ニンテンドースイッチ2登場後も、
ニンテンドースイッチ2版とニンテンドースイッチ1版が
両方登場するソフト(あるいはSwitch1版のみ)も
非常に多く、
まだまだSwitch2専用のソフトは限定的です。
これは、プレイステーション4からプレイステーション5に
切り替わる時にも見られた現象で、
今後、数年間はこのような状況が続くものと見られます。
そんな、Switch2とSwitch1版が同時発売されるソフトの大半は、
その売上を見てみると
”Switch1版の方が圧倒的に売れている”というのが現状で、
Switch2版の売上はまだまだ低い状態です。
では、どうしてSwitch1版の方が売れるのか、
この点を解説していきます。
次世代機発売直後は”普通”のこと
まず、ゲーム機において、
次世代機発売直後に、
次世代機版と前世代機版が同時発売された場合
(縦マルチ、と呼ばれる方式ですね)
基本的には「前のハード版」の方が売れるのが
一般的です。
ですので、「ニンテンドースイッチ2」と、
「ニンテンドースイッチ1」の場合、
両方に同時発売されるタイトルは
”Switch1版の方が売れる”ということになります。
これはSwitch1とSwitch2が特別なわけではなく、
近年のゲーム機では特にその傾向は強く、
PS4⇒PS5の時代においても、
PS4版とPS5版に同時発売されるソフトは
PS4版の方が圧倒的に売上が高い状態が続いていました。
そのため、これは特別なことではなく、
Switch2版とSwitch1版が同時発売されるソフトの場合、
”Switch1版の方が売れるのが普通”と、いうことになります。
実際の売上を見てみても…
実際にSwitch2版とSwitch1版が同時発売されたタイトルを見てみると、
「龍の国ルーンファクトリー」は、
Switch1版が45703本、Switch2版が10877本と、
その差はかなりの差になっています。
また「RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚」に関しても
Switch1版が21146本、Switch2版が5783本と、
やはりルーンファクトリーと同じ程度(大体4倍ぐらいになる)の
売上比率となっています。
「たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま」も
Switch1版が10万2289本、Switch2版が26396本となり、
比率としては同じぐらいの割合となっています。
このように、まだまだSwitch2版は売上は低く、
新作の大半の売上はSwitch1版の方になっている状況です。
なお、”Switch2にアップグレードできるから
Switch2ユーザーも1版を買っているのでは?”という人もいると思いますが
「アップグレード不可」の
「RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚」の売上比率が
たまごっちやルーンファクトリーとほとんど変わっていないところを見ると、
あまり”アップデートできるからSwitch2ユーザーだけどSwitch1版を買おう”ということは
数字として表れるほどの影響はないことが伺えます。
この先も、Switch1とSwitch2で同時発売されるタイトルは多く存在しており、
任天堂も10月には「ポケモンZA」を両機種に同時発売しますが、
ポケモンZAの売上も圧倒的にSwitch1版の方が高い、という状況が
続くものと考えられます。
では、どうして次世代機版の方が売れないのか。
それを見ていきましょう。
そもそも普及には時間がかかる
新しいゲーム機の発売直後は
当然、”まだそのゲーム機を持っている人は少ない”状態です。
そして、前のゲーム機がヒットしていればしているほど
そのゲーム機を持っている人は非常に多く、
全員が全員、すぐに次世代機を買うわけでゃなく、
また、買おうとしても抽選販売などで買えない人もいます。

例えば、Switch1は既に国内でも3000万台以上売れていますが
Switch2は売れているとは言え、まだ記事執筆時点では150万を
超えたところで、到底追い付く数字ではありません。
この先もハイペースを維持しても、Switch1の売上量に
追い付くには数年以上かかるでしょうし、かなり厳しいでしょう。
”持っている人”の全体数が少なければ当然のことながら
ソフトの売上にも差が出ます。
これまで何年も売上を積み重ねてきたハードに
いきなり勝つ、というのはどのゲーム機でも困難な話で、
最初から次世代機版の方が売れる、などということは
よほど”前のハードの人気がなかった”みたいなことがない限りは
基本的には起こらないのです。
(WiiU⇒Switch1の時のゼルダはSwitch1版の方が売れていましたが
WiiUは既に完全に失速していたこともあって、特別な事例です)
ゲーム機の高額化で移行が鈍っている
ゲーム機は以前よりも高額化しており、
その結果”移行”自体が前よりも時間がかかるようになっています。
PS5もそうでしたし、
Switch2も5万円と、任天堂ハードの中では
群を抜いて高額であるために、
”なかなか移行しないユーザーも多くなる”と考えられます。
そうなると、Switch2版よりSwitch1版の方が売れる、という状況は
今まで以上に長く続く可能性もあり、
特に、Switch2版とSwitch1版では価格差があるソフトなどもあるほか、
Switchのユーザーにはライトユーザーも多いために
グラフィックなどは気にしない人もそれなりに多いです。
そういった側面から考えても、
Switch1⇒Switch2に移行がスムーズに進む可能性は低く、
この先もSwitch1版の方が売れる状況は
長く、続いていくことになりそうです。
抽選販売時代も原因の一つに
ゲーム機は、以前とは異なり、
発売直後は抽選販売が当たり前となりました。
そのため、
”欲しい人の中にも手に入らない人が出て来る”こと、
そして”抽選販売が面倒だと感じて購入意欲を失う人”などが
出てきて、これも”移行が遅れる原因”になります。
抽選販売で外れたユーザーは
”新作がSwitch1で出るならそっちで遊ぼう”となるでしょうし、
抽選に参加できなかったり、面倒だと感じたりした場合も
やはりSwitch1版を選ぶでしょう。
このような”抽選販売時代”になったことも、
”Switch2版よりSwitch1版が売れる”状況が長引く要因には
なってきます。
今後、数年はこの状況が続く
Switch2とSwitch1で同時発売されるソフトは、
今後数年間はSwitch2版よりもSwitch1版の方が
売れる、という状況が続くでしょう。
PS4⇒PS5も、PS5は2020年に発売されましたが、
2022年後半ぐらいまでは、PS4版が必ず上回るぐらいに
売れていたので、Switch2も最低でもそのぐらいはかかるでしょう。
また、
・遊んでいるユーザー層
・PS4よりもSwitch1の方が売上自体が高い
・Switch2版の方がSwitch1版より価格が高いことが多い(PS4とPS5は基本同じ)
ことから、↑よりもさらにSwitch2版の売上が下回る時期が
長い可能性も十分に考えられることです。
まとめ
Switch2版よりもSwitch1版の方が売れることは
近年のゲーム業界では普通のことで、
次世代機版は基本的に早くても1年、2年程度は
前世代機版の売上を下回るケースがほとんどです。
どんなにクオリティに差があっても
この傾向はハッキリと出ているので、
ユーザー側も、クオリティ以外の部分を重視する人の方が
多いということなのでしょう。
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