いじめを担任の先生に相談しても助けてもらえない場合どうしたら?

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学校でいじめられている…
そんな場合には”担任の先生に相談する”というのも
対策の一つにはなります。

しかし、残念なことに担任の先生も”人間”ですから、
助けを求めても助けてくれないような場合もありますし、
逆に傷つくようなことを言われるケースもあれば、
助けてくれようとはしてくれても、
大した対応をしてくれずに、結果的にいじめは止まらず…

なんてことも出て来ると思います。

そんな場合にはどうすれば良いのでしょうか。

”いじめを担任の先生に相談しても、
助けてもらえない場合の対処法”を解説していきます。

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担任に相談してみることは大事。ただし…

まず、学校でいじめを受けている場合、
担任の先生に相談することは
大事なポイントの一つです。

誰にも相談せずに、一人で抱え込んでいると
やがて大きなトラブルに発展する可能性も十分に
考えられますので、そのようなことになってしまわないためにも、
いじめを受けてしまった場合は、
担任の先生も含めて、色々な人に相談し、助けを求めることが
大切になります。

最初から”どうせあの先生は助けてくれないから”ではなく、
まずは担任の先生にも相談はしてみましょう。

”対応してくれない”
”助けてくれない”と言うのは、
実際に担任の先生に相談してから、です。

”気づいてほしい”と、アピールするのも方法の一つではありますが、
なかなか先生も気付けない部分はあると思いますから
自分から助けを求める、ということは大事です。

しかし、今回の本題通り、
”担任の先生に相談しても助けてもらえない”ことも
実際にあるにはあります。

その場合は他の方法で助けを求めていくことが大事になります。

無理そうなら見切りをつけることも大事

小さい頃はなかなか、そういうことまで
思い浮かばないとは思いますが、先生も人間なので
”すべてが正しい”ということはなく、
先生の中にも悪い人がいたり、先生の中にも
子供を守ろうとしない人もいます。

そのため、担任の先生にいじめのことを相談しても、
担任の先生が助けない場合
「この先生はだめだ」と、諦める(見切りをつける)ということも
大切なポイントの一つです。

あなたを助けてくれる人が誰もいない、ということではなく
”その担任の先生がダメ”だっただけなので、
諦めてしまうことはせずに、
担任の先生以外の部分で、自分の身を守っていくようにしましょう。

担任の先生に対しては何度か助けを求めてみて
それでもダメだったり、
逆にあなたが傷つくようなことを言ってくる場合は
”助けを求める相手”や”助けを求める方法”を見直して
対処していく必要があります。

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保護者に相談する

担任の先生に相談しても解決しない場合や
対応して貰えない場合、
”まだ”保護者の方に相談していないのであれば
保護者の方に相談してみるようにしましょう。

担任の先生とは違い、学校に常にいるわけでは
ありませんので、助けになれる範囲はまた異なりますが、
保護者の方にしかできないこともあります。

まだ相談していない場合は、必ず保護者の方に
助けを求めたり、いじめの相談をしてみてください。

また、保護者の方に相談することで
”保護者を通して担任の先生などに相談する”ことも可能になります。

先生の中には
”子供に言われても”なかなか動かない人もいますが
保護者(大人)が出て来ることによって態度が変わる人も
実際に存在しています。

そのため、担任の先生がダメなら保護者の方に相談する、
ということは、ポイントの一つになります。

他の先生に相談する

いじめの相談などに関しては
”担任の先生にしなければいけない”というルールはありません。

そのため、自分で”この先生なら助けてくれるかも”という
先生がいるのであれば、その先生に相談して見ましょう。

その先生が直接助けてくれたり、相談に乗ってくれるようなことも
あるかもしれませんし、
「他の先生」⇒「担任の先生」に話が行って
「担任の先生」が、重い腰をあげる可能性もあります。

先程の保護者⇒先生のパターンでもそうですが、
”ほかの大人”から言われることで、担任の先生の対応に
変化がある可能性もありますので、
いじめを受けて、担任の先生がダメであっても、
他の先生に相談してみることも大事です。

他のクラスの先生でも、他の学年の先生でも
校長先生でも、副校長(教頭)先生でも、
保健室の先生でも、スクールカウンセラー(いれば)でも、
誰でも良いです。
とにかく、自分が話しやすい相手、
あるいは”相談に乗ってくれそうな相手”を選んで
対応していきましょう。

相談できる人が他にもいれば可能性を広げる

担任の先生が相談に乗ってくれない場合や、
相談しても解決しない場合、
優先すべきは「保護者」あるいは「他の先生」になりますが、
その他にも、下記のような人達に相談してみるのも良いです。

とにかく”助けてくれる可能性のある人”には手あたり次第相談し、
仲間を増やしていきましょう。

当然、あなたの仲間が増えれば増えるほど、
いじめている側も動きにくくなっていき、
いじめ自体の解決にも繋がります。

・友達
・先輩
・後輩
・親戚
・兄弟(姉妹)
・親しいお店の人

など

こういった人達の中に”相談できる相手”が
いるのであれば、とにかく相談してみることを
おすすめします。

誰がどこで、助けてくれるか分かりませんからね。

そして、味方が増えれば増えるほど
担任の先生も動かざるを得なくなっていきますし、
いじめをしている本人たちも
どんどんいじめをやりにくくなりますので、
とにかく”仲間を増やすこと”です。

もちろん、↑のような人たちの中で
相談できるような相手なんていないよ!という人も
いると思いますが
その場合も「他の先生」や「家族」などは
いると思いますから、そういった人たちに相談をし、
とにかく”助けてもらえる可能性”を増やしていくことが大切になります。

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問題を大きくする

担任の先生が対応してくれない場合、
自分一人では難しいので、保護者に相談をして
”問題を大きくする”ということが大事な点の
一つになります。

どういうことかと言うと”外部”を巻き込んで
いじめに対処していく、ということですね。

例えば「教育委員会」にいじめのことを相談し、
教育委員会側から学校に働きかけてもらえば
学校ももういじめを無視することはできないでしょうし、
他にも「相手の保護者に直線話し合いをしにいく」などの
対策もあります。

もちろん、いじめっ子の保護者も、子供が会いに行っても
なかなか、最終的には”自分の子供の方がかわいい”という
対応を取ると思いますので、
保護者の方といっしょに、あるいは保護者の方単独で
話をしに行ってもらうのがベストです。

相手の保護者が「自分の子供がいじめをしていることを認めない」
タイプの非常識な親である場合は厳しいですが
そうでない場合は何らかの対応をしてくれるかと思います。

このように、周囲への相談だけで対応しきることが
難しい場合に関してはどんどん話を膨らませていくことで、
いじめをしている本人の立場を悪くし、
さらに、学校側としても”いじめをどうにかしないといけない”
という方向で動かすことが可能になります。

まとめ

担任の先生も人間です。
人間の中には良い人もいれば悪い人もいますし、
悪い人でなくても、そういう対応が苦手な人もいます。

そのため、担任の先生に相談しても対応して貰えなかった場合や
助けてもらえなかった場合に関しては、
”ほかの人”に対して助けを求め、
出来る限り味方を増やしていくことが、大切なポイントになります。

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