バスの中で怪しい人を見かけたら?安全を守るためのポイント

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バスに乗っている最中に”怪しい人”を見かけた…

そんなことがあると、怖いと思います。

バスは基本的に狭い空間ですし、
閉鎖空間でもあります。
電車のように、他の車両に…ということもできないので、
なかなか距離が取りにくい…ということもあり、
”怪しい人”が乗り合わせてしまうと、
なかなか厄介な乗り物であることも事実です。

では”この人何か変だな…”と思うようなことが
あったらどうすれば良いのか、
その点を見ていきましょう。

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勘違いの可能性があっても”念のため”は大事

バスの中で「この人怪しい感じがする」「危険な感じがする」と、
思うようなことがあったら、
”念のため”警戒しておくことは大事です。

もちろん”勘違い”の可能性も十分にありますから
一方的に悪者と決めつけて、何もその人がしていないのに
助けを求めたり、
警察に通報したりすることは絶対にしてはいけないことですが
”その本人に気付かれないよう、念のため警戒する”ということは
大事なことです。

怪しいと思った人が実際は普通の人であったとしても、
それはそれで”普通の人でよかった”と思えば良いだけですし
相手から気付かれないように警戒する分には
相手は何とも思わないでしょう。

一方、もしも本当に怪しい人であったとしても
念のため警戒しておくことで、
自分の身に危険が及ぶ可能性を下げることは可能ですから
”念のため警戒をしておく”ということは大切なことになるのです。

可能であればその人から離れる

もしもバス車内で”怪しい”と感じる人がいた場合、
可能であればその人から
離れるようにしましょう。

万が一、その相手が”本当に怪しい人”だった場合、
その本人が何か行動を起こすとすれば
一番近くにいる人が一番危険です。

ですので、そうならないためにも”離れる”ということですね。

他の人を盾にするような感じで、言葉としては
良く聞こえないかもしれませんが、
そういうことではなく、身の安全を守るためには
時にそう言う判断も必要にあります。

かといって周りの知らない人に”あの人怪しいですから”などと
言いふらして離れるのはおかしな話なので
このあたりは”個人個人の自己責任で離れる”ということです。

ただ、露骨に”あなたを避けてますよ”みたいな
離れ方をすれば、本当は何も怪しくない人であれば
嫌な気持ちになると思いますし、本当に怪しい人なら
逆上する可能性があります。

そのようなことにならないように
”どさくさに紛れて離れることができるのであれば”
その人と距離を取るようにしましょう。

バスの構造や位置関係から
”それが難しい場合”に関しては
”この人怪しいな”の段階では無理に移動しない方が良いです。
(明らかにおかしな行動を確認できた場合はすぐに離れて下さい)

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本人をじっと見つめないように注意

バス内で”怪しい人がいる”と思っても、
その人のことを”あなたを見ています”とすぐに
分かってしまうぐらいに「じっと」見つめないように
注意してください。

これをやってしまうと、
あなたが”怪しい”と感じた人が
仮に本当に怪しい人だった場合、逆上されてしまったり
逆に狙われてしまう可能性があり、
リスクを高めてしまう行為の一つになります。

また、あなたが”怪しい”と感じた人間が
”何も怪しくない人だった”場合は、
逆に相手からあなたが「何か変な人がいる…」と思われてしまう
可能性もありますし、
嫌な気持ちにさせてしまう可能性もあります。

難しいところではありますが、
”怪しいと感じた人をじっと見つめるようなことは避ける”
ということを徹底してください。

これはバス以外の場所でもそうで
「何見てるんだ!」みたいなことになっていく可能性も
ありますので、注意しましょう。

「見ない」でも「警戒」は必要

とても難しいことを求めてしまいますが
上でも書いた通り”怪しいと感じた人を直接見続ける”というのは
非常に危険な行為であり、
絶対に避けたい行為の一つです。

上でも書いた通り、相手の逆上などを招くリスクがあります。

…が、”警戒”は必要です。
”見ないようにしながらも”、あなたが怪しいと感じた人の行動は
横目で、気配でチェックしておく必要があります。

…とても難しいところですが、
それが安全を確保するためのポイントの一つで、
直接は見ない、けれども警戒は続ける、ということを
忘れずにやっていく必要があるのです。

”怪しいと感じた人の動き”に気を配っていないと
もしもその人が、本当にバスの車内で何かおかしな行動に出た場合も
気付くのが遅れてしまいます。
ですが、警戒していれば万が一、その人が本当に”怪しい人”で、
何か行動を起こしたとしても、すぐに対応することが可能になります。

ですので、怪しいと感じる人がバス車内にいる場合は
しっかりと”警戒”をしておくことも大切になるのです。

”直接見てはいけない”でも”無警戒でもいけない”と、いうことですね。

周囲の状況に気を配る

怪しいと感じる人がバス車内にいた場合は
”周囲の状況に常に気を配る”ようにしてください。

普段であればともかく、
そういう怪しい人がいるような状況では、
下記のようなことは避けるのが賢明です。

・スマホをいじる
・イヤホンなどで音楽を聴く
・寝る
・外の景色に没頭する

普段は別に好きにしてもらえれば良いと思いますが
そう言った”怪しい人”がいる場合に関しては
これらのことをしながらバスに乗っていると、
その”怪しい人”の動きが分からなくなってしまいます。

そのようなことにならないようにするためにも、
周囲の状況には常に気を配り、警戒しておくようにしましょう。

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非常口などの確認をする

バスによりますが”非常口”などが
用意されている場合もあります。

そういったバスに乗っている場合
”もしも”、あなたが怪しいと感じた人が
何か行動を起こした場合に備え
”非常口”などの位置を自分に確認できる範囲内で
確認しておくことをおすすめします。

”何事もなければ”それで良いのです。
しかし、万が一の事態の際に
”事前に逃げ口が分かっている”のと、
”何も分かっていない”のでは
非常に大きな差が出ることになってしまいますので、
この点は事前にチェックしておくことを、
強くおすすめします。

”分かっている”のと”分かっていない”のでは
大きく異なりますからね。

万が一の非常事態が起きたら?

万が一、”怪しいと感じた人”が、本当に
何か問題行動を起こし始めた場合は、
”身の安全を守ること”を最優先に臨機応変に
行動してください。

事前のマニュアルに縛られずに
”その時その時の状況に応じて”行動することです。

やるべきこととしては

・身の安全の確保(最優先)
・警察への通報
・非常口などからの脱出
・当事者の確保

などになりますが、
”当事者の確保”は、100%近く成功する確証がある状況になったら、です。
「一か八か」なんてやってしまうと、最悪の場合
命を落とす可能性もあるので、無謀な行動はしないようにしてください。

あとは、”可能な範囲内”で、できることを一つ一つやっていく、
ということになります。

運転手さんなどから指示があった場合には
その指示にも従いつつ、
状況に応じて判断を行ってください。

まとめ

”この人、何か怪しいなぁ”と感じたとしても
大抵の場合は”杞憂”で終わることも多いのは事実です。

しかしながら、世の中には本当におかしな行動に出る人も
たくさんいるわけですから
”警戒心”だけは忘れないようにし、
怪しい人を見かけた時は、
上のような各ポイントは覚えておくことをおすすめします。

何かあってからでは、遅いですからね。

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