ビジュアルスノウの治療法は?視界の砂嵐を少しでも和らげる方法!

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世の中には「ビジュアルスノウ」と呼ばれる症状が
存在します。

これは、人によって、若干症状は異なりますが、
砂嵐のような粒粒が視界に見えてしまう、というものです。
飛蚊症などと誤解されることもありますが、それとは別です。
明らかに見え方が違います。

何故、そう言いきれるのかと言うと、
私自身も診断されたわけではありませんが
(そもそも知名度が低く、病院で診断されるケースは少ないです)
私にもその砂嵐が見えるからです。
症状は軽いのですが、なかなかそれでも厄介です。

ビジュアルスノウの概要の記事も以前に書きましたが
今回は、その治療法、症状を和らげる方法を
ご紹介していきたいと思います。
実体験を元に書いていきますね。

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ビジュアルスノウの治療法は?

このビジュアルスノウ、厄介なことに治療方法は存在しません。
日本では、ほとんど知名度もなく、眼科などを受診しても
飛蚊症や眼精疲労、自律神経失調症などと診断されてしまうことが
ほとんどでしょう。

しかしながら、このビジュアルスノウと言うモノは確実に存在しており、
精神的な疾患などではなく、脳のはたらきによるものだと言われています。
失明に至ったり、命に関わったりというものではないですが
非常に辛い症状であり、精神的なうつ状態になってしまったり、
その他、色々な症状を併発してしまうことも多い症状です。

治療法はないと書きました。
ですが、症状を和らげるポイントはありますし、
中にはビジュアルスノウが治った!という話も聞きます。

私の個人的な経験も元に、対処法を書いていきます。
ちなみに、私の症状は、回復はしていませんが、
現時点では安定(?)しています。

ストレスを溜めないようにする

そもそも、このビジュアルスノウの症状自体がストレスなのは
分かります。私もそうですからね。
ですが、経験上、何かを不安に思っていたり、気にしている時の
方がビジュアルスノウの症状は強くなっています。
逆に、何かに集中しているときは、私の場合はほとんど気にならなくなります。

また、ストレスが無い状況の方が、視界の砂嵐についても
回復している傾向にあります。

この辺りは人によっても個人差はあると思いますが、
なるべくストレスを溜めないような生活を送ることが
大切であるかと思います。
ビジュアルスノウを悪化させる要素の一つが、ストレスであると
私は考えます。

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気にすると悪化する

ビジュアルスノウの症状は本当に気になります。
そして、嫌なことばかり考えてしまいます。
「もっと悪化するんじゃないか」だとか「失明するんじゃないか」だとか、
そんなことを考えてしまうものだと思います。

基本的に失明する、ということは聞いたことがありませんが、
辛い症状であるのは確かなことだと思います。

しかしながら、気にすれば気にするほど悪化してしまう
感じを私は受けました。
もちろん、「気にし過ぎ」が根本的な原因ではありません。
実際に、脳の働きの一部に異常が出ていたりするケースも
あるようです。

ですが、気にすることで、余計にその症状を悪化
させてしまうことは、私の実体験としてありました。

難しいですが、なるべく気にしないようにすることも、
1つの症状を抑える方法であるかとは思います。

規則正しい生活

ビジュアルスノウの症状だけではなく、
他のどんな症状でもそうですが、できる限り規則正しい生活を
送ることは、とても大切になってきます。

私は、睡眠時間を数時間増やしてから、少しではありますが、
見え方がよくなった気はします。

勿論、それが根本的な治療にはつながらないとは思いますが
可能性のあることは少しでもやっておくと良いと思います。
食生活の方も、考えてみると良いかもしれませんね。

何がきっかけで、良い方に向かうか分からないわけですから
生活リズムの改善も、ビジュアルスノウの見え方の改善に
繋がる可能性は充分にあります。

私の場合は、睡眠時間を増やすことで、少し見やすくなっています。
食生活は、私はあまり変化は感じませんでしたが、これも可能性は
0ではないかと思います

精神的な不安が強い場合

ビジュアルスノウの症状は、時として、精神的な不安を招く
こともあります。
うつのような状態になってしまうことも。
精神的にやられてしまうと、余計にビジュアルスノウの症状も
悪化してしまいかねません。

精神的にきついな、と感じるのであれば
心療内科などを受診して、適切な対処をしてもらうのも一つの方法です。
あまり薬で慢性化してしまうのも良くはありませんが、
放っておけば、どんどん精神的に参って行ってしまいますから、
時にはそういう対処も必要です

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併発している症状への対処

ビジュアルスノウの症状は、砂嵐だけではありません。
耳鳴りや片頭痛、残像が残りやすい、飛蚊症、閃輝暗点などの
症状も併発して引き起こす可能性もあります。
目の健康関連の記事まとめご用意しておりますので、
他の症状にちては、上記を参考にしてみてください。

これらに関して、対処する方法があるものについては
対応しておくと良いと思います。
調子の悪い箇所が増えれば増えるほど、それだけ
ビジュアルスノウ本体の症状も悪化しかねません。

そのため、治せる、抑えられるものに関しては
抑えておくことが望ましいと思います。

私の場合は耳鳴り、残像が残りやすい、飛蚊症、閃輝暗点を
併発しています。
このうち、後者の3つはどうにもなりませんが、
耳鳴りについてはのみ薬があるので、耳鼻科にかよって
そちらで対処しています。

併発している症状を抑えられるモノから抑えていく。
これも大事なことだと私は思いますし、
症状の一つが緩和されるだけでも精神的に私は楽になります

各種の検査はしておく

これは治療ではありませんが、いきなり
「ビジュアルスノウ」と決めつけてしまわないようにしましょう。
ビジュアルスノウかも?という症状が出ている場合は、
まずは「眼科」「脳神経外科」でそれぞれ検査を行ってください。
別の病気である可能性も十分にありますからね。

目などであれば網膜剥離などの病気である可能性もありますし、
脳も、脳梗塞などの予兆として、見え方に異常が現れる場合もあります。
それらの可能性が0ではないわけですから、
いきなり、何の検査もせずに「ビジュアルスノウ」と勝手に
判断してしまうことは危険です。

検査しても何の異常がない場合は、疑わしいですが、
まず、検査することは大事なので、そこを飛ばさないようにしましょう。

研究は行われている

このビジュアルスノウという症状、
海外では小規模ではありますが、研究がおこなわれています。
今すぐにどうこう、ということは難しいかもしれませんが
研究がおこなわれている、ということは希望もあるということです。
いつの日にか、ビジュアルスノウに対する有効な治療薬なども
登場するかもしれません。

また、どのような要因があったのかはワカリマセンが
ビジュアルスノウの状態から回復した!という人も
ネットなどでは見かけます。
一つ一つの細かい要素を積み重ねていけば、
良くなる可能性はある、ということだと思います。

現時点では上で書いたような、本当に小さな対処法しか
ありませんが、それを一つ一つ積み重ねていくことで、
急に回復に向かう可能性もあるのだと信じて、
私は上手く付き合っていきたいと思います。

まとめ

私の症状は、他の方と比較はできませんが
比較的軽めの方だと思います。
ただし、耳鳴りはうるさいですし、目の残像がかなり気になりますし、
白い壁を見ると、点粒や、酷い時は、時々カラフルな点粒が
見えたりします。

不安と言えば不安です。
ですが、私は考えを変えて、一つ一つできることを
やっていくことにします。
例え「0.1」の効果しかないものでも、10個積み重ねれば1に
なります。そうして色々積み重ねていくうちに、
もしかしたら、治るかもしれませんからね…!

ビジュアルスノウに関しては情報交換も
積極的に行っていきたいところです!

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