ニンテンドースイッチの値下げはいつ?普及の面では値下げは必要?

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2017年3月に発売された
”ニンテンドースイッチ”が値下げされることは
あるのかどうか、
”値下げ”は今後の普及をしていく上で
必要なのかどうか、
この点を詳しく解説していきます。

ゲーム機と言えば、
通常、発売後しばらくすると”値下げ”されて、
更なる普及拡大を目指すことも多いものですが、
ニンテンドースイッチの場合はどうなのか、
見ていきましょう。

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今までに「値下げ」されたことは…?

ニンテンドースイッチは、
2023年時点ではまだ、値下げされたことは一度もなく、
発売当初から同じ定価で販売されています。

プレイステーション5やXBOXSeriesのように
値上げしてしまう、などということも
今のところはありませんが、
値下げも行われていない、という状態ですね。

唯一、テレビ接続が出来ないバージョンの
「ニンテンドースイッチLite」は、
最初に発売されたモデルの定価よりも安く発売されましたが、
これは純粋な値下げとは少し違いますし、
テレビに接続できないため、
値下げというよりかは、機能を省いた別物という感じなので、
”値下げ”とは言えないと思います。
(例えばプレイステーション3や4などのように
基本的な機能はそのままで新型(薄型)が出て値段が安くなるなら
値下げと言えますが、スイッチLiteの場合はどちらかと言うと
”別の商品が出た”という感じです)

では、今のところ値下げが行われてない
ニンテンドースイッチですが
今後、通常モデル、あるいはLiteや有機ELモデルが
値下げされることはあるのかどうか、
それを見ていきましょう。

値下げの可能性は「低い」

ニンテンドースイッチが今後値下げされる可能性ですが、
現時点では”限りなく低い”というのが、
答えになるかと思います。

と、言うのもニンテンドースイッチは
2017年に発売されて以降、一度も値下げされていませんし、
値下げをせずとも、相当な勢いで売れ続けています。

既にハードとしては、通常であれば末期の位置付けになる
6年以上が経過しましたが
(※例えば前世代機のWiiUは2012年12月発売でしたが、
スイッチと同じ6年後を見ると2018年12月で、
とっくに後継機(スイッチ)が登場していて
WiiUは市場から徹底している状態でした)
まだまだ現役で、しかもPS5よりも売れている週も多い
(PS5の品薄が解消された直後は逆転していましたが)状況で、
その勢いは衰えていません。

”値下げしなくても十分に売れている”という現在の状況を考えると
”今更値下げする必要はない”と、言うことになるかと思います。

買う側としては当然、値下げされた方がうれしいことではありますが
”値下げ”は、今の価格でも十分に売れている状況であれば
”本来はする必要がない”(メーカー側からすれば)ものですし、
値下げをすれば多少なりとも不満を感じる人(直前に買った人など)も
出てくるので、
”値下げしなくて済む”のであれば、その方が
売る側からしてみれば、助かることですし、
わざわざ”今売れているのに値下げをする”とは
考えられにくいです。

”ここ6年一度も値下げしていないこと”
”未だに売れ続けていること”から、
値下げの可能性は限りなく低いと言えるでしょう。

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競争する必要性も、現時点では「ない」

ゲーム機は競合他社のゲーム機との競争で
値下げをするようなことも、以前は特に、よくありました。

確かに”ライバルより高い”状態だと、
売上にも影響は多少なりとも出てきますからね。

しかしながら、現在の競合機である
プレイステーション5とXBOXSeriesは「スイッチより高い」(XBOXの「S」は例外として)
状態で、特にプレイステーション5は
ゲーム機の歴史で見ると”ゲーム機としては異常に高井”状態です。

つまりは”スイッチが最安価格”であり、
他機種との競争で値下げをする必要も、
今のスイッチには「ない」と、いうことですね。

唯一「XBOXSeries S」だけは、スイッチと同じぐらいの
価格帯ではありますが、
日本国内市場において、売上数字を客観的に見るならば
現状「XBOXは全く相手にならない」状態なので、
スイッチからすれば張り合う必要もまるでなく”放置”で良い、というのも
現実的なところです。

一方のPS5はスイッチからはかけ離れた高額な価格設定のため、
これもまた、価格面で相手にする必要はなく
”価格で競争している相手がいない”ことも、
値下げが行われない理由の一つであると考えられます。

以前より任天堂は値下げに消極的

任天堂ハードは「ゲームキューブ」の頃ぐらいまでは
よく値下げされていましたが、
Wii以降は値下げも減り、
Wiiは一度値下げされただけ、
後継機のWiiUは売上がかなり厳しい状態だったにも関わらず
値下げなし、という流れを辿っています。

それ以前は意外と値下げをしていましたが、
Wii・WiiUと同時期に展開されたニンテンドー3DSが
スタートダッシュに失敗して、発売して1年も経過しないうちに
大幅に値下げ、お詫びソフトまで配信する事態になってからは
”なるべく値下げをしないように”しているように思えます。

確かに、最初から価格設定を間違えさえしなければ、
”先に買った人が損をする”ようなことになる値下げは
できれば避けたいのがメーカー心理でしょうし、
近年では、任天堂は”最初の価格設定”を慎重に行うことで、
以降の値下げをなるべく回避するようにしているように見えます。

逆に、プレイステーションは比較的
値下げが多く、プレイステーション5も恐らくは
いずれ値下げされるものと思われます。
(2023年5月時点の定価6万(デジタルエディションは5万)では、
これ以上の普及は難しいでしょうからね)

もしも値下げされるとすれば…?

ここまで書いてきた通り、私は
”ニンテンドースイッチの値下げはない”と
考えていますが、
下記のようなことが起きれば、
可能性としては”少し”は、あるとは思います。

・PS5が想像以上に値下げした
PS5の値下げは、私としてはいずれあると思いますが
この値下げが仮に3万円台前半~中盤まで下げて来るような場合、
スイッチも競合のために値下げする可能性は少し高まると考えられます。
一方、XBOXの値下げの場合は現状では、スイッチの値下げのトリガーには
なり得ないと思います(売上が国内では厳しいため)

・スイッチの後継機が登場した場合
ニンテンドースイッチの後継機が発売後
”まだ”ニンテンドースイッチも一緒に展開していく場合は
値下げする可能性はあります。
これまで、任天堂は据置機の場合は特に”次”が出たら
前のハードはすぐに役割を終えていることが多い(64以降は特に)ので、
スイッチもそうなるかもしれませんが、
もしも”次”と一緒に展開していく場合は、値下げがある可能性も0ではありません

・急激に失速した場合
現状、好調なスイッチですが、売上が”急激に失速”した場合
値下げに踏み切る可能性はわずかですが、あるかもしれません。
ただ、あれだけ不調なWiiUも値下げしませんでしたし、
発売からの年数を考えると
”急激に失速した場合後継機の投入”の方が可能性としては高いような
気はします。

まとめ

スイッチは既に十分に普及しており、
未だに売れ続けている状況です。
(例えば現時点の最新(2023年4月)も、スイッチが国内では
 一番売れています)

既に十分普及している+売れ続けていることから
普及するために”値下げ”の必要は全くなく、
ゲーム機を展開する戦略上で考えても
”今、値下げしても意味がなく、値下げの可能性は低い”と、
考えられます。
(逆に値下げしても売上はそんなに伸びないと思います)

ですので、恐らくはこのまま、値下げなく
スイッチは後継機にバトンタッチ(数年後?)すると
考えられます。

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