電車内で怪しい人・不審な人を見かけたら?安全のための対処法!

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「電車内で不審な行動をする人を見かけた」
そんな場合もあると思います。

ただ、”実際に何か起こしているわけではない”場合、
どうするべきか迷う人もいるのではないでしょうか。

例えば、明らかに事件沙汰になるような行為を行っているのであれば、
すぐにでも安全確保をするべきですし、逃げるべきですが、
「電車内で何かをブツブツ呟いている」「一人で笑っている」
「電車内で急に踊り出した」「電車内で扉を蹴ったりしている」「妙な動きをしている」などの
”イマイチどう判断したらよいのか分からない”ような人と
遭遇するようなケースもあると思います。

そんな場合の”身の安全を守るための行動”を解説していきます。

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「怪しい」人がいたらどうすればいいの?

相手が普通の人であったとしても
なんとなく「怪しい」と感じてしまうようなことも
電車に乗っているとあると思います。

特に、最近では物騒な事件なども起きていますから
尚更ですよね。

ですが、あなたが怪しいと感じた人間が
「本当に危険人物」なのか、それとも「誤解」なのか、
それを判断することは難しいことです。

例えば、電車内で急に踊り出した相手でも
「ただの酔っ払い」なのか「これから事件を起こそうとしているのか」
「ノリの良いダンサーなのか」を瞬時に判断することは
難しいですし、
一人でぶつぶつ呟いているような人も
「ただの独り言」の可能性もあれば
「何らかの健康上の理由」の可能性もありますし、
一方で「これから何か事件を起こそうとしている」可能性もあり、
それを判断することは、現実的には難しいことです。

もしも本当に事件を起こそうとしていたり、
危険人物なら「逃げたほうがいい」のは
紛れもない事実ですが、
一方で、健康上の理由で何か呟いていたりするような場合、
露骨にあなたが逃げたりすれば、
相手にイヤな思いをさせてしまう可能性もありますし、
逆に相手を怒らせてしまう可能性もあります。

が、なかなか判断が難しく、
結局身動きを取ることができないまま…
なんてこともあるでしょう。

多くの場合、結局は「普通の人」である可能性は高いのですが、
必ずしもそうとは限りませんし、
逆に”普通の人”に見える人も、必ずしも安全とは限りません。

ですが、もしも電車内で「不審な動き」を見つけたとすれば、
こういう世の中ですから
”もしも勘違いだった場合に相手に失礼のないように、
念のため自分の身の安全も確保する”
というのが、一番ベストな方法です。

では、電車内で「怪しい」と感じる人を
見かけた場合の対処方法を解説していきましょう。

声を掛けたりしない

いずれの場合でも「声はかけない」。
これは、徹底してください。

元々、電車内で知らない人に声を掛けたりする人は
ほとんどいないと思いますが、
「怪しい」と感じた人に「何やってるんですか?」とか
「なに笑ってるんですか?」とか、そういう声の
かけ方は絶対にしないようにし、
”関わらない”ようにしてください。

仮に本当に危険人物であったならば
声を掛けてしまうことにより、真っ先に
ターゲットにされてしまう可能性がありますし、
逆上されてしまう可能性もあります。

一方で、やむを得ない事情だったりする場合
急に知らない人から「何やってるんですか?」などと
言われた場合、相手にイヤな思いをさせたり、
傷つけたり、パニックを誘発したりする可能性もあります。

相手が本当に危険人物であったとしても、
そうでなかったとしても、
声を闇雲にかける、という行為は良い方向には
転がりませんので、
この点は注意するようにしてください。

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相手のほうを見ない

怪しいと感じた人物がもし電車内に
いたのであれば、相手のほうを直接凝視しないように
して下さい。
万が一気づかれた場合は”本当の意味での危険人物だった場合”も
”そうでない場合”もトラブルに発展してしまう可能性があり、
非常に危険です。

普通の人だって、じっと知らない人から凝視されれば
不愉快に思って怒る人もいるでしょうし、
逆に嫌な思いをしたり、怖い思いをしたりすることは
あるでしょうからね…
あまりにも変な見つめ方をしていると、逆にあなたが
相手から”不審者扱い”されてしまう可能性もあります。

もしも電車内で怪しい振る舞いをしている相手がいると
確かに警戒の意味でもその人のことを見てしまいがちですが、
絶対に直接的に見ないようにし、
どうしても相手を警戒したいのであれば、
相手の周囲を見つめる(相手を直接見つめない)ことや、
扉の反射などを利用して相手の様子を警戒することなどを
利用して、必ず”相手を直接見つめたりはしない”ようにしてください。

スマホで撮影しない

非常に危険な行為です。

よく、”電車内にこんな人がいました”と撮影した映像を
ツイッターなどのSNSに投稿している人がいますが、
”かなり危険な行為”なので注意してください。

まず、相手が”本物”の危険人物だった場合、
あなたは真っ先に事件の犠牲者になってしまう可能性があります。
そんなことになってしまったら大変ですよね。

また、あなたの勘違いで、相手が危険人物ではない場合、
”撮影されたことで怒らせてしまい、トラブルになる可能性”もありますし
ネット上に本人の許可なくそんな映像を出せば
場合によっては法的なトラブルになってしまう可能性も考えられます。

そのため、どんなに奇妙な動きをしている相手であっても、
撮影などということは”考えない”ように、注意が必要です。
何かあってからでは、遅いですからね。

さりげなくその場から離れる

怪しい言動をしている人が電車内にいたのであれば、
”さりげなく距離を取る”ことが一番の安全対策です。

つまり”さりげなく別の車両に移動する”ということですね。

例えば急に扉を蹴り飛ばし始めたような人がいるのであれば、
「たまたま移動しました」風を装って、別の車両に移動するなどの
対応をして下さい。

ただし、この時”露骨に逃げてます”というのが相手に伝わってしまうと
相手が本当に危険人物だった場合、狙われる可能性もありますし、
そうでなかったとしても、イヤな思いをさせる可能性があります。

相手があなたを明らかに追いかけてきている、などの場合を除き、
”さりげなく平然とゆっくり移動する”ことが大事です。

走れば”逃げてる”と思われますからね。

タイミングを上手く見計らいつつ、移動して安全確保をしていきましょう。

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様子をさりげなく確認しながら目的地を待つ

上のようなポイントを理解し、
身の安全を確保したら
後は「相手の様子をさりげなく確認しながら」
自分の目的地を待ちましょう。

目的地についたら電車を降りて
念のためついてきていないかをさりげなく確認、
特に変わりなければ、あとは気にしなくて大丈夫です。

多くの場合「あの人怪しいな」と思っても勘違いの場合が
ほとんどですが、
必ずしもそうとは限りませんので、
警戒心はしっかりと持っておくようにしましょう

日頃から”周囲の状況をよく把握するようにする”ということは
大事なことですし、
電車内で怪しい人がいても、すぐに気づけるぐらいには、
周囲のことに気を配るように、しておきたいものです。

ずっとスマホに夢中で、電車内の他の怪しい人にも
気付けない、というような状態は危険なのです。

まとめ

何でも「怪しい人」として警戒しないといけないのは
悲しいことですが、
物騒な世の中であるのも事実なので
「相手を傷つけないように、自分の身の安全も確保する」と
いうことは、必要です。

”もしも相手が本当に危険人物だったら”
”もしも勘違いだったら”
その双方に対応するために
”さりげなく離れる”ということを、マスターしておきましょう。

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