突然目がチカチカする!恐怖の体験談とその結末を語ります。

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皆様は目に見えていないはずの光が突然見えたことは
ありませんか?
私は、少し前にそんな症状を経験しました。

目は人間に2つしかないものですし、
一度失明してしまえば、基本的にもう光が
戻ってくることはありません。

ですから、大切にしなくてはいけませんし、
私も、目はとても大切にしています。

今回の記事では、そんな私が体験した
”目のチカチカ”についてお話していきます!
同じような症状が出た方の参考になれば、と思います。

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目に見えてないはずの光がチカチカと…!

ある日のこと。
丁度、入浴などを終えて、のんびりしている時に、
ふと、目を瞑っても、なんだかチカチカしているような
印象を受けました。

そして、何だろう?と思っているうちに、
それは、一つの光になっていき、
三日月が崩れたようなかたちの、非常に眩しい光となって、
2つほど、視界に焼きつくようにして写りました。

何だこれは?と思いつつ、目を瞑ってみても、
その光は消えず、戸惑ったものです。
光としてはかなり眩しい光、という印象でした。
目を開けても、見えるには見えるのですが、
その光が見えている部分に関しては
光とだぶってしまい、邪魔だなぁ、という印象を受ける、
そんな状態でした。

しかし、その謎の光は1、2分で次第に縮まっていき、
最後には見えなくなりました。

私の場合は、すでに目の体調を別件で崩していたので
目の病気について、色々調べて学んで、
このブログにも目の症状関連のことを書いていたので、
すぐに、自分に出た症状が何だか分かりました。
そういう意味では色々調べていて良かったです。
何の知識も無ければ相当慌てたと思いますから…。

私の目に見えた光は
「閃輝暗点」もしくは「光視症」
そのどちらかである可能性が非常に高いと
自分で判断しました。
ただ、私は医療関係者ではないので、
流石に断定はできませんし、
素人の独断ほど危険なことはありません。
と、いうことで、翌日、まずは眼科に行くことにしました。

最初に眼科を受診

光が見える症状。
これは、目が原因の「光視症」、
もしくは脳が原因の「閃輝暗点」の2種類が主になります。
なので、目に見えるはずのない光が見えたりした場合は、
眼科と脳神経外科の両方を受診するのが望ましいです。

私は、光が見える症状の翌日、仕事の時間をずらして
眼科の方を受診しました。

眼科で疑われることは「網膜剥離などの前兆現象であること」です。
光視症のほうは、生理的な現象だったり、ストレスが原因だったりで
出ることもあり、心配の必要が無いケースと、
網膜剥離などの前兆であるケースがあるのです。

眼科では眼底検査を行いました。
一時的に瞳孔を広げる薬を入れて、
そのあとに眼底に、出血などがないかを確認する検査です。
この検査の結果、目の方には異常はありませんでした。

また、眼科の先生の診断は
閃輝暗点の方ではないか、とのこと。
つまりは、目ではなく脳の側の問題であるということですね。
私も個人的に閃輝暗点の方を疑っていましたが、
こうしてちゃんとした知識のある先生にそう言っていただけたので
安心できました。

なお、目の方は、飛蚊症の症状も出ている(黒い点が視界に見える症状)ので
また時期をあけて検査をすることになりました。

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脳神経外科を受診

続けて受診したのは脳神経外科。
私が、目の光を見た際には、頭痛などはありませんでした。
が、この閃輝暗点という症状は、一般的には片頭痛の前触れとして
現れることの多い症状となっており、
それが無い状態で現れた場合、脳梗塞の前触れなどの可能性で
あるケースも”稀”にあるとのことでした
(補足すると、片頭痛があっても絶対安全!というわけでは
ないので、検査は受けた方が良いです)

脳神経外科では、その数か月前に既に一度検査をしていたのですが
(別件で検査をしました)
閃輝暗点の症状が出てしまったことをお話して、
再度MRIでの検査を行うことになりました。

相変わらずがっこんがっこん結構な音がします(笑

そして、検査の結果、脳にも異常はありませんでした。

閃輝暗点というのは、目にも、脳にも特に深刻な異常は
ないケースも多いです。
実際には、脳で何らかの作用が起きているからこそ
光が見えるわけですが、命にかかわるようなことではなく、
経過観察で大丈夫、ということになりますね。
私の場合は、そのケースでした。

自己判断は危険!

これまで書いてきたように、私の場合は、心配する必要のない
閃輝暗点でした。今後変化が無ければ、そのまま何もせずとも
大丈夫、ということでしょう。

ですが、自己判断は危険です。
私の場合は、目、脳、両方の検査を受けたからこそ
安心できるだけであって
放置するのは非常に危険です。

網膜剥離の前兆である可能性のある光かもしれませんし、
脳の何らかの異常である可能性も否定できないわけですから、
順番はどちらでも構いませんが、脳神経外科、眼科を
受診することが望ましいです。

まとめ

目のチカチカ…ふつうは見えない光が見える。
私の場合は早めに対処しましたが、
ストレスや疲労などでも出ることはあるので、
しばらく様子を見る判断も、場合によっては良いかもしれません。

が、目にせよ、脳にせよ、もしも病気である場合は、
なるべく早めにそれを見つけて、
早い段階で治療を開始することが求められるのもまた事実ですし、
その方が治療もスムーズに進みます。

判断は難しいところですが、症状が酷い場合、
頻度が増えてきた場合、自分自身が心配な場合は、
ただちに医療機関を受診しても、良いかとは思います。

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