発表されたあと、続報のないゲームはどうなっているの?その理由は?

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ゲームソフトの中には
”発表”された後に
続報がないまま、何年も経過してしまう作品も
時々あります。

早いソフトだと発表されてから1か月で発売されたり
するものも多いですが、
場合によっては「~~発売決定!」という情報が出てから
何年間も何の続報もないまま沈黙して…
と、いうようなことも実際にあるのです。

自分にとって興味のないソフトであればともかく、
自分が気になるゲームソフトが
”発表後から何の続報もない”状態が続くと
”本当に発売されるのかな?”と、不安になってしまうことも
あると思います。

では、実際のところどうなのか、
”発表されたのに続報もなかなか出て来ない”理由は
何なのか、この点について解説していきます。

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年単位で続報の出ないゲームは時々ある

発表はされたものの、年単位で続報が出ないまま
”沈黙”してしまうゲームは時々あります。

通常、発表から1年以内に発売されるタイトルも多いですし、
早いモノだと、発表の翌月には発売されたりするタイトルもあります。
発表⇒発売までが数年かかるようなゲームであっても、
その間に度々新情報が公開されるなどして、
何らかの”動き”はあることがほとんどです。

しかしながら、稀に”何年も何の情報も出ない”状態に
なってしまうようなゲームも存在しており、
例えば、2017年に発売された「仁王」というタイトルは、
2004年に発表され、その後かなり長い間沈黙していた
タイトルですし、
レベルファイブの「うしろ」というタイトルは
発表後、ほぼ続報がないまま、
未だに発売されていません。

任天堂の「メトロイドプライム4」も
そんなタイトルの一つで、
発表後、何回か”ほんの少し話題に出ただけ”で、
何年も情報のない状態が続いたりを繰り返しています。

このように、何年も何の続報もない(あるいはほとんど情報がない)まま、
時間が経過するソフトは、時々存在しているのです。
では、そんな状況のソフトにはどのようなことが
考えられるのでしょうか。

開発が順調に進んでいない可能性は高い

結論から言うと
”何年も続報がなくそのまま”になっているソフトは
”開発が順調に進んでいない可能性”が高い、というのが
答えになります。

↑の例で言うと”仁王”に関しては
当初作っていたものはクオリティが足りておらず
仕切り直しになった、という旨の話が
プロデューサーから実際に語られていますし、
”メトロイドプライム4”も、当初作っていたものが
クオリティ不足で、別の開発会社に切り替えて作り直している、
ということが公式に発表されています。
(その発表後もメトロイドは数年沈黙していますが)

”うしろ”は詳細不明ですが、
少なくとも、他のゲームで見て見ても
”長い間沈黙しているタイトル”は、
基本的に何かが上手く行っていない場合が
ほとんどです。

では、どのようなケースが考えられるのか、
一つ一つ見ていきましょう。

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何らかの理由で開発が振りだしに戻った可能性

ゲームの開発には長い時間がかかります。
そのため、何らかの理由(例えば↑のクオリティ不足など)で、
”ほぼ1から作り直し”みたいなことになると
さらに長い時間がかかることになり、
沈黙することになるケースも多いです。

仁王もそうですし、メトロイドプライム4もそうですし、
”最初から作り直し”になったことにより、
長く沈黙してしまうタイトルはそこそこ存在します。

この場合”いずれ発売”されますが、
仁王のように(仁王は発表から発売まで10年以上かかっています)
かなりの時間がかかってしまうこともあります。

やり直しまでは行かずとも順調に進んでいないケース

開発が1~やり直し…というレベルにまでは行かずとも、
何らかの理由で大きな変更があったり、
開発が順調に進んでいないケースもあります。

例えば最終的には「ファイナルファンタジーXV」として発売された
作品は、当初は「ファイナルファンタジーヴェルサスXlll」という
タイトルで開発されており、
15ではなく13の関連タイトルのひとつとして発表されていました。

しかし、途中でナンバリングになることになったり、
次世代機(PS4)に特化した開発に変更になったり、
開発スタッフの入れ替わりもあったりと
色々”変更”が行われており、
こういった、変更などが繰り返されているタイトルは
年単位で情報が出なくなる場合もあります。

開発が停止している

開発が一時的に停止しており、
”進んでいない”状況になっている可能性も
考えられます。

この理由も一概に言うことはできませんが
”プロジェクトが難航して、停止している”ような状態や
主要スタッフの離脱、他のタイトルを優先した結果、
資金繰りの悪化、など色々なことが考えられます。

開発が停止=発売中止になるとは限らず、
再度開発がスタートしたりすることもありますが、
開発が停止してしまえば、当然新情報も出せないので、
何の情報もない状況が続きます。

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開発中止になる可能性もある

長い間続報の出ないゲームは
”開発中止”が発表されるゲームもあり、
”あのゲームどうなったんだろう?”と思っていたら
ロクに続報のないまま、開発中止が発表される、
ということも、ザンネンながら時々あることです。

長い間沈黙を続けているタイトルは
”何らかのことが上手く行っていない”のはほぼ確実なので、
その状況次第では、当然開発中止になる可能性も
十分にあります。

実際に沈黙を続けたまま開発中止に
なってしまったようなゲームは
それなりに存在しているので、
欲しいゲームの続報が何年も何年も出て来ない、
ということがある場合は
そういう覚悟も、場合によっては必要になるかもしれません。

発表が早すぎたことによるもの

何年も続報がない状態が続く理由の中で
数少ない”開発上で何らかの問題が起きている”以外のケースが
”発表するのが早すぎた場合”ですね。

ゲームは基本、ある程度完成に近づいてから
発表されることが多いですが、
稀に”まだほとんど開発が始まっていないような段階”から
発表されたり、
開発がスタートしたばかりであまり進んでいない状態で
発表したり、そういったことも
ゲームによっては存在します。

これをしてしまうと、
発表したのはいいものの、なかなか具体的な続報を出せず、
当然発売することもできず、
と言う状況が続くことになってしまい、
ユーザー側からすれば不安になってしまうことも
多いと思います。

現在のタイトルで言えば
「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」が、
2021年に発表されたきり、既に2年以上続報が
ない状態(2023年5月末時点)が続いています。
未だに対応ハードすら発表されていない状態で、
ドラクエ12が開発中止になることは
まずないとは思いますが、
こういった”発表が早すぎることによって続報が途絶える作品”なども
存在しますので、
そういったことも一つ、可能性としては覚えておきましょう。

特に、大作タイトルには
こういうものも、それなりに多い印象を受けます。

まとめ

制作や発売が発表されたものの、
何年間も続報が途切れているようなゲームは
ザンネンながら開発上で何か問題が起きた可能性は
比較的”高い”と考えられます。

もちろん、何年も続報が途絶えていた時期があっても
最終的には無事に発売されるタイトルもありますが、
発売されることなく、開発中止になってしまうタイトルも
実際に存在はしています。

どうなっていくかはそのゲームにもよるので、
分かりませんが、
自分の欲しいソフトが長年沈黙している場合は、
とにかく無事に発売されることを祈りましょう。

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