学校行事の修学旅行では
行先にもよりますが”飛行機”に乗っての移動を
伴う場合もあります。
例えば、行先が北海道だったり、沖縄だったりする場合、
本州の学校からの修学旅行である場合は
飛行機を使うようなケースが多いでしょう。
ですが、”飛行機”には小さい頃から家族に連れられて
乗ったことがある人もいれば、
乗る機会がなく、修学旅行で初めて飛行機に乗る!という人も
いるかと思います。
初めて乗るような場合だと、”飛行機に乗るのが怖い”と
感じるような人もいると思いますし、
中には”飛行機に乗るぐらいなら修学旅行に行きたくない”と
そんな風に思ってしまうような人もいるのではないでしょうか。
そんな、修学旅行で飛行機に乗るのが怖い!と思う人向けに
色々なポイントを解説していきたいと思います。
怖いと感じるのは恥ずかしいことではない
誰でも、”初めて”のものには恐怖を感じることですし、
”飛行機が怖い”と感じることは
別に恥ずかしいことではありませんし、
臆病とか、そんなこともありません。
今までに一度も飛行機に乗ったことがない、
あるいは乗ったのが小さい頃すぎて覚えていない人にとっては、
飛行機が怖いと感じるのもムリもないことです。
また、飛行機は墜落や事故などがあると
大きなニュースになりやすく、
そういったインパクトが残っていて
怖いと感じる人もいると思います。
そういった反応はごくごく自然のことなので、
必要以上に気にする必要はありませんし、
”飛行機を怖がることは別におかしなことではない”ので、
その点は安心して下さい。
ただ、怖いままの気持ちで修学旅行に行くことは
気持ち的にも辛いと思いますし、
やはり不安だと思います。
そんな方のために、この先では色々なポイントを
ご紹介していきます。
飛行機の事故の可能性は低い
もちろん、飛行機も事故の可能性は”0パーセント”ではありませんが、
極端に危険性が高いということではなく、
”ほとんどの飛行機は何事もなく離陸して着陸している”というのが
現実です。
実際のところは、電車でもバスでも車でも自転車でも
事故は起きていて、どんな乗り物であっても
事故の確率は0パーセントではありません。
寧ろ、事故の件数としては車とか自転車とか、
そういったものの方がはるかに多いのです。
ですので、”数字上の話”をするのであれば
飛行機の事故の件数や確率が極端に高いということではなく、
飛行機も十分に安全性のある乗り物なのです。
ただ、飛行機の場合はその”数少ない確率”の事故が起きると
場合によっては多くの犠牲者が出たりしますし、
飛行機の事故は”犠牲者0”の事故でも、
どうしてもそれが大きく報道されることが多いために
やはり印象に残りますし、見る人の中でインパクトが強くなりがちです。
他の乗り物と比較しても極端に事故率が高いわけでは
ありませんし、比較する乗り物によっては
統計上、飛行機の方が安全な場合もあるぐらいに
飛行機は安全な乗り物なのですが、
どうしても事故が発生してしまった際のインパクトが
強いために、飛行機=怖い、というイメージがつきがちで、
そういった点からも苦手意識を持ってしまっている人は
多い乗り物になるのです。
ただ、電車や自転車、車などと比較しても
特別危険な乗り物ではないので、
普段、そういった乗り物に乗っているのであれば
全然気にする必要はありません。
勿論、事故に遭う可能性は0.0%ではなく、
ごくわずかな可能性とは言え、そういうことはあるわけですが、
それは電車や自転車でも同じことですから、
数字上の話で言えば飛行機だけを特別怖がる必要はない、
ということになります。
実際に乗るとどんな感じなの?
飛行機に乗ったことがない人だと、
”遊園地の絶叫マシンみたく、ふわっとするような怖い感覚が
あるんじゃないの?”とか、そういう不安を抱く人も
いるかと思います。
これに関しては、私も小さい頃、
修学旅行を迎えるまで飛行機に乗ったことがなく、
少し恐怖心を抱きながらの初飛行機でしたが
”思ったよりも安定している”感じで、
特に晴天であれば、かなり安定しているので
窓際でなければ”空を飛んでいることも忘れる”ぐらいの感じでした。
(行きは悪天候だったのでそれなりに揺れはありましたが
それでも遊園地の絶叫マシンのような感覚はありませんでした)
”思ったよりも恐怖感はあまりない”ので、
修学旅行を前に、飛行機に恐怖を抱いている人の
参考になればと思います。
座席を調整してもらう
どうしても怖い場合、修学旅行の際の
飛行機の座席を先生などに相談して
”調整”してもらうこともひとつのポイントになります
と、言うのも元々通路側や、機体内の真ん中の座席であれば
良いのですが、左右の窓際の座席となると、
”外”が窓から見えますので
”空を飛んでいる”ということを強く実感できてしまいますし、
苦手な人からしてみれば、やはり”外の景色が見える”ということは
恐怖以外の何物でもないでしょう。
そのため、座席を通路側など”窓からできるだけ離れている場所”に
して貰うことで、恐怖を和らげることができます。
私も修学旅行の際には座席が最初から通路を挟んで真ん中
(窓から最も遠い)の座席だったために
ほとんど窓の外の景色が見えることがなく、
先程も書いた通り、空を飛んでいる状態であるという実感も
あまりないまま、飛行機の旅は終わりました。
ですので、もしも飛行機に対する恐怖心が
どうしても強い場合に関しては先生などに相談して
座席を変えてもらうなどの対応をしてもらうと
良いかと思います。
(元々座席が窓の側でなければ、特に何もする必要はありません)
怖がっている子を探す
自分のクラスメイトや同級生など、
一緒に修学旅行に行く人の中に、
自分と同じように”飛行機を怖がっている人”はいないかどうかを
探してみる、というのも一つの方法です。
もしも、同じような気持ちの人がいれば
色々と怖い気持ちを吐き出すこともできると思いますし、
少しは楽になることもあるかもしれません。
また、先生や親、兄弟などでも
話を聞いてくれる人がいれば、
飛行機が怖いという気持ちを吐き出すだけで
多少は楽になると思いますから、
一人で抱え込まないようにする、ということも
大事なポイントになります。
どうしても恐怖心が強すぎる場合は?
飛行機に対する恐怖心がどうしても強すぎて、
例えば修学旅行のことを頭に浮かべると、
日常生活がままならないレベルだったり、
飛行機に乗ったらパニックを起こしてしまいそうなほどの
恐怖心を持っていたり…
そういう状況の場合に関しては、
そのまま無理に修学旅行に行くことが
逆にマイナスになってしまう可能性も否定はできません。
どうしても、どんな風に考えても
飛行機が怖くて無理かもしれない、と言う場合は
保護者の方や先生に相談してみるようにしましょう。
”じゃあ、修学旅行は休みでもいいよ”とは
ならないかもしれませんが、
そこまで飛行機に対する恐怖が強く、
日常生活に支障が出てしまう状態だと、
自分にとっても良くありませんので、
周囲に相談してみることをおすすめします。
まとめ
修学旅行で初めて飛行機に乗る…!という人は
少なからず恐怖心を抱く人もいると思いますし、
それは仕方のないことです。
飛行機に対する恐怖心がどうしても強い場合は
上のようなポイントを理解したり、
対処法を試しながら
少しでも自分の中で安心して、
修学旅行に出発できるように、上手く考えていきましょう。
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