イラストや漫画の「リクエスト」をされた場合はどうすれば?対応を解説!

この記事は約6分で読めます。

ツイッターなどで自作のイラストや漫画を
公開したり、
自分のサイトや、投稿サイトなどを
利用して作品を公開していると、
時々、イラストや漫画の「リクエスト」などを
お願いされる場合もあります。

そんな場合にトラブルになってしまわないために、
どのような点に注意し、
どのようなことを心がけていけば良いのかを
詳しく解説していきます。

ネットは利用の方法を間違えると
トラブルになる世界です。
その点を、よく理解した上で有効的に利用していきましょう。

スポンサーリンク

リクエストは強制ではない。受けるかは自分次第

仕事で自ら募集していたりするなら
話は別ですが、
SNSや投稿サイトなどで、漫画やイラスト、小説などを
趣味レベルで投稿しているような場合は、
”リクエストを受けるかどうか”は、個人の自由であり
強制されるものではありません。

時折「リクエストしてやってるんだから書いて当たり前」みたいな
態度の人までいますが、
そんなことはありませんし、
リクエストを受けるかどうかは、完全に自分の判断次第なので、
受けても良いですし、断っても良い…
その判断は相手ではなく、あなた(書く側)がすることです。

リクエストされたら絶対に描かなくてはいけない、というルールは
ありませんので、
当たり前のことですが、まずはそこのところを覚えておきましょう。

作品を投稿していると、リクエストされる可能性あり

リクエストされるのなんて、
実際に商業作品(お金が絡むような作品)とか、
人気の創作者の人だけじゃないの?と思う人も
いるかもしれませんが、
ネット上では、案外そうでもなく、
ちょっとした作品を、小説投稿サイトやイラスト投稿サイトに
少し投稿しただけでも、リクエストが来る可能性はあります。

もっと言えば、ツイッターなどSNSに自分の作品を
投稿しただけでも”リクエストいいですか?”みたいなことは
実際に起きる可能性のあることです。

先程書いたように、リクエストされたら
必ず引き受けなければいけないルールなんてないので、
「やりたくなければ」全然やらなくても良いのですが、
作品をネット上に公開している以上、
何かリクエストが来る可能性はある、ということです。

もちろん、全員が全員、必ず来るわけではないので、
例えば色々なイラストなどを毎日のように
SNSでUPしていても、リクエストが来ないような場合もあります。

スポンサーリンク

リクエストにはお金は発生するの?

基本的に個人的なリクエストのやり取りには
お金が発生しない…と考えて置いた方が良いです。

金銭を絡めたい場合は、個人間でのやり取りをすると
トラブルになったり、場合によっては
法律上の問題が生じたりする可能性もあるので、
そういった場合は、リクエスト機能が整備されている投稿サイト(pixivなど)や、
自分自身で依頼を募集できるようなサイト(ココナラなど)を
利用してやっていくと良いでしょう。

個人的に依頼されるリクエストの場合は
基本的にはお願いしてくる相手も
「金銭は絡まない前提」でお願いしているケースが非常に多いため、
その点は理解しておく必要があります。

やりたくない場合は正直に断る

リクエストをされた場合に
「やりたくない場合」は、正直に断って下さい。

「せっかくリクエストされたから…」と曖昧な態度を示したり、
「断って嫌味を言われたらどうしよう…」と、やりたくもないような
リクエストを引き受けたりする必要はありません。

判断基準は
あなたが「リクエストされた内容で作品を作りたいかどうか」
これのみです。

そのため、リクエストを受けたいなら受ける、
受けたくないなら断る、これをはっきりと示してください。

曖昧な態度を示すと、場合によっては相手が勝手に
”リクエストを引き受けてくれた”と都合の良い解釈を
する可能性もあります。

やりたくない場合は
”リクエストは引き受けていません”と、はっきり断言して
お断りしましょう。
理由をしつこく聞かれたりした場合は
「時間を確保できない」「自信がない」など、
適当な理由を付け加えて下さい。

なお、”他の人のリクエスト”を受けている場合に関しては
”リクエストは引き受けていません”だと、
「受けてるじゃん!」となるため、
「他のリクエストを受けていて時間がない」だとか、
「この内容だと書けない」だとか、
そういった理由で断るようにして下さい。

断ってもしつこい場合や逆ギレされた場合は?

ネット上には一定数、常識のない人間はいるものです。

リクエストを断ったのにも関わらず
しつこい場合や、逆ギレされた場合、嫌味などを
言われた場合は、
それ以上相手にする必要はありません。

リクエストのお願いをされて、
お断りした。
それ以上に話すことはないので、
スルーするか、スルーするのが面倒であれば、
(何でお願いされたかにもよりますが)
ブロック可能なものであれば、ブロックしてしまい、
関わらないようにしましょう。

スポンサーリンク

リクエストを受ける場合の注意点

リクエストを受けるような場合は
下記のような点に注意しつつ、
リクエストを受けるようにしましょう。

・いつ頃までに完成しそうかどうか
いつ頃までに完成するか、必要であれば話をしてみて下さい。
相手があまりにも「早い期限」を提示してくる場合は
お断りした方が良いです。
忙しい場合に関しては「いつになるかは約束できない」など、
期限を設けないようにすることもポイントです。
(※金銭の発生しない趣味の延長線上のリクエストの場合
そこまで固く期限を決める必要はないです)

・内容を保証できない点を伝える
「出来栄えは保証できない」ことはちゃんと伝えておきましょう。
無料で「クオリティの高い作品」を求めているような人もいます。
そこまでの出来栄えは保証できないことは
しっかりと伝えておき、
また”作り直し”などを求められても、そこまではできない、ということは
ハッキリとさせておくことです。

・自作発言されないように注意する
稀に、リクエストされて作った作品を
”まるで自分で作ったものかのように”言い出す人もいます。
「好きにしていいよ」とあなた自身が思うのであれば
別に何も問題はありませんが
「作ったのは自分だということ」をちゃんと分からせておきたい場合、
(たとえばツイッター用のアイコンイラストをリクエストされた場合など)は
自作発言されないように、アイコンに作者名を小さく入れておくなど
対応しておいた方が確実ですね。

途中で苦痛になるぐらいなら引き受けないように

「一度引き受けたリクエスト」を「やっぱり無理でした」も
別に、金銭が発生するリクエストではなく、
個人間のやり取りなら”自由”です。

ただし、それをやると相手とのトラブルに発展してしまう
恐れはありますので、
途中で苦痛になったり、やめたくなるぐらいであれば
最初から引き受けないようにする、というのがベストです。

依頼を”予防”する方法は?

リクエストの依頼自体を受けたくない!という場合は、
サイトや投稿サイトの場合は
”コメントを受け付けない設定”(サービスにより
出来るところとできないところがあります)にしたり、
SNSなどの場合は、鍵垢にしたり、
知らない人からの通知を受け取らない設定にするなどして、
対応していきましょう。

”感想”が欲しい場合、感想も受け取れなくなってしまいますが
感想も別に…という場合は、↑のように
コメント自体をシャットアウトしてしまうのも、一つの方法です。

プロフィール文などに”リクエストは受けていません”と
予め明記しておくのも、効果的です。

まとめ

ネットで作品などを投稿していると
リクエストされる可能性は実際にあることです。

ただ、リクエストは義務でも仕事でもありませんので、
やりたいなら引き受ける
やりたくないなら、しっかり断る。

これを、徹底していきましょう。

曖昧な反応だけは、絶対にしてはいけないことです。

タイトルとURLをコピーしました