぐにでも改めて下さい。
何でも根性で解決できるなら、人間は今頃
もっと豊かな生活をすることができています。

当然”自分は絶対に熱中症にならない!”と
思い込んでいる人も熱中症になる危険性があり、
その時には命を落とす可能性もあるので、
注意してください。

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熱中症はいきなり来るので助からない場合も

熱中症による体調の悪化は
”急激にやってくる”場合もあり、
例えば、一人でエアコンを我慢して
暑さに耐えていた場合、
”いきなり体調不良”になって、
「あっ」と思った時にはもう倒れてしまい、
そのまま助からない可能性もあります。

大げさな話ではなく、
熱中症は本当に急激に体調が悪くなることも
ありますので、
”ヤバいと思ったらエアコンをつければいいや”というのは
熱中症の怖さを知らない甘い考えで
あると言わざるを得ません。

気付いた時にはもうまともに動けない状態、
あるいは意識を失っていて、手遅れ…なんてことも
本当に熱中症にはあり得ることなので、
このあたりの点に関しては
”絶対に甘く見ないようにする”ということは
非常に大事なことです。

「熱中症になってから後悔したのでは遅い」。

エアコンを我慢するということは、
そういうことであり、
あなたの命に関わってくる可能性もあります。

しっかりと注意をするようにしてください。

今、もしもエアコンをつけずに暑さに耐えながら、
この文章を読んでいる方がいるとすれば、
10秒後には急に体調が悪くなって
そのまま倒れてしまう可能性も十分にある、ということです。

熱中症とは、本当にそういうものなので、注意してください。

私も小さい頃に熱中症を学校で体験しましたが、
”調子が悪くなる数秒前まで”何ともなかったのにも
関わらず、急激に調子が悪くなりました。

幸い、私は保健室で休むだけで回復しましたが、
これが、運が悪ければ、この世から退場になる人も
いるわけですから気を付けて下さい。

倒れれば治療費が掛かる

熱中症で倒れてしまい、命は助かっても
病院に搬送されれば、
当然その分の時間は無駄しますし、
体調も悪くなりますし、
入院などが必要になった場合に関しては
費用もかかることになってしまいます。

入院せずに日帰りで済んだとしても、
当然「熱中症、大変でしたね。代金は必要ありません」なんて
ことにはなりませんので、
倒れればどのみち治療費が掛かってしまいます。

仮に、自力で回復
(例えば周囲に家族などがいて、休んで回復したなど)しても
周囲に手間を掛けますし、
時間も労力も無駄をすることになります。

エアコンの電気代の方がはるかにこの費用よりも
安いので、このことも忘れないようにしてください。

節約するつもりが、逆効果になってしまう可能性も高い、
ということです。

後遺症が残る可能性もある

熱中症で倒れてしまった場合、
万が一助かったとしても、
最悪の場合は後遺症が残る場合もあります。

そうなってしまうと、長い間熱中症による
体調不良と付き合うことになってしまい、
後々、辛い日々を送ることになってしまいます。

もし、熱中症で倒れてしまって
そのようなこと(後遺症)になってしまうと、
当然、体調不良に苦しむことになるだけではなく、
病院などに通院することになれば、
今後、長い間、電気代の節約どころか、
逆に大きなマイナスになってしまいます。

毎月(あるいはもっと早いペースで)医療費が
かかるとなってしまうと、
エアコン使っていた方が、遥かに費用面で
考えてもプラスになるのです。

”目先の節電・節約”だけを考えるのではなく、
視野を広く持ち、色々な方向から
物事を考えていく、ということは
とても大事なことです。

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作業効率も落ちる。時間を無駄している

熱中症にならなかったとしても、
エアコンを無理に我慢すれば、
暑い中、やっぱりどうしても作業も
捗らないと思いますし、
”作業効率を無駄している”、
そんな状況になります。

要するに、”暑さでダラダラしているなら時間の無駄”と
いうことです。

扇風機などを何台も回したり、そういうことを
しているのであれば電気代も大して変わりません。

無理に我慢すれば”時間の無駄にもなりかねない”
このことも、しっかりと認識しておきましょう。

節電目的でも、エアコンは我慢しない

節電は良いことです。
費用のためにも、電力不足が懸念されるような時でも、
いずれにせよ、無理のない節電は良いことです。

ですが、”節電のために無理にエアコンを我慢する”
ということは、これは間違った”節電”であり、
やってはいけない節電です。

真夏の暑い日にエアコンを我慢する、という行為は
本当に命にも関わってくる非常に危険な行為で
”やってはいけない行為”になりますので、
このことを絶対に忘れないようにしてください。

行政などで節電を呼びかける際にも
”生活に支障のない範囲で”と呼びかけられていますし、
エアコンを使うな、などとは一言も言っていません。

節電はエアコン部分の生活に支障のない部分で行う様にし、
エアコンで節電する場合も
設定温度や、同居家族が1か所に集まってその部屋で
1台だけエアコンを使うなど、そういう工夫で行うようにし、
”暑いのにエアコンを使わずに耐えている”みたいなことは
絶対にしないようにしてください。

まとめ

エアコンを我慢することは
”絶対にしてはいけない行為”です。

故障や、エアコンで体調不良になる体質など、
そう言った特別な理由がある場合はともかく、
何の理由もないにも関わらずエアコンを我慢して、
それで熱中症になってしまったら本末転倒です。

”今まで熱中症になったことがない”という人も
それは”たまたま運が良かっただけ”なので、
決して勘違いしないようにして下さい。

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