ゲームは発売元以外のメーカーが開発していることも多い!任天堂を例に解説!

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ゲームソフトは、
一般的に良く知られている”発売元”のメーカー以外の
会社が開発を行っていることも多いです。

大手のメーカーであればあるほど、
発売するタイトル数も多いために、
他のメーカーに開発をお願いしているタイトルなども多く、
実際に国内では最もソフトの売上本数が多い
「任天堂」のソフトも、実は任天堂以外のメーカーが
開発していることも多いのです。
(これはソニーでもカプコンでもコナミでもバンダイナムコでも
どの主要メーカーでもそうです)

任天堂のソフトを例に、色々なメーカーが
開発している、ということを見ていきましょう。

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もちろん、そのメーカーが開発しているソフトもある

もちろん、全てのソフトが外部開発ではなく、
どのメーカーでも、大半は自社開発のタイトルも
存在しています。

任天堂の場合でもマリオシリーズの本編や
ゼルダの伝説シリーズの本編、スプラトゥーンなどは
任天堂自体が主導で開発していることが多いです。

このように、任天堂に限らずメーカー自体が
開発しているソフトもちゃんと存在しています。

主要な開発元

任天堂タイトルを例に挙げると、
任天堂タイトルでも、開発を担う主要メーカーが
複数存在しています。

まず、ポケモンシリーズは
基本的に「ゲームフリーク」という会社や「クリーチャーズ」
そして「ポケモン」によって作られています。
任天堂のポケモンとして有名ですが、実際、ポケモンを主に
開発しているのは別会社ということになります。

また「HAL研究所」という会社は
星のカービィシリーズ全般の開発を担当しており、
星のカービィシリーズは基本的に任天堂本体が
メインで開発されるケースはほとんどありません。

他にも「インテリジェントシステムズ」は、
任天堂の主要シリーズの開発も結構多く手掛けていて、
ファイアーエムブレムシリーズ、ペーパーマリオシリーズ、
メイドインワリオシリーズなどなど、多くの人気シリーズを
手がけているメーカーです。

その他にも、任天堂のタイトルの開発をそれなりに
多く行うメーカーとしては、

「レトロスタジオ」が、
メトロイドプライムシリーズ、ドンキーコングリターンズ以降の
ドンキーシリーズなどの開発を担当しており、
「モノリスソフト」はゼノブレイドシリーズの開発、
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドなどのMAP部分の開発、
また、Wiiではディザスターデイオブクライシスというタイトルも開発しました。

「ネクストレベルゲームズ」はルイージマンションシリーズ(2以降)、
Wiiのパンチアウト、マリオストライカーズシリーズを、

「プラチナゲームズ」はベヨネッタシリーズ、アストラルチェイン、
スターフォックスゼロなどのタイトル、

「エヌディーキューブ」はマリオパーティシリーズやWiiパーティシリーズなどの
パーティゲームをメインに開発をしています。

このように、頻繁に任天堂の人気タイトルなどを開発している
メーカーが多く存在しており、
特にポケモン関連の3社や、インテリジェントシステムズ、
HAL研究所などは、かなり主力のタイトルの開発も行っています。

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大手メーカーも開発を担うことがある

他にも、自社でもゲームを展開しているような大手の
メーカーも任天堂のタイトルの開発を担ったり、
開発の協力を行うケースがあります。

無双シリーズや歴史系ゲームなどを展開する
「コーエーテクモ」はゼルダ無双やファイアーエムブレム無双などの
任天堂とのコラボ無双や
「メトロイドアザーエム」「零シリーズ(Wii/WiiU)」などを
任天堂発売タイトルの開発も行っていたほか、

龍が如く、ソニック、ぷよぷよなどを展開する「セガ」は
「マリオ&ソニック」シリーズを、

鉄拳やテイルズオブシリーズなどの数々の人気作を抱える
「バンダイナムコ」は「スーパーマリオスタジアム」や
「スマブラ(一部協力)」を行うなどしていたほか、
ドラクエやFFの「スクウェアエニックス」が
「スーパーマリオRPG」やWiiの「マリオスポーツミックス」などの
開発を担当したりもしていました。

海外メーカーでもアサシンクリードなどを抱える
「ユービーアイソフト」は、
「マリオ+ラビッツ」シリーズや、Wiiの「ジャストダンス」などの
開発を担当していました。

ゲームを遊ぶ人なら多くの人が知っている大手メーカーも、
このように、”任天堂から発売されるタイトル”を開発することがあります。

ただ、このケースは任天堂以外のメーカーでは
あまり見られないケースでもあります。
(基本的にはあまり聞かないようなメーカーが開発元を
担っていることが多いです))

なお、
上記のメーカーほど回数は多くないですが
「タイトー」がWiiのタクトオブマジックというタイトルを、
「ハドソン」は過去のマリオパーティシリーズなどの
開発も行っていました。

回数は少ないものの、色々なメーカーが…

最初に挙げた定番の開発元の他にも、
任天堂のソフトを開発したメーカーは多数存在しています。

主な例を見て行きましょう。
(タイトルは主なタイトル)

アートゥーン…
「たたいて弾む スーパースマッシュボールプラス(Wii)」

アリカ…
「フォーエバーブルー」シリーズ

アルファドリーム…
「マリオ&ルイージRPG」シリーズ

ヴァルハラゲームスタジオ…
「デビルズサード(WiiU)」

エイティング…
「ピクミン(一部)」シリーズ、「アイシールド21」シリーズ

ガンバリオン…
「パンドラの塔(Wii)」、「ジャンプスーパースターズ」シリーズ

キャメロット…
「マリオゴルフ」「マリオテニス」シリーズ

サンドロット…
「斬撃のレギンレイヴ(Wii)」

シング…
「アナザーコード」シリーズ

スキップ…
「ちびロボ」シリーズ、「キャプテンレインボー(Wii)」

パオン…
「ドンキーコング たるジェットレース(Wii)」

ミストウォーカー…
「ラストストーリー(Wii)」

モンスターゲームズ…
「エキサイトトラック(Wii)」「エキサイト猛マシン(Wii)」

レア…
「ゴールデンアイ007(N64)」「ブラストドーザー(N64)」

このように、聞いたことあるメーカーもあれば
ないメーカーもあると思いますが、
非常に数多くのメーカーが、任天堂のゲームの開発に
携わっているのです。

今回は任天堂を例に挙げてお話をしましたが
任天堂だけではなく
色々なメーカーがこのように、
他社に開発をお願いしたり、あるいは他社が主導で開発したゲームを
自分の会社から発売したり、という形で
色々なゲームを生み出しています。

もちろん、大抵のメーカーは自社でのソフトの開発も
行っており、任天堂自体もマリオやゼルダの伝説など、
主要なシリーズの本編の開発などを行っています。
勿論、外部開発のソフトでも誰かしらは
間接的に関わっているので、当然、何もしていないわけではありません。

ただ、1社の力だけではどんなに大きなメーカーでも
開発できる数には限度があるので
こういった形で色々なメーカーにお願いすることで、
多くの新作を世に放って行くことができる、ということですね。

まとめ

ゲームは発売元のメーカー以外のメーカーが
主な開発を担っている作品もたくさんあります。

任天堂以外のメーカーでもこれは同じことで
大手の毎年何本もゲームを発売しているような
メーカーであれば、基本的に
そういったタイトルも多い、ということを
覚えておくと、また違う印象が持てたり、
同じ開発元同士の違うゲームと
出会うことができたりするかもしれません。

開発元が同じだと、意外と同じような傾向のゲームが
あったりするので、開発元でお気に入りのゲームを
探してみるのも、たまには面白いと思います。

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