笑わせないで!ブラック企業は365日勝負時!呆れた言い訳!

この記事は約5分で読めます。

店員Kです!

今回はブラック企業時代のお話。

私はブラック企業に勤務していたのですが、
やはりと言うべきか、他のブラック企業と似たようなもので、
なかなか休みと言うモノを貰えない会社でした。

サービス残業なども当たり前ですし、
休もうとしようものなら、何かと理由をつけて社員を
無理やりお店に引きずりだそうとしていました。

その無理やりつける理由が呆れてしまうものでした。

その1つが
「勝負時」と言う言葉。

思いだしただけで笑ってしまいます。

これから詳しく書きますが、
ブラック企業はこのように、何かと理由をつけて、
社員たちに過酷な重労働を強いてくるのです。

スポンサーリンク

勝負時とは?

確かに、どんな商売にだって、”勝負時”と言うモノはあるでしょう。
例えばお店なんかだと連休のときやクリスマスのときは売れますし、
行楽地は、当然大型連休などがあれば売上が伸びるわけです。
季節が絡む商売などの場合もそうですよね。

商売における「勝負時」と言うのは確かに存在します。

その勝負時に当たるタイミングには、
いつもより仕事を頑張ったり、少し長めに働いたり
することは仕方のないことだとは思います。

ですが、この話はあくまでも
”普通の職場”
である場合の話です。

何故ならブラック企業の”勝負時”というのは
とんでもないものだからです。

ブラック企業の勝負時

ブラック企業の勝負時は普通の企業やお店の勝負時とは違います。

全てのブラック企業がそうかは知りませんが、
私の勤務していたブラック企業の勝負時は
「365日」。
つまり、1年間全部が勝負時でした。

まぁ…それはそれで、
それだけであれば良いのです。

1年間全てを勝負どころだと思って売れ!という意味であれば
別にそれも悪い事ではないとは思います。

ですが、私の勤務していたブラック企業の言う
「勝負時」とは別に社員を奮い立たせるためのものでもなく、
本当の意味での勝負どきではありませんでした。

では…どんな意味での勝負時なのか?

スポンサーリンク

休ませないための口実

私の勤務していたブラック企業の言う「勝負時」とは
ある意味では分かりやすいです。
単に「社員を休ませない」ための口実だったのですから(呆)

どういうことかと言うと、

まずは年末年始から例にあげると、
年末年始を休もうとすると、
会社の本部から

「年末年始のこの時期はお店にとって勝負時!
 休日を返上してでも踏ん張れ!」みたいなコメントが
会社連絡用のスカイプを通して送られてくるわけです。

…年末年始が勝負どき。
これは確かに言いたいことは分かります。
限られた時間帯ではありますが、確かに売れることには売れますからね。

クリスマスにも同じことを言っていました。
「クリスマスは勝負時!
 今は踏ん張って働いて!」みたいなことを。

これも分かります。
年末年始以上にクリスマスは、私の勤務していた職場にとっては
売り時でしたから…。

しかし…
「夏休み突入!ここは落とせない勝負どころ!全社員一丸となって~(以下略)」
「ゴールデンウィーク突入!5月最大の山場~~(以下略)」
「2月は厳しい!ここは勝負どころ!踏ん張れ」

・・・。

そう、1年中いつでも「勝負どころ!やすむな!売れ!」みたいな
コメントを送ってきていたのです。

つまり、365日、どの季節でも、どんな日でも
何らかの無理やりな理由をつけて「踏ん張れ!休むな!」を連呼するわけです。

「この時期はお客さんが少ない!店長が積極的に現場に出て!」だとか
とにかく1年中、何らかの理由をつけて休ませるつもりがない気が
とてもひしひしと伝わってきました。

休もうとすると怒り始める場合も…

もちろん、勝負時!と言われている日に休もうとすると
嫌味を言ってくることがあります。

とはいえ、勝負時は1年間ほとんどの日付です。
無理やりにでも理由をこじつけて会社は全ての日を
勝負時にしていましたからね…(笑)

そして、当然のこと(?)ながら勝負時に休もうとすれば
会社は怒り始めるのです。

「お前、この大変な時期に休むのか?
 少しぐらい気合を見せてみろよ」

これは、会議で私以外の他の店長の一人が言われた
台詞です。
1年中大切な時期なら、どこかで休むしかないのに
この言われよう。
つまりは「休むな」とそういうことなのだと思います(汗)

クリスマスシーズンに休んだ店長も言われました。

「この時期に休むのか。信じられないな
 俺の時は12月、1月は休まず働いたよ」
などとキレ気味に言っていました。

もしそれが本当だとしても、それは誇るべきことではなく
恥ずべきことですし、もしも嘘なのだとしたら論外です。

本当に酷い人が多かったのです。

では、いつ休めばいいの?

当時の社員たちに本当にこう尋ねたかったぐらいです。
「いつも勝負時で、勝負時は休んじゃいけない、というのであれば
 いつ休めば良いのですか?」と。

恐らくそんなことを尋ねても、会社は薄ら笑いを浮かべながら
適当に誤魔化すような言葉を呟いて誤魔化すのでしょう。

1年中勝負時に仕立て上げられてしまうのであれば
いつ休めば良いのか。

答えは一つです。
「勝負時に休むしかありません」

スポンサーリンク

実際に社員たちはどうしていたの?

1年中勝負時と言われて、勝負時に休むと怒られてしまう…
そんな環境で働いていた社員たちはどうしていたのか。

それは…
”人それぞれ”でした。

例えば、私の場合は無理やりにでも、出勤している間に
全ての仕事を片づけて、何も言われないような状況を
作り出して「勝負時」に休んでいました(笑)

それでも嫌味は言われましたが
そうするしかなかったのです。

また、他の店長も、怒られながらも無理やり
休んでいる人は多かったですね。。

ただ、中には本部の言いなりになって、
365日間勝負時だと考えて、
実際に休まなかった店長も居ました。。

まとめ

1年中勝負時とは笑わせてくれます。
本当にその意気込みでやるのは勝手ですが
私の勤務していたブラック企業の場合は、それを詭弁として
利用していただけなので、本当に呆れ果てました。

社員を休ませなきゃ、勝負時に勝負できるエネルギーの
残っている人がいませんよ??

こういう会社に勤務する場合は、ある程度の見切りをつけてしまって
休むしかない!というのが現実的なところです。

皆様の勤務先の「勝負時」は大丈夫でしょうか。

タイトルとURLをコピーしました