CDの楽曲の単品・単曲販売はお得なの？その答えは？

CDの楽曲の単曲販売…。
CDに入っている曲のうちの好きな曲だけを
購入することができる、というものです。

Amazonなどでも、一部CDは、単曲購入できますし、
CDの楽曲を単品で販売している音楽サイトも
世の中にはたくさん存在しています。

昔は、10曲、20曲と収録されていたCDは、
CDごと購入するしか手段はありませんでしたが、
今は決してそうではない、ということですね。

では、CDは単曲で購入するのと、まとめて購入するの、
どちらがお得なのでしょうか。
その点を、実際の購入経験なども元に解説していきます。

全てのCDに単曲販売があるわけではない
まとめ

全てのCDに単曲販売があるわけではない

まず、前提として
「全てのCDに単曲販売が存在する」わけではありません。

昔のCDの場合は、当然ダウンロードで単曲販売されていないものも
多いですし、
最近のCDの場合でも「発売される全てのCD」が
ダウンロードによる単曲販売に対応しているとは限りません。

実際に「CDでしか買えない」というようなものもあれば
ダウンロード版はあっても、曲ごとに個別で購入することは
できないようなCDもたくさん存在しています。

この点は、メーカーの考え方次第、ということになります。

ただ、ダウンロードで個別で購入できるCDが
そこそこ多いのも事実であり、
最近ではCDが発売されず、デジタルのみで配信の
サウンドトラックなどもあるぐらいです。

では、単曲で買うのと、まとめて買うの、どちらがお得なのでしょうか。

全曲買えば「単曲購入」の方が高くなる

単曲販売を利用する場合、1曲200円だとか300円だとか
そのぐらいの金額でダウンロードすることができますが、
もし、”単曲購入”で、CDに収録されている楽曲を
全てバラバラに購入したとすると、
CD1枚をまとめて購入するよりも、
かなり割高になってしまいます。

どのぐらい割高になってしまうのかは
CDによって異なりますので
一概に言うことはできませんが、
バラバラに買っていくと、全曲バラバラに購入した場合は、
「CD」を購入した場合や「アルバムごと（全曲まとめて）ダウンロードした場合」
よりも、かかるお金が高額になってしまいます。

その点はまず、覚えておきましょう。

「好きな曲だけ」聞きたい場合は単曲購入は便利

上で書いたように、CDの楽曲を結局全部購入
してしまうような場合は、
単曲で購入していくことにより、CDの定価を超えてしまい、
逆に割高になってしまいます。

しかしながら、
例えばCDなどを買おうかな？と考えている際に、
「20曲入りのCD」でも「お目当ては3曲」だったりすることも
多いかと思います。

そんな場合、例えばCD自体の価格が2500円だったとして、
1曲ごとの価格が200円だった場合、
好きな曲を3曲、単体で購入した場合は600円で済みます。

他の曲も、もちろんCDごと買えばある程度は聞くとしても、
それでも、2500円と600円では、かなりの差が出ますし、
3曲だけが目当てなら、非常にお買い得です。

一方で、20曲全部バラバラに買えば、この場合、4000円になってしまい、
CDごと購入した場合の「2500円」と「4000円」では、逆に
割高になっていることが分かるかと思います。

このように”目的が一部の曲だけ”であれば、
単体での購入は非常にお得ですが、
”目的が全部”の場合は、逆に単曲購入が「割高になる」と
いうことです。

結局色々欲しくなってしまう場合は要注意

上でも書いたように、単体での購入は
”目的の曲が少なければ”非常に良い買い方なのですが、
一方で「やっぱあれも！やっぱこれも！」と、
どんどん単曲で買い足すようなことがあると、
逆に割高になってしまったり、
ほぼCDごと買うのと同じ価格になってしまったり
することもあります。

例えば、上のたとえの場合で考えると
CDが2500円（20曲入り）単体が200円なら、
12曲までは2400円とCD以下の価格になりますが
13曲以上買う場合は、2600円と、CD自体より
高くなってしまい、損をすることになってしまいます。

そのため、後から「あれもこれも欲しい！」と
なりやすい人は注意しましょう！

後からどんどん単体で買うぐらいなら、
最初からまとめて購入してしまった方が
結果的に安く済む場合もあるのです。