「悪い評価」の感想・レビューを書く際のポイント!注意点を解説!

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商品の感想やレビュー、
映画・漫画・小説・ゲームなど作品に対する感想、レビュー、
その他色々な場面で
”何らかの感想”や”レビュー”などを書いたり、
言ったりするようなことも場合によってはあると思います。

ですが、目にする作品、手にする商品、
全てが”あなたにとって良いと感じるものだった”なんてことは
人間である限り絶対にないと思います。

作品なら「つまらない」と感じるものもあるでしょうし、
食べ物なら「おいしくない」と感じるものもあるでしょうし、
必ず、自分にとっては”悪い評価”のものも、生きていれば
絶対に目にしたり、手にとったりすると思います。

もしもそういったものを手にした際に
”悪い評価”の感想・レビューを書く場合は
どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。

この点について、感想やレビューを書く機会が
ある人向けに、詳しく解説していきます。

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「悪い評価」の感想やレビューを書くのは悪いことではない

まず感想・レビューなどを書く際に
”悪い評価”を付けること自体は、
別に悪いことではなく、「良い」と感じたら「良い」、
「悪い」と感じたら「悪い」、と書くのは普通のことです。

最近では度を越した誹謗中傷などが問題になることも多く
”これはつまらなかったです”
”これは美味しくなかったです”など、そういう
ネガティブな意見も誹謗中傷と混同されてしまうことがありますが
これらは”別”のものです。

美味しくないと感じたものに対してまで「おいしい」なんて書いたり、
つまらないと感じた作品に「おもしろかった!」なんて書いたりする必要はないですし、
そんなことをするぐらいなら「最初から感想やレビューなど書かない」方がマシです。

つまらないものをつまらないと書くことよりも
「つまらないものを面白い」と書くことの方が悪質ですし、
そのような忖度をするようでは、
人の参考になる感想やレビューと言うものは書けないのです。

では、悪い評価の感想・レビューを書く際のポイントを、
見ていきましょう。

何が悪いのかをはっきりと書く

悪い内容(評価的な意味で)の感想・レビューを
書くときにはまずは
”何が悪いのか”ということをしっかりと書く、
ということを心がけて下さい。

「つまらなかった」
「おいしくなかった」
その一言だけでは参考になりませんし、
(これは、良いレビューの場合でも言えることですが)
悪いレビューの場合は特に
”悪口目的で書いているのではないか”と誤解されてしまうことにも
繋がりかねません。

そのようなことになってしまうことを避けるためにも、
評価の悪い感想・レビューを書く際には
”どういう理由で”つまらなかった・おいしくなかったのか、
ということをしっかりと明記していくことが大切になります。

そうすることによって
”実際にちゃんとその商品・作品に触れた上で”
感想を書いている、ということを見る人にも伝えることができますし、
悪口などではなく、本当にこの人にとっては悪い評価の作品・商品だったんだ、
ということを周囲に理解してもらうことができます。

映画などであれば「つまらなかった」と書くだけではなく、
例えば「途中の展開が強引すぎる」だとか
「説明不足な点が多すぎて物語として成り立っていない」だとか、
そういう具体的なことを書いたうえで
最後に「総評すると、つまらないと感じた作品でした」と、言う風に
”何故”というところをしっかりとその中で説明していくことが
大切になります。

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誹謗中傷にならないように注意する

「誹謗中傷」と「悪い評価」…これは”別のもの”であり、
誹謗中傷は許されることではありませんが
一方で、悪い評価を付けること自体は、
本当にそう感じたのであれば何も悪いことではありませんし、
”普通の悪い評価を誹謗中傷扱いすること”は、
逆に許されないことです。

ですので、悪い評価を付けること自体は問題ありませんが、
時折、”感情的”になりすぎて
悪い評価を通り越してただの誹謗中傷になってしまっている
感想・レビューなども見受けられます。
これは、やってはいけないことです。

特に、悪い感想・レビューに関しては誤解を
招きやすい点もあるので、下記のような注意点を
しっかりと守っていきましょう。

・言葉遣いが悪くならないように注意する
・暴力的な言葉や暴言は使用しない
・製作者や出演者などの人格を否定するような言葉を使わない
・憶測で勝手に決めつけるようなことを書かない

このような点を意識しながら
書いていけば良いと思います。

あとは、ルールを守りつつ
「これはつまらなかった」ということを
理由も交えながら説明していく分には、
悪い評価の感想・レビューを書いても良いので
↑のような部分については、意識しておきましょう。

改善案も示すとなお良くなる

悪い評価の感想・レビューを書く際には
「悪い!」だけで終わるのではなく、
自分なりに「今回はダメだったけど、こういう部分を
改善してくれるといいと思う」と、言うようなことを
最後に書き足しておくと、
より良いものに仕上がります。

”否定だけ”で終わるレビューよりも
”否定しつつ、改善案も示す”レビューの方が
より誹謗中傷と誤解されるようなことはなくなるでしょうし、
仮にその作品や関係者の人がレビューを読んだとしても、
悪い気分にはならず、
改善案自体も、参考にできる部分も場合によっては見つかるかもしれません。

もちろん、改善案の部分は、
それを作った人に直接届く可能性は低いですが
そういったものを書くことによって
”悪い評価のレビュー”として、より分かりやすく、丁寧な書き方になるため、
悪い評価の感想・レビューを書くような場合に関しては
この点をしっかりと意識しつつ、
例えば「この作品は場面が切り替わりすぎてストーリーが分かりにくい」という
理由で評価を下げた作品のレビューであれば、
最後に「次々と場面を切り替えるのではなく、場面を切り替える回数を減らせば
もっとわかりやすくなるかもしれない」のように、
改善案を付け加えて置く、というような書き方ができれば
より反感を買うことのない”悪い評価のレビュー”が出来上がります。

誹謗中傷だと言われたらどうすればいいの?

「悪い評価のレビュー」は、誹謗中傷ではありませんので、
その相手が”勘違い”しています。
仮に何かその相手が問題提起したところで、
”何でもかんでも誹謗中傷扱い”にはできないので、
何も通りませんし、できません。

もちろん、あなたが度を越した暴言や悪口などを書いているのであれば
アウトですが、ただ単に作品や商品を批判しただけでは
何も問題はありませんので、
この点は気にする必要はありません。

多くの場合、そういうことを言われても何かが
起こることはないでしょうし、
相手が何かしようとしても
「これ、誹謗中傷じゃないですよ」と言われて終わりです。

ですので、この点に関しては
誹謗中傷との区別をしっかりとつけて、文章を
書けているのであれば、
ほとんどの場合、問題が起きることはありません。

相手が直接何か言ってきた場合も
「これは誹謗中傷ではないですよ」ということを
丁寧に説明してあげると良いと思います。

「誹謗中傷」と「悪い評価のレビュー・感想」は違う、
ということを重点的に、相手に説明しましょう。

まとめ

悪い評価の感想・レビューを書くこと自体は
悪いことではありません。

”全部良い評価のレビューしか書かない”のであれば
感想やレビューを書く必要もないですし、
本当に参考にしようとしている人に
とても失礼な話ですからね。

ですので、良い物は良い、悪い物は悪い、と書くことが
レビューや感想を書く機会がある人にとっては
とても大切なことになるのです。

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