遊戯王のアニメや漫画に出てくるカードは全て実際にカード化されているの？

遊戯王のカードには
莫大な種類があります。

カードゲームだけ遊んでいる！という方も
多いと思いますが
アニメや、漫画などが2022年現在でも展開されていて、
非常に幅広い展開が行われている作品ですね。

そんな遊戯王、漫画やアニメなどを見ていると
毎回色々なカードが登場します。
中には「あ、このカード実際に欲しい！」と
思う人もいるのではないでしょうか。

では、漫画やアニメの
劇中に登場するカードは、
現実に発売されている”遊戯王OCG”で実際に
カードとして存在するカードなのかどうか、
この点を解説していきます。

全てのカードは実際に存在するわけではない
まとめ

全てのカードは実際に存在するわけではない

遊戯王の漫画やアニメに登場するカードは
”全てのカードが実際にカード化されている”わけではなく、
現実の遊戯王OCGには「存在しないカード」も多数存在しています。

基本的に、現実で発売されている遊戯王カードは
「オリジナルのカード（漫画やアニメに登場しないカード）」
「漫画やアニメに登場したカード」が、収録されています。

漫画・アニメで登場⇒カード化される、というケースが多いですね。

ただし、先ほども書いたように、遊戯王カードは
「漫画」や「アニメ」などに登場した「全てのカード」が
カード化されているわけではありませんので、
漫画やアニメに登場していても、
必ずしも現実の遊戯王カードにそのカードが
存在しているとは、限らないのです。

長年カード化されていないカードも存在

漫画やアニメの中では
「初登場」（漫画・アニメで初登場したカード）と
「既に存在するカード」（現実で既に存在しているカード）が
登場します。

このうちの、既に存在するカードは
アニメや漫画の中で初登場した時点で現実に存在しているカードで、
「現実の遊戯王カード」⇒「漫画・アニメ」への逆輸入パターンです。
この場合に関しては、既に現実の遊戯王カードにも
そのカードが存在しています。

一方で漫画やアニメでは「今まで存在しなかった新しいカード」も
多数登場しています。
それが「漫画・アニメ」⇒「現実の遊戯王カード」のパターンです。

ただ、こちらのパターンの場合に関しては
「漫画・アニメ」⇒　の段階で止まってしまうカードも
決して少なくはなく、
漫画・アニメで初登場したけれど、実際にカード化されることは
なかった…
と、いうカードは多数存在しています。

遊戯王は多数のシリーズ展開が行われていますが
未だに「初代遊戯王」の漫画やアニメで初登場したカードに関しても
現実の「遊戯王OCG」ではカード化されていないものも
存在しています。
もちろん、そのあとの遊戯王シリーズも含め、
「アニメや漫画で登場してから何年待っても現実では
カード化されないカード」は多数登場しています。

人気や効果など、色々な事情から
判断されているのでしょう。

数年後にカード化されるケースもある

基本的には、カード化されるカードは
漫画・アニメで登場してから
早い段階でカード化されることが多く、
例えば、新登場キャラの活躍が始まったら、
そのタイミングで発売されたパックなどに
そのキャラクターが使いこなすカードなどが
収録されているケースが多いです。
遅くても、その漫画が連載終了、アニメが最終回を
迎えて「次の遊戯王」に移行する前に
カード化されるケースは多いです。

しかしながら、必ずしもそうとは限らず、
初登場してから数年後、長いモノだと数十年後に
突然現実の遊戯王カードとして実際にカード化
されることもあります。

例えば、今でも時々、初代遊戯王の
”まだ現実ではカード化されていなかったカード”が
登場したり、
Vジャンプで連載されていた過去の遊戯王（RやGXなど）の
カードも急に登場したりすることは実際にあることです。

そのため、”もうあのカードはカード化されることは
ないだろうなぁ”と思っていても、
急にカード化されることは実際にあることなので、
欲しいカードがカード化されない場合も
いつかは、される可能性も0ではない、ということですね。

漫画やアニメとは効果が違う可能性がある

漫画やアニメで登場したカードが
現実の遊戯王カードに登場しても、
漫画・アニメに登場していた時とは
「効果が違う」こともあります。

「漫画やアニメで登場した際に強すぎる効果だったカード」が
弱体化したり、
「効果が限定的すぎて、実際のカードでは使えない」と判断された
カードの効果が変わったり、
逆に「弱すぎて実用性がない」と判断されたカードが
漫画・アニメで登場した時点より強くなったりするようなこともあります。

中には”まるで別物”のような効果になってしまうカードも
存在していますね。
原作では強力なカードとして登場していた
「ラーの翼神竜」などは弱体化により
ネタになってしまっているぐらいです（笑）

現実にカード化されても
”そっくりそのまま”の効果ではないカードも多いので、
その点は（プレイする場合は）覚えておきましょう。
コレクション目的であれば、関係はないのですけどね…。

逆の場合も効果が若干違うこともある

「元々存在していたカード」⇒「漫画・アニメに登場」の
逆パターンでも、効果が
”既に現実に存在しているカード”とは、効果が
若干異なる形で登場することもあります。

↑のパターンとは違い
「全く別物」のような効果になることは
基本的にはありませんが
「漫画・アニメ」と「現実の遊戯王カード」
両方に存在するカードも、
基本的に「漫画・アニメと現実のカードは別物である」と
考えて置いた方が、間違えることもなく、
確実であるとは思います。

漫画・アニメ以外からもカード化されることはある

基本的にオリジナルカードを除くと、
漫画・アニメからのカード化がほとんどですが、
一部に「劇場版」出身のカードも存在します。

例えば「光のピラミッド」や「sinモンスターシリーズ」などは
映画からカード化されたものです。
また、2016年のダークサイドオブディメンションズから
カード化されたカードも存在しており、
漫画・アニメ以外にもカード化されるものが存在しています。

さらに、”ごく一部”ではありますが
ゲーム版遊戯王出身のカードなど、
特殊なところから生まれたカードも
一部存在していますし、
”他のゲーム”からゲスト出演
（遊戯王カードは「コナミ」から発売されているため、
コナミのゲームのキャラクターがごく稀に
ゲスト出演しています）しているカードも一部で存在しています。