なかなか定時で上がることのできない業種はどんな仕事?

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定時で帰りたい…

そんな風に思っている人も
多いかと思います。

残業してお金をたくさん稼ぎたい人もいれば
仕事をするなら定時で帰ることのできる
仕事の方が良い!
という人もいるでしょう。

もしも定時で帰りたい場合に関しては
定時で帰れる可能性の高い職場を選ぶ、
ということも大切なポイントの一つになります。

全ての職場がそうであるとは限りませんし、
定時で帰れる可能性の低い業種であっても
必ずしもそうとは限りませんが、
残業をできるだけしたくないのであれば
仕事を選ぶ上で、そういった部分も
一つの参考にしてみる必要はあるかと思います。

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帰りにくい業種とは?

”定時”でなかなか帰ることのできない職場
というのもザンネンながらそこそこの数
存在しますし、
中には当たり前のようにサービス残業が
蔓延してしまっているような職場が
世の中にはたくさんあるのも事実です。

業種が全てではありませんが
世の中には定時で帰りにくい仕事、
立場、職種というものがあるものです。

そういったものを避けても、
結局はその職場や上司次第、ということも
ありますが、それでも
これから紹介するような職種や立場では
”定時で帰ることのできる可能性は低くなる”
ということは覚えておいた方が良いでしょう。

接客業・サービス業

まず、接客業・サービス業…
お客様が絡む系統の仕事の場合
「定時に帰る」ということは
非常に難しいのが事実です。

例えば、お店の店員なんかだと、
クレームが入ったり、
定時の直前にお客さんの嵐がやってきたりすれば
それでもう定時に帰ることは
出来なくなってしまう可能性があります。
また、サービス残業なども当たり前のように
行われている業種であり、
定時だとか祝日・休日などとは縁の遠い職業で
あるのも事実です。
定時帰りはかなり厳しいと言えるでしょう。

また、店長クラスになればなおさらのこと
厳しい環境に置かれることになります。
過労で倒れてしまったり、鬱になってしまうような
店長も私は知っていますし、
上に行けばいくほど、酷使され
サービス残業されるような、そんな環境に
身を投げ入れることになります。

そして、お店でなくても
お客さんを相手にする職業、というのは
定時からほど遠いものです。
保育士さんなどもそうですし、介護士の方もそうです。
また、テーマパークだとかそういった場所でも
そうですし、今、名前が挙がらなかったものでも
そうですが「お客様」が存在している業種、
誰かにサービスするような業種では
定時にぴったりと帰る、ということは
非常に難しいのです。

何かトラブルが起きれば、帰宅時間は遅くなりますし
クレームが入ってもそこまでですし
人手不足などで思うように帰れないケースもあります。

とにかく、サービス業や接客業は
時間通りに帰ることが難しく
「自分個人の問題」以外の部分で
仕事時間が伸びたり、急に仕事が
入ったりする可能性もあるのです。

そういった意味では
接客業・サービス業は
定時で帰ることは非常に難しい職種であり、
定時に帰りたいのであれば、
これらの職種は避けることが
望ましいと言えます。

もしもサービス業の世界に足を
踏み入れるのであれば
そういった面は覚悟しておかなくてはいけません。

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自営業・個人事業主

自営業や個人事業主の人は、
そもそも”定時”というものが存在しません。

自由にできるからいいんじゃないの?と
思う人もいるかもしれませんが、
それが逆に落とし穴でもあるのです。

自営業や個人事業主の世界は
足を踏み入れてみると
分かるかと思いますが
そう簡単なものではありません。
安定した収入を得ている人間など
本当にごくわずかなのです。

実際には厳しい環境で毎日のように
苦しい商売を強いられている人も多く、
そうなってくると
定時どころか、
自分のプライベートを投げ打ってでも
仕事をしないと生活すらできないような
状態になってしまうこともあります。

確かに自由はありますが
本当の意味で自由にできるのは
限られたごく一部の人間であり
多くの個人事業主は、
なかなか先の見えない状況に
苦しむことになってしまいます。

また、自由にできるがゆえに
プライベートと仕事の区別が
曖昧になってしまうようなこともありますから
その点に関しても、注意をした方が良いですね。

責任のある立場

定時で帰れるような会社でも
自分が出世して、責任のある立場に
進んで行くにつれて、だんだんと帰りにくくなってしまう、
ということは実際にあるかと思います。

出世すればするほど、仕事の時間が長くなってしまい
定時も曖昧になり、
結果的にプライベートが犠牲になってしまうこともあります。

出世は出世で良い部分もあるかと思いますが
”それが全て”ではないと言うことは
覚えておかなくてはいけませんし、
出世の話が来た際には、
自分の人生にどのような変化が生じるのか、
ということもしっかりと考えて
決断した方が良いと思います。

何かトラブルが起きれば責任を負うことになりますし
急に職場に呼ばれるようなこともあるかと思います。
そういった点も頭の中にはしっかりと
入れておかなくてはなりません。

世間に顔や名前が売れる仕事

世間に顔や名前が売れる仕事…
これは、プライベートとの境界線が
曖昧になることも多いと思いますし、
”定時”というのはなかなか難しいでしょう。

普通に外出していても声をかけられたり
有名になれば週刊誌にマークされていたりと
そういったこともあるでしょう。

芸能人・スポーツ選手…そういった、
”顔”が世の中に出るような仕事の場合は
”定時”云々ではなくなる、ということは
覚えておいた方が良いでしょう。

全体で見れば少数派ではあると思いますが
もしも顔を全面的に出すような仕事を
するのであれば、その覚悟は
しておかなくてはいけませんし、
定時にこだわるのであれば
そういった仕事は選ばないべきでしょう。

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ブラック企業

どんな職業でも、ブラック化している会社・職場が
存在するのは事実です。
そういった場所では、
定時なんて当然、無視されることになってしまいますし
残業も”サービス残業が当たり前”という
そういう過酷な環境に放り込まれることに
なってしまうでしょう。

事前にどの会社がブラック企業か、
100パーセント知ることは難しいです。
有名なブラック企業であれば回避することも
できるかと思いますが
あまり表に出ていないような
隠れブラック企業もありますし、
企業全体としては問題なくとも
一部の部署だけがブラックなこともありますから、
なかなか入社前にその会社がブラックかどうかを
突き止めるのが難しい、というのは現実です。

定時で帰れない場合は?

まったく残業がない会社、というのも
なかなか珍しいですから、ある程度は我慢しないと
いけないかと思いますが、
どうしても耐えられない場合、
その会社にしがみついても
「その状況」は変わりません。

場合によっては
退職・転職を考えなくては
いけないようなことも出てくるでしょう。

しっかりと自分の将来を考えつつ、
無理をしない範囲で行動することが
大切なポイントのひとつになってきます。

まとめ

定時で帰りたい!という場合は
定時で帰ることのできるような
業種を選ぶことも大事なポイントになってきます。
少なくとも接客業や自営業は
なかなか定時、ということは
難しい職業であることを覚えておきましょう。

ただし、どんな業種でも色々な会社や
その中でも細かい職種がありますから
100パーセント定時で帰れるのか?と言われれば
答えはNoです。

程よい加減ができる会社を見つけ出す、
ということはとても難しく、難易度の高いことなのです。

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