どうして「アクセルとブレーキの踏み間違い」をしてしまうの?対策は?

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車の事故の原因に
”アクセルをブレーキを踏み間違えた”というのは
よく聞く話です。

しかし、実際に車を運転してみると、
”踏み間違えることなんてある?”と、疑問に思ってしまうような人も
いるのではないでしょうか。

確かに、アクセルとブレーキを踏み間違える…などということは
なかなかイメージの沸かない人も多いと思いますし、
無理もないことです。

では、どうしてアクセルとブレーキの踏み間違いなどということを
してしまうのでしょうか。

この点について解説していきます。

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考えられる理由は…?

通常、アクセルとブレーキの踏み間違いは
そう簡単に起こすことではなく、
何十年も運転していても、そのような経験がない!という人も
多いのではないかと思います。

しかし、現実には
事故を起こして
”アクセルとブレーキを踏み間違えました”と、理由を話す人は
それなりにいて、実際に色々な場所で
それが原因の事故も起きています。

その理由として考えられることは何なのでしょうか。

加齢による判断力の低下

アクセルとブレーキの踏み間違いで最も
考えられる理由としては
”加齢による判断力の低下”です。

人間は、残念なことですが
高齢になればなるほど、身体能力が低下していくのは
勿論ですし、身体能力だけではなく、
判断能力などもどんどん下がっていきます。

今はこの文章を書いている私も、
”なんで踏み間違えるんだ?”と思っている皆さんも、
そういう状況にはないと思いますが
私も含めて、いずれ人間である以上は歳を重ねて
やがて判断能力が低下するときがやってきます。

加齢に伴い、徐々に判断能力が低下してくると、
そうなる前は信じられなかったようなことが
色々なところで起きてきます。

アクセルとブレーキの踏み間違いも
そういった判断能力の低下から来るもので、
実際に”アクセルとブレーキを踏み間違えた”と、運転手が
語っている事故の多くは”高齢者”がドライバーであることが多いです。

勿論、個人差はありますが
人間である以上”そういうリスク”が歳を重ねれば重ねるほど
高くなっていくことは仕方のないことです。

これを避けるためには、最終的には自分自身で”そろそろ危ないな”と
思った時には運転を控えるようにしていくしかありません。

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パニックなどによる判断ミス

何らかの事情で運転中にパニックになってしまい
(例えば他の車に煽られたり、遅刻しそうで慌てていたり)、
それが原因でアクセルとブレーキを踏み間違える可能性も
十分にあります。

人間はパニックを起こすと、運転に限らず
色々な部分で”判断ミス”を招くものです。
運転中に何らかの理由でパニックになってしまうと
アクセル・ブレーキの踏み間違い以外にも
事故を起こすリスクは高まりますので、
そういったことにならないように注意し、
もしもそういうことになってしまった場合は
一度安全な場所で停車して落ち着いてから運転を再開した方が良いでしょう。

他のことに気を取られている状態

運転中に、何らかの理由で他のことに気を取られている状態に
なってしまうと、アクセルとブレーキの踏み間違いなどを
引き起こす可能性もあります。

例えば運転中に何か珍しい光景を目にしたり、
助手席で子供が暴れていたり、そういった要因もあれば、
自分自身がスマホを見るなどのしてはいけない”よそ見”を
していたり、そういった状況ですね。

人間は他のことに気を取られていると集中力が
落ちますから、アクセルとブレーキの踏み間違いを
引き起こす可能性も0とは言い切れません。

体調不良などによるもの

体調不良の際にも、
判断能力が低下したり、
体調の悪い部分のことばかりが気になってしまって
それに気を取られてしまったり、
そういったことになってしまい、
その結果、アクセル・ブレーキを踏み間違える可能性もあります。

また、体調不良の際には急病で事故を起こすリスクなども
ありますから、体調が悪い際には
無理に車を運転しないことをおすすめします。

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慣れない環境によるもの

普段乗っていない車に乗っている、
新しい車に変えたばかり、
自分の靴が普段履きなれない靴、
普段走ることのない場所を走行している…などなど、
こういった”慣れない環境”が揃っている状態の場合は
思わぬ事故を起こしてしまう可能性もあります。

これに関しても注意が必要で、
”普段慣れていない要素がある状態”で運転する場合に関しては
いつも以上に注意をすることをおすすめします。

眠気によるもの

運転中にウトウトしてしまうことは非常に危険で、
事故に繋がる可能性もあるほか、
当然、アクセルとブレーキの踏み間違いも起こすリスクが高まります。

そのようなことになるのを回避するためにも、
運転をするような日には、できる限り睡眠不足は
避けるようにし、どうしても眠気が強い場合は
時間に余裕があればいったん休むなどして
上手く対応して頂くことが望ましいかと思います。

まとめ

アクセルとブレーキの踏み間違いで
一番ありがちな理由としては
やはり”加齢によるもの”です。

こればっかりは誰にでも起きうることですし、
加齢自体は人間である以上、
防ぐことはできませんので、
自分がそういう立場になった時には
しっかりと運転すること自体をどうするのかも含め、
考えていく必要があります。

ただ、若い世代でも
睡眠不足だったり、よそ見だったり、パニックだったり、
そういったことがあれば
慌ててアクセルとブレーキを踏み間違える可能性は
決して0ではありませんので、
そのようなことにならないよう、注意はしておきましょう。

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