お店を臨時休業する場合はどうすれば?ポイントを解説!

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”お店を臨時休業したい”

そんな場合もあるかと思います。

特に、個人経営のお店の場合は、
何らかの都合によって、急に休業しなければ
ならないようなことも出て来ると思いますし、
一人でお店をやっている場合、
例えば体調不良になってしまって、
起き上がるのもやっと、みたいな状態になってしまった場合は
お店を開くことは難しいですよね。

そんな場合、臨時休業をすることになると思いますが
”臨時休業”もやり方によっては
トラブルになったり、お客さんからのイメージ悪化などに
繋がる可能性もありますので、
臨時休業をする場合には、しっかりとそのあたりの点は
注意しておかなくてはいけません。

では、臨時休業する場合は
どのような点に注意すれば良いのか、
この点を見ていきましょう。

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臨時休業をする場合の基本

まず、臨時休業をする場合は
”やむを得ない理由の場合に限り”ようにする、
と言うことが大切になります。

元々用事があって、この日は普段の定休日ではないけれど休みにする、
という場合はしっかりと事前告知をしておくようにし、
臨時での休業は極力減らすようにすることが大切ですし、
出来る限り”今日は面倒臭いから”みたいな理由で
いきなり臨時休業するようなことがないようにする、
ということは大切なことになります。

と、言うのも、臨時休業の回数が増えれば増えるほど、
やはり、お客さんからすれば
”いつやっているのか分かりにくいお店”という扱いに
なってしまいますし、イメージ悪化にもつながる可能性があります。

また、個人経営の場合は特に
”理由もないのに臨時休業”を繰り返していると
自分自身で怠け癖がついてきてしまいますし、
当然収入にも直結する部分になってきますので
臨時休業は”やむを得ない場合の手段”として
考えておく、ということが大切です。

本当に理由があるのであれば、
全然遠慮せずに、臨時休業してもらってよいのですが、
理由がないのに臨時休業をしたりすることは
ないように注意しましょう。

では、ここから先では臨時休業の際のポイントを
解説していきます。

お店のシャッターや入口で告知をする

可能であれば、臨時休業をする際には
お店の入口・シャッターなどに
臨時休業をすることを知らせる張り紙を
つけておくことを、強くおすすめします。

何も知らせずに営業日のはずなのに
シャッターが閉まっていると、
どうしてシャッターが閉まっているのか
お客さんからすれば分かりませんし、
場合によっては閉店したと誤解されてしまったり、
何か事件性のあることを疑われてしまったりする
可能性も0ではありませんし、
当然、”急な休みで無言”だと、
お店がやっていると思ってやってきた人からしてみれば
かなり嫌な気持ちになってしまう人もいると思います。

そのため、できる限り、お店の入口に
臨時休業することと、理由(書けるのであれば)を
書いておくと親切であるかと思います。

もし、前日から”明日は臨時休業”と分かっているのであれば
お店から帰る前に(特に自宅兼店舗でない場合は)、
張り紙を先にしておくと良いかと思います。

ただ、急な体調不良などで、お店に行くことも
出来ないような場合に関しては
あまり無理をしすぎないようにしてください。

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ネット上で告知を行う

自分のお店で、ツイッターなどのSNSや
ブログをやっているのであれば、
ネット上で告知を行っておきましょう。

お店に張り紙をつけた場合であっても、
お店の張り紙だと、”お店に直接足を運ぶまで臨時休業であることは
分からない”ので、
”やってると思ってお店に来てしまう人”を一人でも減らしてあげる意味でも、
ネット上でも告知をしておくことは大事なことになります。

お店の公式ホームページやブログ、SNSなどが
存在するのであれば、
それら”全て”に、臨時休業をすることを
記載しておきましょう。

例えば、ブログとツイッターがあるのであれば
その”両方に”臨時休業をすることを記載しておく、と
いうことです。
何故、どれか一つではいけないのかと言うと、
複数のそういったものをやっている場合、
全員が全員、”全部見ている”とは限らないためですね。

例えば”ブログ”しか見ない人は当然いるでしょうし、
逆に”ツイッター”しか見ない人も当然いるので、
出来る限り”お店が普通に営業していると勘違いしてお店に来てしまう人”を
減らすためにも、もしも複数のネット関係の何かを
やっているのであれば
”そのすべてで”臨時休業を告知するようにしてください。

もちろん、”うちはブログしかやってない”みたいな場合は
ブログだけで良いですし、
何もやってない、と言う場合は、この方法は使えないので、
別のポイントで、できる限り対処していきましょう。
(※臨時休業をする直前になって新しくSNSを始めても
いきなりみんなが見てくれることなんてありませんからね)

約束がある場合は連絡する

臨時休業をすると決めた日に、
お客さんから予約が入っている(飲食店など)場合や、
何らかの業者の訪問の予定があった場合などには、
必ずその相手には、連絡を入れるようにしてください。

”予約しているのに、お店が開いていなかった
 連絡も何もない”と、
なってしまうと、その信頼を大きく損なうことに
なってしまいます。

そのようなことになってしまわないためにも、
お客さんと、業者と何らかの約束事をしている場合に
臨時休業する際は、
相手に連絡を入れて、事情を説明するようにしてください

どんな理由なら臨時休業しても良い?

基本的には”休業せざるを得ない理由のとき”ですね。

例えば、個人経営のお店の場合
”体調不良”であれば仕方がありませんし、
設備の故障などによって、営業が出来ないような状況に
なってしまった場合も、臨時休業せざるを得ないのは確かです。

また、自分の身内に不幸があった場合など
”どうしても外すことのできない出来事”が急に
起きてしまった場合に関しても、臨時休業をする上で
妥当な理由であると思います。

もちろん
”この理由では臨時休業してはならない”などという
法律は存在しませんので、
個人経営のお店の場合は特に”臨時休業するかどうかも自由”な
わけですが、
”臨時休業”は本当に必要な場合のための最終手段として考えておき、
普段から臨時休業を乱用しないようにする、
ということは、とても大切なことなので、覚えておきましょう。

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系列店の場合は?

チェーン店などの場合は、
どのような形態かどうかは、お店によっても
異なるとは思いますが、
自分自身の決断だけで臨時休業することはできませんし、
他にも社員やアルバイトスタッフさんもいると思いますので
(社員はお店にはいないかもしれませんが)
自分自身が急にお店に出ることが出来ない状態に
なってしまったとしても、
人員確保などを考えていく必要があります。

どうすることもできない場合については、
チェーン店の場合、本社などがあるはずなので、
本社の人間としっかりと相談をして、
その上で対応を検討していくことが大事になります。

自分自身で何でも決められる個人経営のお店とは
このあたりの部分は大きく異なる部分に
なりますので、注意してください。

まとめ

お店を臨時休業する際には
自分自身で”やむを得ない理由なのかどうか”を
考えた上で、
もしも臨時休業すると決めた場合は、
自分にできる範囲内で告知を
していくようにしましょう。

その際に、予約のお客様や、
何らかの連絡・訪問の予定がある業者などが
いる場合については、
必ず臨時休業になってしまった、ということを
報告しておくようにしてください。

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