運動会で熱中症にならないための対処方法!身の安全を守るために…

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学校行事の一つ「運動会」…。

しかし、運動会は場合によっては
秋などのまだ比較的暑い時期に行われたりするようなことも
ありますし、春に行われるような場合でも、日によっては
かなり気温が上昇しているようなこともあります。

そこで、心配なのが”熱中症”ですね。

運動会の場合、通常の体育の授業とは異なり、
”外にいる時間”は飛躍的に長くなりますから、
当然、熱中症のリスクは高まってしまいます。

そのようなことになってしまわないためにも、
運動会に参加する自分自身が気を付けることはもちろん、
ご家庭や学校側も、熱中症を起こさないように、注意していく
必要があります。

自分の身を守るためのポイントを、
しっかりと理解しておきましょう。

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熱中症を甘く見てはいけない。最悪の場合は身の危険も

熱中症を甘く見てはいけません。
例えば「今までの運動会は大丈夫だったから」と考えているのは油断です。

その日の気温・湿度などの条件はその日ごとによって
違いますから”今までの運動会”と同じ条件ではありませんし、
自分の体調などによっても、そのリスクは大きく上下します。

また、熱中症は私も一度経験がありますが、
”急に”来るものです。
それまで平気だったのに、本当に”いきなり”来ます。

私は運動会ではなく、小さいころに学校の朝礼の終盤に
急に体調不良になり、保健室に運ばれましたが、
運動会のほうが、さらにリスクは高いです。

幸い、私はなんとか平気でしたが、人によっては
「あれ?何か変だな」と思ったような瞬間に
意識を失ったり、病院送りになったり、最悪の場合命を落とす
可能性もないわけではないので、
熱中症を甘く見てはいけないのです。

”今までの運動会では大丈夫だった”は通用しませんし、
”自分が熱中症になるわけがない”というのは甘い考えです。

そのような考えをしてしまわないよう、注意しましょう。

水分の補給をしっかりと行う

運動会の最中には、水分の補給をしっかりと行うことです。
水やお茶、スポーツドリンクなどで、
(学校のルールでそれ以外のものはNGだと思いますが)
水分を補給していきましょう。

そのため、学校に来る前にちゃんと”十分な量の飲み物”が
入った水筒を用意しておくことです。
水筒を忘れたりしてしまって、結果的に
”飲み物を飲まないで運動会に参加する”などということが
あると、非常に危険ですので、
そのようなことになってしまわないよう、
必ず水筒に十分な量の飲み物を入れて、
運動会に臨むようにしてください。

親に準備してもらう場合は、
しっかりと親に伝えておきましょう。

水筒の飲み物が不足した場合、
高校などの場合、飲み物を自動販売機で購入したり
することもできる学校もあると思いますから、
購入するなど、とにかく”水分を補給”するようにしましょう。

稀に”トイレに行きたくなってしまうと困るから”と
水分補給を控える子もいますが
これは非常に危険なので、注意です。

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日陰にいることができるなら日陰にいる

学校によっては”ここに椅子を置いてここで座って見ていなさい”
というような感じで
自分で好きに移動できないような場合もありますが、
学校によっては、自分たちが参加する種目以外は
ある程度自由に行動できるような場合もあります。

その場合は、なるべく直射日光の当たるような場所ではなく、
日陰に移動するなどして、うまく対策をして下さい。
当然、日陰にいるから熱中症にならない、ということでは
ありませんが、熱中症になるリスクを
少しでも下げることはできますので、
しっかりと対応していくようにしましょう。

暑さ対策グッズを用意する

学校によりルールは異なりますので
学校のルールに従う必要はありますが、
可能であれば”暑さ対策”になるグッズを持ち込む、ということも
大事なポイントの一つになります。

うちわ・扇子などを持ってきて良いのであれば
そういうものがあるだけでも大分変りますし、
濡れたタオルや保冷剤などの”冷やすもの”も
ある程度は力になります。
(保冷剤などの場合はすぐに溶けてしまうので、時間は限られますが)

学校のルールの範囲内で持ち込み可能な
暑さ対策グッズはしっかりと用意しておくと、
熱中症のリスクを下げることができます。

体調管理をしっかり行う

体調が悪い状態と、体調が良い状態…
気温や湿度など、他の条件が全く同じだったと仮定した場合、
熱中症になりやすいのは、当然「体調が悪い状態」です。

体調が悪い状態で運動会に参加すれば
自分が熱中症になったり、体調を崩したりするリスクも
高めてしまうことになりますから、
そのようなことになってしまわないように、
自分の可能な範囲で、体調管理もしっかりと
行っておきましょう。

例えば”寝不足”にならないように、
運動会の前日に夜更かしをしたりしないようにしたり、
朝ごはんを抜いてしまって、空腹の状態で
運動会に臨んだりしないようにしたり、という
自分でカバーできる範囲内で体調管理を行うことも大事です。

また、もしも当日、風邪を引いていたり、
風邪は引いてないけれど、何らかの理由で体調が悪い、
という場合は絶対に無理をしないようにしてください。
体調不良の状態で運動会に出るようなことがあれば、
熱中症になってしまう可能性も
飛躍的に高まってしまいます。

当日、体調が悪いな…と感じた場合は
無理をせずに、学校に行く前に親に伝えたり、
学校に到着してから体調が悪くなったりした場合は
無理をせずに先生にそのことを伝えるようにすることが
何よりも大切です。

我慢して運動会に出れば
最悪の場合、命を落とす可能性もあります。
命を懸けてまで、運動会に出る必要はありませんので、
本当に体調が悪い場合は、素直にそれを伝えるようにしてください。

例えば、運動会の間、校舎内などで
休んでいたとしても、欠席にはならないはずです。

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途中で体調に異変を感じたら…?

運動会の最中に少しでも体調に異変を
感じたらすぐに先生に伝えるなどして
出来る限り涼しい場所で休むようにしてください。

くれぐれも「次は自分の出番だから」だとか
そういった理由で無理をするようなことが
あってはいけませんし、
それをしてしまうと、最悪の場合は倒れます。

”熱中症による異変”を感じた段階では
既に危険な状態に突入しているため、
必ず、無理をせずに先生に相談し
休むことが大切です。

もしかしたら”熱中症じゃない理由”で
体調不良になっている可能性もありますが、
それでも、とにかく先生に相談して
一度休むことが大切になります。

休んだ後はどうすれば?

一度体調不良になってしまい、
休んだ場合は
保健室の先生や、担任の先生などに相談しながら
どうするかを考えて下さい。
十分に回復しないうちに、再び炎天下の中に
戻っていくようなことがあれば、
場合によっては再び危険な状態に陥ることになります。

そのようなことになることを回避するためにも、
一度体調が回復しても、
今回の運動会は大事を取って、保健室で休む…など、
その時に応じた適切な対応をするようにしてください。

まとめ

運動会では実際に熱中症を起こすような事例や、
命に関わるような事例も起きています。
そういった事態になってからでは
本当に遅いので、
熱中症になってしまうリスクを
”少しでも下げる”ということは
とても大事なことになりますし、
無理をしないようにする、ということも
よく、自分の中で覚えておく必要があります。

熱中症は本当に”急に来る”ので、
絶対に油断しないようにしましょう。
何かあってから後悔しても、遅いです。

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