Windows9ってあるの?8や10はあるのに9が存在しないのは何故?

この記事は約5分で読めます。

マイクロソフトの「Windows」シリーズは
定期的に新しい商品が発売されており、
この記事執筆時点では
最新のバージョンとなる「Windows 11」の
発表も行われました。

ウィンドウズは7以降、数字(8とか10とか)で
展開されるようになりましたが、
ここで疑問に思う人がいそうなのは
「Windows 9」ってないの?と、いうことですね。

確かに、7や8、10はよく聞いても、
ウィンドウズ9という名前は聞いたことがない!
という人も多いと思います。

実際のところ、ウィンドウズ9という商品は
存在するのかどうか、
その点について、解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

ウィンドウズ9は存在しない

結論を先に言うと
「ウィンドウズ9」という名前のOSは
この世に存在していません。

2009年1月にウィンドウズ7が登場し、
その後、2012年8月にウィンドウズ8が登場、
そうなってくると、当然次に登場するのは
「ウィンドウズ9」…と、言いたいところですが
何故かウィンドウズ9は飛ばされて、
2015年6月に発売されたのは
「ウィンドウズ10」でした。

その後の2021年には「ウィンドウズ11」が
登場するかたちとなり、
「ウィンドウズ9」は完全にスルーされた…
と、いうことになります。

そのため、この世にウィンドウズ8と10は
あっても、ウィンドウズ9という商品は
存在しないことになります。

どうして「9」は存在していないの?

ウィンドウズ8の次に、ウィンドウズ9が登場せずに、
ウィンドウズ10が登場したのは何故なのか。

色々な諸説がネット上に出回っていますが
あくまでもそれらは憶測に過ぎず、
メーカーからは、
「新世代のウィンドウズであることを表している」だとか
「あらゆるデバイスで包括的に動作する幅広いプラットフォームで
あることを示している」だとか、そういった説明が
されています。

簡単に言えば
10が「特別なウィンドウズ」だったということでしょう。

特別なウィンドウズである以上「9」という
半端な数字ではなく「10」という
一つの区切りになる数字をつけたかった、というのが
無難な答えなのではないでしょうか。

勿論、実際のところ、内側でどのような理由が
あるのかまでは分かりませんが、
当初は”これが最後のウィンドウズになる”などと
言われていたぐらいですし、
(結局、ウィンドウズ11が登場しましたが…汗)
一つの区切りである、特別なウィンドウズで
あったことは間違いないのではないでしょうか。

スポンサーリンク

ずっと数字だったわけではない

そもそも、ウィンドウズシリーズは
1から2、3、とずっと数字でやってきたわけではなく、
途中で数字ではない呼び方が使われていたこともあります。

振り返ってみると、
最初に登場した「1.0」の次は
「2.x」「3.x」と数字が順番につけられていましたが
その次が「NT」となり、この時、番号がつかない呼び方が
採用されました。

その後はしばらく発売される西暦が名前に
使われるようになり
「ウィンドウズ95」「98」「2000」という
順番で発売され、
それ以降はまた、数字ではなく「Me」「XP」「Vista」という
名前のウィンドウズが登場していました。

Vistaの発売後、その”次”にあたる
ウィンドウズ7から再び数字に復帰した形になりますね。

7以降は
7⇒8⇒10⇒11と、ナンバーが順番に
振られる形式となり、しばらくはこの名前が
続いていますが、また、かつてのように
急に違う名前がつく可能性も十分にあります。

そのため”絶対に数字であるとは限らない”と、
いうことになります。

8.1というものは存在する

ウィンドウズ9は、これまで説明してきた通り
「存在しない」ものになるのですが、
ウィンドウズ8と10の間に
「ウィンドウズ8.1」というものが存在しています。

これが一番「9」に近い数字のナンバーが
ついているものになりますね…。

ウィンドウズ8.1に関しては
ウィンドウズ8のバージョンアップ版的な位置づけに
なっており、2013年10月から提供が
開始されたものになっています。

ウィンドウズ8を持っているユーザーは
無償でアップグレードすることが
できるようになっていました。

この8.1の登場後、ウィンドウズ10が登場することになり、
現在はウィンドウズ10が現行のウィンドウズとして
展開されている、ということになります。

今後「ウィンドウズ9」が出る可能性は?

これは、まずないと思います。
7、8、10、11とわざわざ9を飛ばしたのに、
後から急に「ウィンドウズ9」などという商品を
出してしまえば、ユーザーの余計な混乱を
招くだけですし、そのようなことをする意味は
メーカー側にとってもないかと思います。

そのため、今後、今からウィンドウズ9という名前の
商品が発売されるようなことは、
基本的にはないのではないでしょうか。

あるとすれば、ウィンドウズ99だとか
(遠い未来の話ですが2099年に新発売のウィンドウズ…笑)
そういったものになると思います。
ナンバリングで9に逆行する可能性は、まずないでしょう。

まとめ

ウィンドウズの9は存在しません。

あるのは7、8、10、11です。
(※最近のもの)

ついついこういう数字の進み方をしていると、
「9」もあるのではないかと思ってしまいがちですが
ウィンドウズの場合は、9は存在しないということになります。

何故なのか、という話題については
色々な都市伝説的なものも出ているので、
興味があれば(真に受けず、話半分で)読んでみるのも
面白いかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました