主人公が毎回変わるゲームのメリットとデメリット!詳しく解説!

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ゲームの中には
同じシリーズであっても
”基本的にずっと同じ主人公”が主役を務めるタイプと
”毎回異なる主人公”が主役を務めるタイプのゲームが
それぞれ存在しています。

前者は2が出ても、3が出ても、その先が出ても
1~ずっと同じ主人公が主役を務めていて、
後者は、1ではこのキャラ、2では新キャラ、3でもまた新キャラ、
というような感じで、毎回主人公を変えて行くタイプの
シリーズですね。

稀に、長々と同じ主人公で続けて来たシリーズ作品が
急に主人公を変えたりするケースもありますが、
それはごく一部の特殊なケースです。

では、主人公を毎回変えることによる
メリット・デメリット、
主人公が毎回同じことによるメリットとデメリットなどを
それぞれ解説していきます。

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毎回変わるシリーズと変わらないシリーズ

まず、主人公がいつも同じシリーズとしては
任天堂のマリオシリーズや、星のカービィシリーズ、
セガのソニックシリーズなど、
様々なシリーズが挙げられます。
外伝作品などでは別のキャラが主人公になることもありますが
これらのシリーズの場合、基本的には本編では
”いつも同じキャラ”が主人公です。

一方、毎回主人公が変わるシリーズとしては、
任天堂のファイアーエムブレムや、スクウェアエニックスのファイナルファンタジー、
カプコンのバイオハザードなどなど、そういったシリーズが当てはまります。
どちらかと言うと、毎回主人公が変わるシリーズは
”ストーリー要素も多い”ものが目立ちます。

また、”長い間同じキャラが主人公だったけれど、後に変更されたシリーズ”は
セガの龍が如くやカプコンのデビルメイクライ、コナミのメタルギア(後に戻る)などが
存在しています。

このように、主人公が変わらずにずっと同じキャラのシリーズもあれば、
主人公が毎回変わるようなシリーズもあり、この点は
シリーズによって様々です。

主人公が毎回同じの場合

まず、主人公が毎回同じである場合の
メリットとしては
”主人公やキャラクターの知名度が上がりやすい”ということですね。

毎回同じキャラが主人公を務めていることによって
やはり、そのキャラクターの知名度は上がっていきますし、
プレイするユーザーからしてみても愛着のようなものも
沸いてくるでしょう。

また、新作をプレイする際にも”前と同じキャラたちが出て来る”ということで
スムーズに新作を遊ぶことができると思いますし、
”前作と全然雰囲気が違うからちょっと微妙”みたいなことには
(少なくともキャラクター面では)なりにくいので、
ユーザーをそのまま引き継ぐことが出来る可能性も高まります。

一方でデメリットとしては、同じキャラがずっと主人公を務めていると
物語の舞台やキャラクターなど、そういったものはマンネリ化してしまいがちな
一面があるのは確かです。

特に”ストーリー重視の作品”では毎回同じ主人公だと
同じことの繰り返しがちになってしまうので、
”ずっと同じ主人公”のシリーズは
どちらかと言うと、マリオシリーズやカービィシリーズなどのような
”ストーリー性はそこまで重視されていない作品”の方が多いですね。

また、ストーリー重視のゲームで、
同じキャラがずっと主人公のシリーズだと、
どうしても「久しぶりだな」みたいな新規ユーザーが置いてきぼりな
ストーリー展開になりがちで、
新規ユーザーが入りにくい・入りにくいイメージを
持ってしまうリスクもあります。

マリオのような作品なら、こういう心配はありませんが、
大作RPGゲームなどで、”いつも主人公が同じ”だと、
だんだんと”初心者お断り”なストーリー展開になってしまったり
する場合があるので、その点は注意が必要な部分になるかと思います。

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主人公が毎回違う場合

「ファイアーエムブレム」や「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」
「バイオハザード」などなど、主人公が毎回異なるシリーズ作品も
多く存在しています。

どちらかと言うと、ストーリー描写が多めな作品に多く、
メリットとしては、主人公を変えることで、
毎回その主人公のエピソードを描いたり、周辺の登場人物、舞台などを
一新することが出来、物語上のマンネリを防ぐことができる、
ということになるかと思います。

また、ストーリー重視の作品の場合”ずっと同じ主人公”だと
声優さんの問題(何十年も続くと当然、引退したり、何らかの理由で
声優を続けられなくなったりする人も出てきます)

主人公が毎回変わることによって
キャスティングのリスク(もちろん、担当声優を変えることはできますが
その時には色々騒がれたりしますからね)を回避することが
できる、というのは一つのメリットになるはずです。

”歴代主人公集結”みたいなことができるのも、
毎回主人公が変わるシリーズ作品ならではの魅力・強みになります。

デメリットとしては
”キャラクターが定着しにくい”点が一つ。

もちろん、大人気シリーズともなればキャラクターは
毎回代わっても定着しますが、
それでもやはり”ずっと同じ主人公”のシリーズのキャラクターに
比べると、売り上げ規模よりも知名度が劣ることは
多いのも事実です。

また、”場合によっては失敗する”のも、一つのリスクで、
同じ主人公であれば、軌道に乗ってしまえば、ある程度何とかなりますが、
毎回違う主人公だと”今回の主人公”の人気がイマイチで、
評判が急落するようなこともリスクとしてはあります。

逆に言えば”失敗しても次の主人公で挽回できる”という一面も
ありはしますが、”安定感”としては
ずっと同じ主人公であるシリーズよりも、不安定な部分が
あるのは事実でしょう。
その分、上の”主人公が毎回同じシリーズ”で起きがちな
マンネリに関しては回避できるしやすい一面もあるので、
どちらも一長一短、ということになります。

主人公を途中から変更するケース

しばらくの間、同じ主人公が主役を務めていたものの、
あるタイミングから主人公が変わる作品もあります。
”毎回変わる”のではなく”途中から変わる”と言う感じです。

龍が如くやデビルメイクライなどがそれに該当し、
龍が如くは6まで同じ主人公でしたが、7から主人公が変更、
デビルメイクライも3までは基本的に同じでしたが、4からは新主人公も
登場しています。

これは長く続くシリーズがマンネリ打開策としてよく使う方法ですが
狙い通りマンネリの打開に成功し、世代交代できる場合もあれば、
主人公の交代に失敗して不評になってしまったり、
結局元の主人公に戻すようなケースも中には存在しています。

今までずっと同じだった主人公を変更する、ということは
一種の賭けのような感じであるのも確かで、
成功するケースもあれば、新主人公が不評だったり、
製作側が結局、前の主人公をズルズルと引きずってしまうような
ケースもあったりと、なかなか難しいものであることも確かです。

ただ、これが成功して上手く行っているシリーズも
あるにはありますので、
長期続いているマンネリ化しがちなシリーズでは
こういう手法も一種の方法であるのは確かです。

まとめ

毎回同じ主人公で描かれるゲームも、
毎回異なる主人公で描かれるゲームも
どちらにもメリット・デメリットが
それぞれ存在しています。

”どっちが正しい”ということはありませんし、
選択の結果、上手く行くこともあれば
上手く行かないこともあるのも、どちらでも同じことなので、
この点に関してはそれぞれのシリーズごとに
慎重に判断していく必要があります。

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