開店初日にお店にお客さんが来ない場合は…?過酷な現実を知る!

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店員Kです!

お店の開店初日。
自営業にしても企業が経営するチェーン店にしても、
開店初日はとても大切なものです。

今後のモチベーションにも繋がりますし、
自分のお店がどのぐらいの力を持っているかを
知るチャンスでもあります。

そう考えると、初日はとても大切なものですよね。

しかし、この初日。
残念ながらお客さんがこないなんてケースも
あるかと思います。
その原因とは?そして、どう考えれば良いのかを
見ていきましょう。

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開店初日でもお客さんがあまり来なかった!

開店初日なのにも関わらずお客さんがあまり来なかった!
というお店は危機感を持った方が良いです。
と、いうよりも、そこの時点で今後のことも
少し考えなくてはなりません。

そして、その理由の調査も必要です。
営業初日なのに、なぜお客さんが来なかったのか、
冷静に客観的にそれを見定める必要があります。

自分が雇われ店長の場合は、早急に手を打って、
なんとかお店を黒字にしなくてはなりませんし、
自営業の場合は、今後のことも含めて
ありとあらゆる対応を検討しなくてはいけません。

どうすればいいのか、など細かいポイントに
ついては下記でご紹介させていただきます。

開店初日はお祭り状態

基本的に、開店初日というのはお祭り状態。
お店にとっては”特別な一日”になります。
2日目、3日目とどんどん入客数は減っていき、
ある程度まで減った段階で”固定”となります。
「固定」とは、お店の平均の入客数、売り上げ数です。

初日の人数は”いつもの人数とは段違いに多い”と
思っておいてください。
初日の人数が、そのお店の”いつもの来客数”になるわけではありません。
確実に開店後しばらくするまで、お客さんは減って行きます。
私も2度、雇われと自営業で開店初日を経験していますが、
どちらの場合も、その後の普段の来客数に比べて、
とても多くの方にご来店いただける日です。

初日の来客数を超えることは、かなり難しいです。
基本、初日の来客数が100だとしたら、以降、100を
超えるようなことはありません。
よほど何か特別なことをすれば話は別ですが、
それもなかなか難しいでしょうから…。

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初日のイメージづくりは大事

初日にお客様がたくさん来たにせよ、全然来なかったにせよ、
お店のイメージづくりはとても大切なことです。
今後の売上にも繋がりますから
初日の営業はしっかりとやりましょう。

アルバイトスタッフさんの管理もしっかりしなくてはいけません。
お客さんからすれば、点著yであろうと、アルバイトスタッフさんで
あろうと、一人の店員なわけですから、この点には注意しましょう。

やはり、初日で気もちいい接客をされれば
その後も「また利用しよう」となるかもしれませんし、
初日からいきなり無礼な態度をとられれば、
もうこんなお店行かない!
となってしまうのも仕方のないことだと思います。

もちろん、どんな時でもしっかりとした接客は
大切なのですが、初日は特に注意しておきたいところです。
人間第1印象が大切なのと同じように、
お店もその第1印象が今後に大きくかかわってきますからね…。

もしもほとんど誰も来なかったら…?

自営業の場合も、雇われ店長の場合も、
あり得ないことではありません。
もしかしたら期待していた初日に誰も来ない、
なんてこともあり得るわけです。
極端な例で言えば開店初日に来店数「0人」というパターン。

もはやここまで来てしまうと、笑うこともできません。

そんな時はどうすれば良いのか。
この場合は、原因を突き止める必要があります。

「それが限界」なのか、それとも「告知不足」か。

まず、告知不足の場合は、今後の営業方法によっては
巻き返しができる可能性もあります。
今後の計画をしっかりと練り、立て直していきましょう。
ただ、多くの場合は「告知不足」ではなく、別のところに
原因があるのではないかと、そう思います。

告知不足が当てはまるのでは、
ロクに宣伝していなかった場合のみです。

お店の建物にでかでかと〇月〇日オープン、だとか
ネット上で告知したりだとか、
チラシを配っていたのにも関わらず、誰も来ない!
という場合は、告知不足ではありません。

確かに、告知不足だった!とそのせいに
したくなる気持ちは分かります。
ですが、告知しているのに人が来ない、というのは
告知不足ではありません。

正直に言ってしまえば
「誰もあなたのお店に興味が無い」
「その地域には需要が無い」

そういうことになってしまいます。
冷たいようですが、それが現実です。
ただ、現実を受け入れなくては前には進めませんから
現実として受け入れなくてはなりません。

来客が想定より少なかった場合は?

「0」とまではいかなかったけれども、
自分で良そうしていたよりも、来客数が少なかった…
そんなこともあるかと思います。
その場合の原因は一つです。

ある程度、来客があるのであれば、
告知不足が主な原因ではありません。

見立てが違っていた、ということでしょう。
開店前の計算はあくまでもデータ上のものでしかありません。
データと、現実は違う。
そのことはしっかりと理解する必要があるかと思います。

現実を受け入れて、対策していかなくてはなりません。

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何か対策はできるの?

まず、告知不足が考えられる場合は、とにかく告知を
していかなくてはなりません。
店の外観、チラシ、ネットなど、あらゆる側面からの
告知を検討していきましょう。
「告知が足りないのかなぁ」という場合や、告知をしていた場合も
一度に全員に行き渡るわけではありませんから、
それを継続するのは大切なことですね。

そして、告知しているのに開店初日にお客様が
少なかった場合、
それは、今現在でのお店の限界ポイントが
その来客数、ということになってしまいます。
2日目以降、さらに人数は減るでしょう。

これを打破することはなかなか難しいです。
それこそ、お客様の目を引きつけるような”何か”を
しなくてはならないでしょう。

その何か、を何をすれば良いのかは、
業種によって異なりますから何とも言えませんが、
少なくとも、開店初日と”同じやり方”を続けていれば、
お店には変化は起きません。
奇跡など、この世には起こりえないのです。

現実を知り、撤退する

時には撤退も勇気です。
もしも本当にダメだと感じたら残念だとは
思いますが撤退せざるを得ないでしょう。

ちなみに、経験談として語っておくと、
「そのうち口コミが広がってお客さんも増えるだろう」は
現実逃避しているだけです。

実際には、
そういうことは起こりません。
確かに、口コミや告知などを見て、後から来る人も居ます。
ですが、反対に「飽きて」お店に来なくなる人も居ます。

基本的に「そのまま」のことをしていればそうなります。
お客さんは増えるけど、減る。
しかも減る速度の方が早い。

「いつかはお客さんも増えてくるはずだ」
こう思いたい気持ちも分かりますが、
本当に、それではいずれ破滅してしまいます。

ダメだ!と感じたら早めに撤退しなくては
いけないことも、この世にはあるのです。

まとめ

開店初日の来店数…よ~く覚えておきましょう。
恐らく、その日の来店数を超えることは相当難しいです。

裏を返せば、お店の限界がある程度はそこから
見えてくる、ということでもあります。

その限界をもとに頭の中でシミュレーションしてみてください。
果たして、その売上でやっていけるのかどうか、という点を。

もしも計算してみて、未来が見えないのであれば
その事業の運命は既に決まっている…と言っても良いかもしれません。
もちろん、色々試してみるのは良い事です。
ですが、現実、そう甘くもないので、無理だと判断したら
撤退することも大事な事ですよ。

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