テレワークできない仕事はどんな職種?探せばたくさんある!

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テレワーク…。
在宅で勤務することですが、
全ての業種でこれができるわけではありません。

テレワークをすることができる立場の人は
簡単に「テレワークにすればいいじゃん」みたいな
考えの人もいるかもしれませんが、
どう考えても、直接その場に行かなくてはできない仕事、
というのもこの世の中にはたくさん存在します。

どんなことがあったとしても
テレワークをすることができない仕事、というのもある、と
いうことはちゃんと理解しておいた方が良いでしょう

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テレワークは無理!それはどんな職業?

テレワークが活用できる会社は
どんどん活用していけば良いと思いますが
残念ながら「テレワークは無理!」という業種も
この世の中にはたくさん存在します。

”少しだけでしょ?”と思う人も
いるかもしれませんが、
少しどころではありません。

これから挙げるような職業の人はもちろん、
細かい職業も含めれば
かなりの数、テレワークをすることができない人、
というのは存在しているのです。
むしろ、現実的にはテレワークにすることが
できる職業のほうが”少ない”と言ってもいいでしょう。

そして、そういった人たちのおかげで
自分たちの日常生活が成り立っている、
ということも、しっかりと理解は
しておいたほうがいいですね。

では、テレワーク不可能な業種を
ご紹介していきます。

接客業

接客業がテレワークをすることは
不可能です。
お店の品出しや入荷もそうですし
接客もしなくてはいけません。

各種販売店もそうですし、
テーマパークなどの接客もそうですが、
これらの仕事を自宅から
行うことはできません。

遠い未来、人間の身体と同じような
細かな動きが出来て、完全に遠隔操作できるような
ロボットが出来れば話は別ですが、
そうでない限り、接客業で
テレワークを導入することは不可能でしょう。

モノを販売するようなお店以外にも、
理髪店だとか、その他”他人と関わってサービスを提供する”
ような業種に関しては
テレワークするわけにはいきませんから
この時点で、既にテレワークできない人、
というのはかなりの人数に上ってきます。

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医療関係者

医療関係者も、テレワークを行うことは
ほぼ不可能でしょう。
特に、患者さんと少しでもかかわりを持つような人は
やはり、病院に直接いなくてはどうすることも
できませんから、
テレワークは難しい職種です。

最近はオンライン診療などという動きも
ありますが、それでも、重症な方や
体調不良の原因がはっきりしない方など、
オンラインだけでの対応には限界もありますから、
直接生身で患者さんと対面する必要が
ある、というのは事実かと思います。

これも、人間と全く同じ動きや機能を持つような
ロボットが完成すれば解消されるかもしれませんが
そんなこと、現代では不可能なので、
医療関係者のテレワークは現状、困難です。

病院だけではなく、介護関係者なども
同じことで、テレワークで介護はできませんから、
やはり、実際に人の力が必要になってきます。

交通機関関係者

公共交通機関で働いている人は
テレワークは困難です。
その乗り物に実際に乗っていなければ
運転できませんからね。

事務方などは場合によっては
可能かもしれませんが
運転手そのものがテレワークをすることは無理でしょう。

バス、電車、タクシー、飛行機、船…
あらゆる交通機関は、”運転手”が
いなければ基本動きませんし、
電車の駅や空港などなど
そういったところに対応するスタッフも
テレワークを行うことはできません。

そのうち、運転が全自動化されるのかもしれませんが
されるとしても、これは遠い遠い未来の話
でしょうから、今の時点で運転手が
テレワークを行うことはできません。

運送関係者

運送業も、テレワークなんかできません。
人間がトラックなり、なんなりを運転して
運ばない限り、荷物は運べませんし、
発送するにも、センターなどで振り分けするにも
とにかく人がその現場に必要になります。

在宅じゃ、荷物は運べませんから
運送関係の人が、テレワークをすることは
現状、ほぼ不可能です。

無人の輸送なども、遠い未来には
可能になる可能性も高いですが、
今の時点では、それは不可能なことですし、
モノを運ぶには、人間が直接現場で
動く必要があります。
物流は、一般の人にとっても
本当に大事なものですから、
こういう人たちのおかげで
自分も含めて日常生活が成り立っている、
ということは忘れてはいけません。

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製造業・工場など

これも、テレワークできる人間は
本当に限られている業種です。
機械で製造できるようなものでも、
やはり人間が現場にいない限り
完全にコントロールすることは
難しいですし、生産された商品などを
発送するにも、やはりこれは
”現場に人間”が必要になってきます。

これが止まってしまうと、いろいろなものが
各地にいきわたらなくなってしまいますから
テレワークにすることはできませんし、
直接的な人の力が必要になってきます。

警察・消防

警察と消防もテレワークは
難しいでしょう。
テレワークで犯人を逮捕できるのか?と
言われればできませんし、
テレワークで火災を消火できるのか?と
言われればこれもできません。

学校関係者

学校関係者もテレワークは難しいでしょう。
仮にできたとしても、ごく一部かと思いますし、
完全にオンライン授業になればともかく
なかなかそういう準備が整っているところは
ないと思いますから、
現場に直接足を運ぶことになるかと思います。

学校に限らず、直接対面して教える現場は
テレワークに変更するのは、
無理があることです。

中小規模の会社・個人事業主

中小規模の会社の場合、
テレワークに対応できるような仕事内容で
あったとしても、テレワークに移行することは
難しい場合があります。

理由としては単純に「金がない」
ということですね。

テレワークをするためには、
それなりの出費が必要です。
一度テレワークできる環境を整えれば
コストはそれほどかからないとは思いますが
最初は、各社員に、仕事できる環境を
会社が準備しないと、
仕事できない社員も出てくるでしょうし、
自宅で仕事させるには
セキュリティの対策なども必要になります。

対策できないまま無理やりテレワークに
以降すれば、個人情報や社内内部の情報などの
流出や大きなトラブルにつながる可能性もあり、
お金がないと、なかなか移動できないのも事実です。

個人事業主にしても、これは同じことですね。

テレワークに簡単に移行できるのは
ある意味で”ある程度余裕のある企業”になります。

探せばいくらでもある

テレワークさせないのはなぜだ!みたいな人もいますが
させないのではなく「できない」職業、会社なんて
探せば本当にいくらでも存在します。

自分の職場がテレワークできるからと言って
”出来て当たり前”みたいな考えになってしまうことは
非常に偏った考え方ですし、
他の立場になって考える想像力が
かなり欠落していると思いますから、
注意しましょう。

すぐに「テレワークにしろ!」とか
「なんでテレワークにしないの!」ではなく、
”どうしてその職業が、その会社がテレワークにならないのか”
ということを冷静に考えてみることも大切です。

したくても、できない会社なんて
いくらでもありますからね

まとめ

テレワークできる職業は限られています。
私も接客業でしたが、
自分の身体とまったく同じように細かい動きまで
遠隔操作できる人型ロボットでも誕生しない限り
テレワークは無理でしょう。

また、そんなものができたとしても
私が店長をやっていた会社にはそんな金銭的余裕が
ありませんでしたから、導入もできなかったと思います。

つまり、無理なモノは無理なのです。

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