解除すれば感染者が増えるなら、緊急事態宣言は使い物にならない。

この記事は約7分で読めます。

新型コロナウイルスの問題で
「緊急事態宣言」が何かと騒がれています。

宣言を出してほしい!という人も多いですが、
残念ながら、緊急事態宣言解除後には
”感染者数が増加”の傾向にあります。

”解除すれば、感染者がまた増える”というのであれば、
これは、決して有効的な対策方法ではなく、
”使い物にならない”というのが現実になります。

緊急事態宣言以外の方法に
シフトしていく必要があるでしょう。

その理由を煽りナシで、解説していきます。

なお、感染予防対策0で良いだとか、
風邪だから、とかそういう意味ではありません。
感染予防対策は必要です。
ただし、「緊急事態宣言では解決にはならない」と、
いうことです。
一時的な予防でしかなく、痛みを伴う”時間稼ぎ”では、
いずれ、その痛みに耐えられなくなるのです。

スポンサーリンク

宣言解除で、感染者がまた増える?

新型コロナウイルスとして「緊急事態宣言」が
発令された後に、確かに数値上は感染者数が減りました。
これについては、緊急事態宣言のおかげと言う人もいれば
関係性はない、という人もいるので、意見が色々分かれていますが
数値だけ見れば「緊急事態宣言後に、数が一度減り、解除後に再び増えた」
という流れになっています。

ですが、これは仮に
緊急事態宣言に効果があったとしても、
”解除すれば感染者は再び増える”ということを意味しており、
一時的な時間稼ぎにしかならない、という”現実”を示しています。
仮に、何度宣言したところで、同じような宣言であれば
何度も何度も同じことを繰り返すことになります。
と、なれば、残念ながら緊急事態宣言は使い物になりません。
別の対応策を考えていく必要があるでしょう。

また、
”緊急事態宣言は効果がなかった”と言っている人の言う通り
本当に効果がないのだとすれば
そもそも、使い物になりません。

解除すると増えるなら、意味がない

もし、一度感染者が減ったのが、緊急事態宣言のおかげだったと
仮定すると、(↑で書いた通り、おかげじゃなかったのだとしたら
そもそも宣言に意味がないので、話はここで終わりになりますが)
宣言を解除すれば、再び増えることを意味しています。

それだと、意味がありません。

緊急事態宣言は、コロナウイルス自体をどうにかするものではなく、
ワクチンでもなければ、人間がその間に強くなるわけでもありません。
何度宣言しても、コロナが消えるわけではないのです。

と、なれば、宣言が解除されて、人が戻れば再び
感染者が増えることは避けられず、
単なる”宣言中してる間だけ時間稼ぎ”ということに
なってしまいます。

これでは、根本的に解決にはならず、
逆に、繰り返すことによって、ダメージを深めてしまうことに
なるため、宣言の繰り返しではなく、別の方法を
考える必要がありますし、
別の方法が思い浮かばなかったとしても
”意味がないこと”を繰り返しても仕方がありません。

「長期宣言すればいい」とか
「感染者が増える都度宣言をすればいい」とか
「ワクチンが出来るまで宣言すればいい」という人もいますが
現実的にこれは、できないのです。

コロナだけを考えるのであれば、それで良いのですが、
そうして、緊急事態宣言を長期続けたり、
何度も繰り返していれば
”社会崩壊”が起きます。
倒産、廃業、閉店の爆増
失業者の爆増、
それに伴い自ら命を絶つ人の爆増、
犯罪に走る人の爆増。
完全に「終わっている」と言っても良い世界になってしまいます。

これは”お金に余裕がある人”にも関係することです。
連鎖的に倒産し、あなたの収入も途絶えるところまで
巡って来る可能性もありますし、
犯罪に走る人が爆増した状況=治安悪化に巻き込まれる可能性があります

社会崩壊を招くの記事も参考にしてみて下さい。

スポンサーリンク

長期の宣言は厳しい

緊急事態宣言をすると”経済的”なダメージを受けます。
まぁ、国の経済が~!とか、スケールの大きな話はさておき、
そうなると、個人の生活もきつくなってくる人が必ず出てきます。

影響を受ける業界は、
観光業界、交通関係、スポーツ、演劇関係、音楽業界、
店舗関係、などなど数えきれません。

長期の宣言をしていることで、そこで生活している人の
収入が無くなってしまい、大変な事態となってしまいます。
個人の生活が破綻するのもそうですし、企業やお店も大量に
破綻するでしょう。

長期、収入が減少することに耐えられる人・企業は
思いの外少ないです。

自分はそうであっても、
みんなはそうではない、ということですね。

ですので、”長期間緊急事態宣言をしていればいい”ということは
現実には困難です。

繰り返しの宣言も難しい

これも同じ理由ですが、お金のない人・企業が多い以上、
緊急事態宣言を繰り返すことも、非常に難しいです。

一度元に戻して、また宣言して、
なんてことを繰り返されたら生活が破綻する人も
非常に多いでしょう。

何度も何度もやればやるほど、そのダメージは大きく
なっていきますから
”感染者が増えるたびに緊急事態宣言をすればいい”というのは
現実的ではありません。

これも、自分は経済的に大丈夫!な人は想像しにくいかもしれませんが、
本当に、お金がない人は世の中にたくさんいるので、
繰り返せば”社会崩壊”が起きることになります。

ワクチンできるまでの宣言も難しい

ワクチンは、そう簡単にはできません。
長い月日がかかります。
そこまで緊急事態宣言を続けるだけの余裕は、
多くの人にはありません。
企業にも、ありません。
影響を受けない人からは信じられないかもしれませんが、
無理なのです。

ワクチンが出来るまでの長期の宣言も、
ワクチンが出来るまでの繰り返しの宣言も、
そこまでするほどの体力が、
多くの一般人には、ないのです。

当然、集団免疫を獲得するまで
緊急事態宣言、もできません。
ワクチン以上に時間がかかるでしょうし、
それを耐えきれる人・企業はわずかです。

スポンサーリンク

補償する体力もない

↑は、国がたんまり補償すれば大丈夫だから!という人も
いるでしょう。

ですが、そんなお金は国にもありません。
刷りまくれば!なんて人もいますが
それも、難しいでしょう。

緊急事態宣言を長期やったり、
繰り返すのであれば、社会崩壊を起こさないためには
補償するしかないのですが、
それができない以上、
長期化は不可能なのです。

まとめ

緊急事態宣言をすれば一時的に感染者は減るとしても、
解除すれば、増えます。
これは、一度実際に宣言があった際の流れを見れば明らかですし
仮に宣言以外の要因で一度減ったなら、宣言は意味がありません。

ですが、解除すれば増える。
つまり、何度宣言しても、解除すれば同じことに逆戻り、です。

だったら
長期宣言すればいいは、
今度は、社会が崩壊します。
それでなくても、既に失業者や倒産も増えています。
また、長期宣言しても、やはり解除すれば増えます。

永遠に宣言は、当たり前ですが、できません。

繰り返し宣言も、やはり、社会崩壊が起きます。

ワクチンや集団免疫まで、緊急事態宣言でしのげるほどの
体力(お金)は、多くの人には、ありません。
ですので、それも不可能です。
強引にやれば、社会が崩壊します。

よって、
緊急事態宣言は有効的な対策とは、
残念ながら言えないでしょう。
解除すれば、数が増えてしまうなら、
使い物になりません。

法的拘束力を強めても、同じです。
お金がない人が増えれば、さらに地獄のような
状況になるでしょう。

そのため、
「緊急事態宣言がどうこう」という部分から
決め事をする人も、そうでない人も目を離して、
別の方法を考えていくことこそが、
対策になるのではないでしょうか。

感染予防対策をしなくていい、ということではありません。
緊急事態宣言では、残念ながら
一時的な効果しか得ることができず、
しかも、繰り返し使うだけの体力もないため、
これでは残念ながら、使い物にならない、ということです。

タイトルとURLをコピーしました