過去の不祥事が明らかになった場合はどうすれば?対処法を解説!

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過去の不祥事…

個人でも企業でも、
「過去に起こしてしまった不祥事」を
自分の中に抱えている人はいると思います。

そもそも、後からでも”責められるようなこと”を
するべきではないのですが、
それでも過去に一度「何か」をしてしまった場合、
それを消し去ることはできません。

もしも、過去の不祥事が明らかになってしまった場合は
どのような点に注意し、
どのように対応していけばよいでしょうか。

その点について、詳しく解説していきます。

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「解決済み」でも問題になる場合も

ここで言う「過去の不祥事」とは、
「明るみになっていない」ものだけではありません。

例えば、10年前に何か不祥事を起こしてしまった場合、
これが表に出ないで、そのまま「隠している」状態の場合は
当然、明るみに出れば大問題になりますが、
場合によっては「解決済み」であっても、大問題になります。

10年前に何か問題を起こして、
それが「未解決」のままであっても「解決済み」の状態でも
それが明るみに出ると問題になってしまい、
場合によっては失業などのリスクも背負うことになってしまいます。

ちなみに、過去の不祥事は、
”法律上問題のあること”だけではありません。
法律上問題のあることは論外で、
法律的には問題のないことでも、一般的に問題視されるような行為は、
何年前のものであっても、発覚することで、
ネットで炎上したり、職場で不利な立場に追い込まれたりすることは
実際にあることです。

この点も、注意しておきましょう。

では、そんな「過去の不祥事」が明るみに出てしまった場合、
どのように対応していけばよいのでしょうか。

事実なら素直に謝る

もしも、掘り起こされてしまった「過去の不祥事」が事実なので
あれば、変に言い訳をせずに、
素直に謝ることです。

言い訳をしたり、開き直ったり、
嘘をついたりすることは、マイナスにしかならず、
余計に過去の不祥事にまつわる話が
ヒートアップしてしまい、
事態が大きくなってしまいます。

過去の不祥事が未解決の場合はもちろん、
”すでに解決済み”の場合であっても、
下手な言い訳をしたりせずに、
まず、自分のしてしまったことを認めて、
謝ることです。

謝らないような態度は、いかなる理由であっても、
今の時代、騒動を大きくするだけなので、
「それは済んだことなので」だとか「知りません」ではなく
「ごめんなさい」とまずは謝ってしまうことです。

そのうえで、すでに、「過去」の時点で解決済みなので
あれば、そのことも丁寧に説明すればよいだけです。

「解決済みですから!解決済みですから!」ではなく、
「申し訳ありませんでした。その件については当時、すでに解決していますが…」
みたいな、感じで謝った後に事情を説明、
という形がベストであるかと思います。

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事実でないなら即座に否定する

「過去の不祥事」として掘り起こされた話題が
「事実」でない場合に関してはすぐに「否定」してください。

世間的に知名度が高いような人の場合は
特に叩かれやすいので、
「それは事実ではない」ということを
はっきりと断言してください。
この際に、変に言い訳じみた言い方になったりすると
逆に怪しい感じになってしまいますから
「できるだけ早く」「堂々と」否定することです。

もちろん、一般の人でも同じことで、
会社などで過去の不祥事として話題になっていることが
”事実ではない”場合に関しては
すぐにそれを否定し、「誤解」が広まらないように注意してください。

それは誤解であると断言できるような証拠があれば
なおのこと良いですが、
証拠などがない場合に関しても、
「そんな過去はない」と断言できるのであれば
「それは違います」とはっきりと断言するべきです。

放置しておけば放置しておくほど、
あらぬ噂が流れ始めて、大変なことになってしまう
可能性があります。

ただ、先ほども書いたように、
指摘されている過去の不祥事が「事実」なのであれば
当時、解決している場合でも、していない場合であっても
しっかりとその点については「謝る」ということも
大事なポイントの一つになります。

不祥事が事実で未解決の場合は、しっかり責任を果たす

「過去の不祥事」が事実で、まだ「未解決」の場合に
関しては、しっかりとその「責任」を果たすということが
大事になります。

謝るべき相手がいるなら謝るべきですし、
法的に問題のある過去の不祥事があって、
それが未解決なのであれば
しっかりとその責任を取り、
罪に問われるものなのであれば、
しっかりと罪も償う必要があります。

基本的に「不祥事を未解決のまま」に
しておくことはよくないことですし、
隠すことなどあってはならないことですが、
もしも「そういうもの」が過去にあって、
問題になっているのであれば、
しっかりと対応するべきです。

自ら燃料を投下しないこと

過去の不祥事が騒がれだした際に、
自ら燃料を投下しないように注意したいところです。

「過去の不祥事が事実なのであれば
 それを認めて素直に謝罪する」

「過去の不祥事として騒がれていることが
 間違いなのであれば、しっかり否定する」

その上で、過去の不祥事が事実の場合で、
当時、それが解決していないままになっているなら、
その責任をしっかり果たす。

するべきことは、それだけです。

それをしたら、後は何もする必要はなく、
堂々としていればよいです。

あとは、自ら「余計な燃料」を投下しないことです。
ネットなどを中心とする炎上は
適切に謝罪をして、責任を取ったとしても
しばらくの間は続きますが、
あとは「堂々と」していれば、自然と鎮静化します。

それなのに、再び余計なコメントを出したり、
余計なパフォーマンスをしたりすれば、
一度消えかかっていた火が再度燃え上がってしまう可能性があります。

過去の不祥事が掘り起こされて
炎上しているような場合、
正直なところ「何を言ったとしても」炎上は続きます。

正論を言っても、何を言っても
必ずまた騒がれるだけなので、
言い訳をしたり、嘘をついたりするのは論外ですが、
上のように、しっかりと自分の「過去の不祥事」ごとに
適切な対応をしたら、
あとは炎上が落ち着くのを待つ、というのが
一番の方法です。

もちろん、一般の方でも、これは同じことですので、
「するべきことをした」ら、
あとは「黙して待つ」ということが
最も大切なことになるのです。

余計な刺激はしないようにしましょう。

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そもそも「不祥事」は起こさないようにする

そもそも「過去の不祥事」は
過去にあなたが不祥事を起こさなければ
存在しないものです。

上でも書いた通り、噂されている過去の不祥事が
実際に存在しないものなのであれば
堂々と「否定」だけして、あとは放っておけば
良いだけのことです。

ただし、実際に過去に不祥事を起こしている場合は、
やはり、問題は大きくなりがちでしょう。

そのため、一番大事なことは、やはり
”そもそも不祥事は起こさない”ということです。
不祥事を起こしてしまうと、
それが、1年後も、10年後も、下手をすれば一生、
あなたの足を引っ張るかもしれない存在に
なってしまいます。

そうなってしまわないためにも
「不祥事」と呼ばれてしまうようなことは、
普段から起こさない・しないように、
心がけておく、ということも大事なことになります。

まとめ

”過去の不祥事”が明るみになってしまった場合は
とにかくまず”謝る”ことです。
そこからですね。

事実なのであれば、解決済みだろうと、そうでなかろうと
謝り、その上で解決済みなら、そのことを丁寧に説明する、
ということが大事です。

嘘をついたり、変に言い訳したり、逆切れしたり、
”逆効果”なことは控えるようにしましょう。

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